なぜ負けるのか…

 



なぜ負けるのか…


皆さんは…

どちらかと言えば、勝ってる人のチャートや通貨ペアの情報、ポジションを取りに行こうとする前の読み方、方向などの情報を探ろうとしてる方が多いですね?

普通に考えればそうなりますが、知ったからって自分の利益になるわけでもありません。

仮に利益になっても、これは勝ち馬に乗っただけで自分のトレードではないので、全く進歩しない時間と利益で、そういった泡銭は吐き出す時が来ます。


勝てるようになった人は、同じ時間を使う中で、これ以上ないほど考えて苦労をしてきた人です。人が勝ってるなんかどうでも良く、そういう方の情報まで読みません。寧ろ逆に孤独で地味にチャートに向き合い、如何に自分の実力を向上させるかに全部の時間を掛けています。



FXはギャンブルではない

勝ち馬に乗ることも、自動売買を使うことも、自分を育てる修行から逃げています。

FXはギャンブルではない理由…勝っている情報や勝ち方だけが勉強ではありませんね?

ギャンブルであれば情報に乗っかるという発想が成立しますが、FXは投機であって技術・技能を持って自分のリスクコントロールの上で利益を意図的に出す事も可能な取引です。くじ引きでもなく、抽選でもなく、宝くじでもないわけです。運任せではダメです。



ギャンブルではないので、負ける理由も深く考えられます。

勝ってる人を皆んな追いかけようとしますが、負ける理由って皆んなそんなに考えないところですね。考えたくないのかも知れませんが。

考えても、ルールがなんとかかんとか、レンジでエントリーしてしまった、資金管理やリスクリワードなどとは違いますよ。


チャートというのは、一定の値幅を持って動いているので、例えば130.000から130.600まで上がっていく場合、

①上がると思えない

②.600まで上がると予測出来ない

③.600まで上がって下がる

ということで、そう見えないからエントリーが出来ない人や、エントリーしても読み方が遅すぎるために途中で折られて思った利益が取れず、ロングの形であっても負けるといった事が出てくるわけです。

テクニカル分析で負けるから、テクニカル以外の資金管理などを理由にしますが、利益を取れる時も負ける時もテクニックが左右しています。


チャートの特性を知れば、上がってからショートも出来ますし、ちょっと上がる時にスキャルで抜く事もできますね。

分からないのにエントリーするという事は、これは勘でトレードしています。たまたま利益になったというもの、オシレーターが示しているというのもこれに近い状態です。オシレーターがなければエントリー出来ない点で既にチャートを読んでいませんね。だからチャート画面に色々出してる人は実際のところ読めてません。


この事からも分かる通り、すべき事はなぜ負けるのかを考えてください。原因はいくつも出てきますし、中には結局チャート分析が出来ていないことに気付く人もいるはずです。自分の今できていることと出来ていない事が明確に分かるというのは成長には欠かせない事なんです。

ただ毎日何となくトレードして上手くなってるかどうかも分からないといったものが一番厄介です。


負けるには共通して何か原因があります。色々ありますが、レンジではなくても例えばローソクが動いてるように見えて小休止の時。いくら頑張っても数十分同じところで上下されて勢いよくレートが逆行すれば危ないという判断で損切りします。

負ける共通点があるならその逆にチャートには利益が取れるタイミングや波、パターンがあり、ある一定の分析力が有れば見抜ける突破口があるという想像も出来ませんか?

そこでチャートパターンだと思った人は、まだ何かの枠に思考を当て嵌めようとしています。手っ取り早い必殺技を見つけようとしてる段階では見つかりません。


勝ってる人を見てても、真似も出来なければ成長もしません。突破口とは、少し利益が取れる方法ではなく、FXのテクニカル分析レベルが1つも2つも上がるものです。

FXはギャンブルではないのに、パチンコの攻略法を探すようなことをしていて技能が高まるはずもなく、自分で気付きにくいことを大半の方がしています。

どこで、どうやって、どういう見方でエントリーしたら利益が出るのか、というのをずっと考えて負けるのが初心者です。

なら、一度徹底的に負け方を知るべきです。発想を逆転させれば今まで見えなかった違うものが見えるはずです。

レンジでエントリーするから負けるのであれば、レンジは避けよう…ではなく、なぜここでレンジになっているか、どういうところでレンジが発生するのか。Wトップができるメカニズム、などテクニカル分析で解明していくべき事は山ほどあります。大衆がローソクを作るから自然とそうなってると言ってたら一生ローソクに騙されて遊ばれます。


勝ち方を知ってる人は、どこでどうやれば負けるかも高いレベルで知っており、深く説明が出来ます。

ナイストレード!と褒める人は嬉しいですね。

でも、なぜそれがダメなのか教えてくれる人はもっと貴重です。褒めた方が喜ばれますが、ムチをくれる人は自分の評価を下げてまで大事な事を教えてるんです。綺麗事の世界には価値あるものはないという事です。

他人は褒めますが自分の親は叱ってくれます。だから自分で見つめ直し自分を叱れる人、即ちエジソンのように失敗を恐れず失敗から分析出来る人が成功を探せます。


大衆が見ているものを追いかけてはいけないんですよ…人が多いところに属していたら自分は大衆の一部・間違った方向にいると客観視してください。これは否定してるのではなく、別の視点から説明出来るからです。そしてその大衆の半数以上が負けているからですね。

その大衆が狙うポイントを知って、売買が拮抗してやりにくくなる前後のスムーズな時を狙うのが一部の人や機関投資家が狙うポイントです。

勝てている人がいるのは負けてる大勢が損切りで勢いが増しているのも含まれます。価値ある分析テクニックが市場に、しかも無料で出回らないのは、多数が同じことをすれば勝てなくなってくるからです。


例えば…1万人が参加するゲームで、上位5%の500人だけが儲かるといった場合、その500人の中の10%であるトップ50人が何らかの方法で特定の外部の人にノウハウを漏らせば、100〜500位の方は同じテクニックではもう通用しませんね。1人が漏らせばその1人は良い気分で2人に話します。だから今までのトップ500位は圏外の501人目以降になります。


あなたが欲しいのは…

①上位1000〜9000位の情報

②上位200位の情報

どちらでしょうか。

こういう事が分からないとお金に関する情報の正誤は迷いますし、どこに情報があるかも分からなくなりますね。

というのも、情報がただで手に入るというのは①です。②は自分の立ち位置まで危うくなるのにボランティアはしません。

だから価値ある情報は見えるところになく、普通はそういう情報(分析手法)の存在さえ気付きません。

では、5000位は上位5%に入れないのか…そんなことはなく、FXはいくらでも飛び級できます。が、先ず思考を大衆からチェンジする必要があるって事です。


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