FXの基礎計算…私のレバレッジ計算方法

 





【レバレッジ】


レバレッジの仕組みは、トレーダーの口座資金から証拠金を担保として業者に差し出し、FX会社が担保から数倍の金額での取引を保証することで成立しています。

FXを始めて間もない方はレバレッジは設定で決めて取引をするものと思ってる場合が多いですが、国内のFX会社では自動で割合を計算して表示されるところもあれば、中には表示がない会社もあります。

多くの会社では設定どころか表示もないので、ご自身の計算が必要になります。


表示がないなら計算要らない…

そんな方ほど大事なお金を溶かしやすくなります。

資金管理とリスクリワードレシオ(利益と損失の比率)、破産確率というものがあるので投資を行う上で常に考えていくべきです。


が…面倒…と思った人も多いと思うのでそういう方向けの記事にしますね^ ^

★このブログはテクニック等の大事な記事ほど極端に読まれない傾向にありますが、そういうところに覚えておいた方が良い事やよく考えたら深い論点を散りばめています。



【通貨/数量】

通貨は一部最低が1万通貨という会社がありますが、ここでは最も多い1000通貨単位で計算します。

国内……1000通貨=1Lot

海外……1000通貨=0.01Lot

このロット数が変わります。

海外は基本的に1Lotが10万通貨と大きいので、1/100にした0.01が取引で使う最小ロットになります。

海外で1Lotというのは=国内では100Lotです。



【pips】

pipの複数形がpipsになります。
Pip(ピップ)とは値動きの最小単位です。
ドル円とクロス円は下2桁(1銭)が最小単位で、

0.0

1銭単位で値が動いていたため、慣習で今でも1銭を1Pipと読んでいます。
クロス円の通貨以外のほとんどが下4桁が最小単位であったので、

0.000

1Pipとなります。


現在では、対円では下3桁、その他の通貨は下5桁が最小単位となっているため、0.1銭単位での値動きとなっています。

0.00

0.0000

0.1銭は0.1Pipです。


国内業者の中には0.1pips1pipとして表記している場合もあります。


単純に最小0.01Lot(国内1Lot)で最小0.1pips動けば1円になると覚えましょう。



【証拠金】

口座に預け入れる金額を証拠金

取引に使う金額を必要証拠金

といいます。

10万円ある時に取引で7万円使えば70%を必要証拠金として使っています。ポジションを持っている間の出金可能額は3万円です(含み損で変動します)。

空きが3万円もあると考えるか、3万円しかないと思うかは人それぞれですが、含み損をどれだけ耐えるかはトレーダーの数量や考えによって変わってきます。大きく含み損が出ても許容範囲で利益に転換するまで待つ場合は、この余裕の幅は大きく見ておかないとロスカットになります。



【レバレッジ計算】

1ポンド160円前後…ここではこれが1番証拠金が必要と考えます。約160円見ておけば他の通貨でも計算通りにエントリー出来るという金額です、


そして、レバレッジ最大は国内25倍、海外1000倍を基本に記載します。


必要証拠金の計算

●国内…

160円×1000通貨/レバレッジ25=6400円

取引で1Lot使う毎に6400円必要ということです。


●海外…

160円×1000通貨/レバレッジ1000=160円

取引で0.01Lot毎に160円必要です。


同じ利益になるのに最大レバレッジが違うだけで大きく必要証拠金が違いますね。

このように簡単に1Lot、0.01Lot入れるのにいくら必要か先に把握しておくと簡単です。

7000円と200円という風に大体暗算で構いませんしこの方がパッと出てくるようになります。


最大Lot数

では、今10万円ある場合の最大Lot数は…

国内…100000/6400=15.625

海外…100000/160=625

国内では15Lot、海外では6.25Lot(国内625Lot)打てることになります。


このようにして自分の今の会社の最小ロットの必要証拠金を予め計算で出せば、証拠金から常に最大Lot数を把握できます



国内では最大レバレッジ25なので、自分は最大15Lot出来る、レバレッジ5でしたいと思えば1/5にするだけです、

レバレッジ25→5 (1/5に)をしたらロットも

15Lot/5=3Lot

これでレバレッジ5の取引です。


海外では、レバレッジ1000なのでレバレッジ10でしたいって方は1/100に割るだけです。

6.25Lot/100=0.06Lot

このLotで取引するとレバレッジ10です。



レバレッジを上げる=高くする

と利確出来る時は大きく利益を上げれますが、損失が出る時はその分マイナスも大きくなります。

このリスクリワードの比率を考えて、Lot設定しておかないとあっという間に資金を減らしますし、トレードというよりギャンブル要素が大きくなります。


全部暗算でしようと思ってもできるので、私流のレバレッジ計算方法をご紹介しました。

因みに、5〜15ぐらいが利益を増やしていきながら損切り額も抑えれるレバレッジ設定ではないかなと思います。

勿論pipsを上げる努力は必要です。

最大Lot数を常に把握するだけで、安全に取引出来るのは何分の1かなと設定出来るので、1枚じゃなくいつも3枚入れる方はMAXにエントリーしたらレバレッジいくら、だから基本Lot設定いくらって出ますね。


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