FXのリテラシー/データで見るテクニカルの必要性

 




FXのリテラシー/データで見るテクニカルの必要性

下記は、先物取引業協会さんの2018年のデータをお借りしています。

<引用>
外国為替証拠金取引の取引顧客における
金融リテラシーに関する実態調査
~調査結果報告書~

こうした情報からどのようにFXを考えていくかも戦略です。





FXの取引年数についてみると、「5年以上」が44.9%と最も高く、改いで、「1年以上~3年未満」が21.4%。「5年以上」は男性(47.3%)で女性(37.1%)よりも高い。
FXによる昨年の利益額(損失額)については、「利益額が~20万円未満」が35.6%と最も高く、次いで「0円又は失額が~-20万円未満」が 28.4%と、『△20万円未満~+20万円未満」の間で全体の6割以上となっている。

FX歴5年以上の方で、1年を通して損益分岐点の利益で推移しているという結果です。5年未満の方はもっと利益が少ない…

35.6%の年間20万円未満(月1〜2万)では果たして勝ってると言えるのか…ここを入れない場合は、実際に収益を上げてる人は全体の15%前後となってきます。数百万以上は5%以下と見るのが妥当です。それぐらい厳しいものだと認識する方が適切ですね。



FXに関する情報収集・知識はどこで?




多くはやはりWebサイト情報です。次いで書籍ですね。

情報を得るには一番早い方法が多いのは確かですが、FX歴3〜5年及び5年以上の経験者の合計6割がFXで損益分岐点にいる人が多いという結果になります。利益があっても年間で20万円未満です。

これは国内のデータ(先物取引業協会)ですので国内口座でFX取引してるものになります。

皆さんが考えてるほど現実は甘くなく、その理由が皆んなが多く見てるものに原因があるという意味にもなります。そう捉えることが自然ですね。


それらの情報が正しければもっと多くの人が利益を得ていても不思議ではなく、日本語のWEB情報が世界で見ても優れていて日本人だけ異常にFXに強い人が多いという偏りが見られるわけでもなく、

どこの国でも7〜8割は資金を失っているとデータが出されてます。正味情報では15%しか残高を増やせていないといったものもあります。

WEBや動画サイトにあるものはFXをする者にとっては極一般的なもので、それで勉強しても平均的な値を出ないと解するのが妥当ですね。それが分かってからがスタートです。


FXの技術や知識は、その7〜8割よりも数段上のものを入れないと頭ひとつ出ないと分かった人だけが年間 △20〜+20万円の域を出ます。勝つ方法と言ってる人の情報はこの20万円までの論法が多いんです。

勝ってる人の人並みに勝てたら良いと思ってる人は、この平均の利益で満足出来る人です。それならFXではなく物販をしてる方がもっと収入が増えるでしょう。




世帯年収1,000万円以上はテクニカル分析とファンダメンタルに力を入れている



世帯年収が高いところは技術やお金の流れを重視して情報を探ってることを表しています。

当然の結果ではありますが、FXはそれなくして勝てないことを知っている人が利益を掴みやすいということですね。


FXは「思考と技術」が大切なんです。

最初の取っ掛かりから考え方が違うだけで物凄く遠回りを強いられます。

勝てる道に早く行きたい、そのような人が何を勉強して何をするために行動するか、これはFXに限ったことではなく何事にも共通する成功者の最低限の思考で、普通の人が考えられることをして普通以上の収益を得れるわけがない摂理です。




FXで利益を出す手法を会得しているか




自営業主・自由業・役員・管理者で年収が高くなるほど【手法を会得している】に、はいと回答しています。

手法など関係ないとか言ってる人は年収が高くないのかもしれません。


上記の情報を繋げてトータルで考えてみてください。

年収が多い人ほど勉強をしている。しかもテクニカル分析の知識を重視していると分かりますね。富裕層になるほどやってなさそうで本当に勉強してますし、人には見せず努力しています。

それがないと「チャート分析が出来ない上に再現性がなく」、「利益に繋がらない」という当たり前のことであっても、その重要度の認識レベルが他の層よりも高いんです。


方法論が無いと同じことを繰り返せません

いち早く取り組んだ人は、皆んなが止まってる時にも進めます。相場観やチャート分析に必要なものは何かを見極めれる前にその段階に上がれる入口までは早く行かないと、見れるものも見れない目になります。日を追うごとにチャートに対する悪い習慣でそうなるからです。

来年になったら本格的にする、と言っていてはこの1年毎日してることで癖付いたものが悪い習慣となって、来年いざ始める前に可能性を下げることもあります。


利益に出来ないテクニカルを覚えた人が、5年10年と経った時に、間違いに気付いて0ベースにし、もう一度学び直す気持ちがあっても、どうにもならないFXの癖を取るには相当苦労するでしょう。

5年10年何も考えていなかった答えではなく、考えに考え抜いた答えの勉強法で太刀打ち出来なかったチャート分析が数年後に大化けすることはありませんよね?


正解のことをしていたら1、2年で結構な分析力になってるのが普通です。

その多くは間違いにも気付かずそのままに進みます。気付いて修正する期間・覚え直す期間・実践やトレーニング期間、早く気付く人よりも相当な時間を使います。



FXは自分で試行錯誤して手法を練っていくものだと言う人もいます。それも正解です。でもどうしても悪い方を見て可能性で遠ざかる人の方が多いからFXで勝っていない人が沢山いるのが現状です。


それに5年も掛けてたら何が正しいか判断出来るはずもなく、利益がある・勝ってるという基準もいくら以上でそう判断するか、その方法が正しくて数年掛けるかはそれぞれの目標値で裁量判断です。

もっと上のものをもっと楽に、という世界やレベルがあることを知らずに独学が正解だったかは生涯利益を比較するしかないことですね。

しかし、独学の専業者よりも上の技術かは短時間で判断できますね。片方はそれを知らないでトレードしてるんですから見れば分かることもあります。


プラスで勝ってるという人が年間20〜30万円でそう言うのか、当初の予定では年1,000万円ぐらい想定していたら全然勝っていない。この差がテクニカルの差です。運で900万以上の差は出ません。

できない人は証拠金の差だと思うでしょうが、実力がなければそんな証拠金も取られて終わります。


もっと出来ている3年生から見ればその5年のキャリアは全然分かっていないということも多々あります。

一言で「会得している手法がある」といっても、プラス益を取ってる上位25%の中でも、同じ資金でスタートしたのに年間利益率が50%と200%の人のトレーディングレベルでは大きく違うものがありますね。皆んな同じテクニカルレベルではありません。


圧倒的に勝ってる負けようにない1%は存在します。


同じ手法の人でも完成レベルが違うもので、テクニカル分析の分野が違えば、当然知り得ない領域はあります。分かれば分かるほど、上級者になるほどテクニカルの奥深さを知っていきますが、FXにそんな聖杯のようなものはないと言う人ほど浅いテクニカルしか身に付けていません。領域の想像が付かないからです。


例えば、20歳で建築を覚えるために建設会社に入り10〜15年勉強したとします。でも目指していた建物を建てれず、30〜35歳の時に違う建築技術を勉強しないといけなかったと気付いた時、そこからやり直せますか。それがFXの場合は始めるのが40歳や50歳かもしれません。

FXのチャートの形成は時間が掛かるので未来チャートの検証は物凄く時間が必要です。だからお金よりも一番失ってはいけないものが時間です。早く着手する方が研究時間を作れるので、取り掛かりの研究課題(専門分野)を早く見つけることが成功に早く近付きます。



世帯年収が高い人ほどテクニカルが大切だと思ってるのは、周りに実際に投資で成功してる人がいる確率が高く生の意見を聞いてるんです。いずれも聞く機会があるか、物事の習得方法を知っているかの違いがあります。

まだ身に付けてなくても、どうやれば良いかを知ってる人と、全く知らないところからのスタートでは既に大きな差が出ますね。


本当に真剣に投資や投機を考えているなら、一言で手法を考えない方が良いです。勝っていく人ほど深く重く受け止めているものだからです。




トレードが難しくなる順

①低Lot×短pips

②高Lot×短pips

③低Lot×中pips

④高Lot×中pips

⑤低Lot×長pips

⑥高pips×長pips

ロットは上がるほど難しくなり、利確pipsは長くなるほど難しくなります。単純に⑥の高Lotで長pipsは一番利益を取れるトレードですね。

しかし、これは利確出来るプラス益の場合です。

pipsを短くすればトレードは簡単で、pipsが短い代わりにロットを上げれば良いのですが、含み損を抱える時を想像してください。

短pips狙いはトレード回数が増える分だけリスクを負う確率が上がり、ロットが上がった状態では損失も同時に増える駆け引きをしてるんです。

損失時のことを含めて考えると上記の順番は必ずしもその限りではなく上下が入れ替わってきますし、短pipsが返って難しいことも出てきます。

よく考えてください。利確するということは、チャートが進めばもうさっきの好条件のレートでは入れれないことですね。スキャルの人は後先を考えず利確して次のエントリーで根こそぎ利益を取られるという場が悪い極端なトレードをしてる場合も多々あります。

理屈では簡単な短pipsですが、トレードを難しくしてることに気付いてない人も多いんですよね。


毎日トレードして毎日勝っていける人を私は知りません。相場が取りやすい状態になってるか分析で分かる人ほど毎日してる人はいません。

失敗する人の多くはいつの上昇も下降も同じに見えて、誰のものを見てるのか毎日トレードすることが当たり前と思い込み、どこかでも利益が取れるものだと信じ込んでいます。チャートが作り出すチャートの時間を無視した自分本意のトレードです。

そうやって簡単にエントリーする人は簡単に失うんです。



⚫︎より高くショート

⚫︎より低くロング

⚫︎中途半端な相場は触らない

これは基本中の基本であり、実際は上級者しか身を持って分からないことでもあります。

どんなに良い分析法でも、扱う人の性格までコントロール出来ません。やってはいけない事や癖を取るのは技術ではなく思考の分野だからです。


しかし、その思考と技術はセット、表裏一体で心技一体、同時に高めていくためにもテクニカルの善し悪しはトレーダーの将来を決めてしまうものであり、目的や希望を叶えるためには出会うべきものです。

悪い分析も、良い分析法も、その時が来るまでリアルやデモを問わずやり続けなければ本当に分かる時は来ません。スポーツでも教えられた時は頭で理解して頷きますが、実技では再現出来ませんね?自分のレベルが上がった時に教えの本当の意味が身をもって分かる時が来ます。


出来ない人ほど結論が早いんです。今すぐではないのに今すぐ出来ると思ってる人が何も出来るようになってない理由です。

聞いて直ぐに出来るなら元々実力がある人です。それがなくて負けるならトレーニングしかないですね。


FXで成功するための「テクニカルの必要性」で、生涯獲得金額が変わるのがFXの分析法です。

親から子に伝承する帝王学の様なもの、技術、財産、富裕層間の儲けるためのビジネス思考・スキル、ノウハウ等、こういうものは一部で共有されてるから一般には出回ることはありません。誰でも見れるところに載せる必要がありませんよね。




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