★★ 風林火山
★★ 風林火山
疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山
これは孫子の言葉で、「風林火山」と略して言われてるものですね。
風のように素早く動き
林のように静かに構え
火のように激しい勢いで
山のようにどっしり動かず
武田信玄が軍旗に示さなかった
続きが大事ということのようですが…
難知如陰 動如雷霆
敵に察知されないのは闇のように、
行動を起こす時は雷のように威勢よく
※VAJRAは雷神の武器(最も強固なもの)から。
トレードは、山のようにどっしり構えて「待つこと」が重要です。
「トレードをやらない」ということが大切な見極めになってきます。
勝つためにするのにやらない?
勝つためにトレードしないことが重要なんです。
正しくはボラティリティもないところでやるから、取れないし一向に判断力も付かなくなります。
資金を減らしてもトレードをしたいのか、トレードしたい欲を抑えて資金が増えることをしたいのか選ぶことが大切で、チャートを分かってる人ほどトレードをしません。
厳密には、深くチャート分析できてくるほど相場の小さな波で安易に手を出せなくなるし(知ってるから)、大きく取ればその間のごちゃごちゃとするものを省けるからです。
そのために「取れるところ」と「どうやっても負けるところ」を明らかに分かる分析が大切になってきますし、分からなければいつまでも叩いてしまうチキン利確・往復ビンタトレードが続きますよ。
資金力で何とかプラス益にしてるようなトレーダーの勘スキャルを見ても、自身の成長にプラスになるようなものは何もないってことです。
余談ですが、SNSを中心としてネット上に溢れてる手法というのは殆どが少しは出来るってものです。中にはごく僅かに使えるものも存在しますが、そこで思考を持ってないと見逃すんです。見逃さなくても使える状態に持っていけないこともあります。
プラス益や勝ちトレードしてる人のトレードしていない間の期間を見てみてください。動く時しかやってない人・pipsを取ってる人がチャートを読めてる人です。金額じゃないんですよ。
それで取れる時…専業ならリスクを上げることは極力避けますし、超短期トレードでの複数の失敗では食べていけなくなる危険性もあるから取り返せる時に何回かの損失分は回収できることを考えます。チャンスはそんなに多くないことを知れば、何日かに訪れるその乗れる機会のために待ち、短くチキン利確しなくても良い安心・安全な戦略を練るのが職人です。
出来ない人は減らしたくないリスク計算をしますが、出来る人は戦略を計算します。
だから表面上は色んな勝ち方・手法があるといっても本当に実践向きなテクニカルは極めて限られてきます。細かくプラスで取る癖が付くと減らす日や大きく損失を出す日が絶対に出てくるので、取れてる人はやってないんですよ。損切りが少なくある程度pipsも取れるトレード(勝率が良い)に行き着くのが普通なので。
だからその考えを最初から持てない人(別のギャンブルトレードの感化)は負けるトレードを覚えて抜け出せなくなります。
言い換えれば、負けやすい考えの人が好むトレード法(手法)は、実戦では活かしにくいもの(相場に合ってないもの)を選択しやすいとも言えます。
チャートはどうなるか分からないから待つというものではなく、狙ってる動き=取れることが分かるトレンドが来るところを知るから待つんです。
ハッキリと言って…誰もが初心者の時に思う、チャートの先がどうなっていくか分かる人はいないって言ってる次元ではないってことです。
戦いの共通点はトレーディングや勝負でも同じで
手を出さない時は林のように何もせず静観。
風のように素早く分析して火のように勢いよく。
戦略は闇のように…察知されない→勝つための戦略やテクニカルは簡単に分かるような単純なものではないかもしれませんね。念蜜な計画や手段ってそういうものです。
行動は雷のように…実行は時と場所を選び、そのタイミングが大事で、勝機は威勢よく行かないとチャンスを逃します。
静と動
静…過去チャート、レンジ
動…未来チャート、トレンド
過去で「波形」が分かっても未来の「波動」を熟知しなければ先を描けません。
「形」を知っても、「動」を制しないとダメだということです。
波動はトレンドで「縦波と横波」の「動」。
チャートの動きの予測ができなれば現在〜未来レートで利益を取れませんよね。
「動」は時間が重要なキーワードになってきます。波の発生は、TIME、LIQUIDITY、VOLATILITY
流動性と変動性が関係し、発生や継続は時間も関係してきます。
※市場オープンなどの時間ではありません。
ローソクは理由なく突然伸びるものでも急にトレンドができるものでもないので、テクニカル分析が成立します。
指標や介入ではない限り、いくら毎日自然な通貨売買が行われていても急に何百pipsも動かないし急な上下があってもトレンドにならないってことです。
なんて事がない文章の様でも大事なことを書いてますよ…理解する人は数百pips取れます。
波形を読む部類になる分析では読める範囲が限られ、進むのか進まないかを半分当てに行くかの追従になってしまいます。波動は動きを読む分析で原理でこれから進む強さや範囲も読みます。
前ページでは書いていない部分ですね。
「守りのトレード」と「攻めのトレード」
色々ありますが、スポーツでは守りが強くても点を取れずに負けるので、私はトレードで攻めることに重きをおいてます。
プラス益、取り返し、ができれば少々負けても資金は復活して伸ばしていけるからです。小さなpipsでプラスを重ねても努力回数の割に一回で持って行かれてたら何をしてるか分からないですね。
トレードで攻め方を知らないのは致命傷になるので、守りの何倍もテクニカル分析や実行力・実戦テクニックが大切なんです。
いくら資金管理でロットを抑えて机上の空論を言ってても、トレードで勝てなければ何の意味もありません。戦い方・戦略を知らなければ…
戦闘力が低く、取らなければ取られてしまう…やるかやられるか……そういうものですね。
私はエリオット波動理論で分析してるわけではないですが、世界で有名な金・暗号通貨を好む株式も含めての資産家(投資・投機)トレーダーはエリオットの天才と言われてますよね。実際はエリオットだけではなく違う応用理論を使って読んでるとは思いますが。
波動分析は誰でも容易に習得できないテクニカルで難しいものですが、生涯をかけてでも研究できるテーマで奥深いものだと思います。移動平均線も奥が深いものですよ。
過去記事の
これは皆さん読まれてるようですね。
他、★記事はsite mapにまとめていて、去年のものはよく読まれています。
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