★ 「ラテラルシンキング」と「ロジカルシンキング」

 




★ 「ラテラルシンキング」と「ロジカルシンキング」


技術的分析(テクニカル)は、チャートの予測のために必要な分析です。


ファンダメンタルズ分析も、チャート予測には必要な観点ですが、長期ポジションを保有しない限りそれほど必要としないものです。5円下がる前に1円上げてからって場合、先にファンダメンタルでショートすれば1円幅の含み損を抱えます。タイミングはテクニカルなので私のように含み損嫌いな方は技術重視が良いと思います。


CFDのFXや商品は、1日〜数週間の取引が多く、長期はかえってリスクが出てくるので、一定期間・区間で利益確定を図る方が効率も上がります。

単純に、数日の動きで急に上げようと下げようとファンダメンタルは不要でテクニカルが働いた動きが殆どになります。



そのテクニカル分析をしていく中で、学生時代から理数系が得意だった方は少し有利に働きます。


その理由としては、文系の暗記して手法習得よりも、論理的に考えて物事を解決する「思考」がチャート分析には欲しい部分でもあるからです。


数学が得意だった場合、暗算も合わせて得意ならレバレッジや証拠金維持率なども見れば、今の状況で危なくないか、あと何pipsで損益がいくらかが判断しやすくなりますね。

維持率よりも実効レバレッジは分かる方が良いでしょう。国内のアプリであれば総ポジションの実効レバレッジが表示されてますが、海外のプラットフォームでは表示されないので有効証拠金と必要証拠金から自分で計算できた方がいいものです。

※維持率で判断は危険です。


理数系が得意とか、好きだっていうメリットは、計算や答えが合ってる間違ってるはどうでも良いんです、勿論テストでは答えが合ってないと点はもらえませんが…

そうではなく、「読んで理解し」「考える力」「解けるまでトライ」を身に付けるためにやってることなんです。将来的にビジネスでも、あれば良い能力・思考になるからですね。

学生時代の「過去の」学歴や偏差値などは問題ではなく、「考える力」「発想力」「洞察力」「根気」がテクニカル分析習得でもある方が良いから、ブログでは思考が大事って言ってる理由です。


視点、観点、能力、センスがある方、そういう考え方が身に付いてる方や得意としてる方は、有利ではあるけども、逆にそこに素直さがなく外れすぎた独創性になれば攻略から遠のきます。いえ、物凄く遠のきます。


本当にトレード利益を取ることと畑違いなテクニカルを勉強してる人結構多いんですよ。理数系でも資金管理の方向に行き技術から遠ざかる人もいます。



FXや株でテクニカルが身に付かない人はこっちのタイプが多いのかなという印象です。根拠なくチャート攻略の穴を見つけれると思ってる人です。


これはエリオットだ、そうじゃないなどの論争もあるみたいですが、トレンドフォローできたらどっちでもいいものですね。こういうのはWトップなどのチャートパターンと同じで、そのメカニズムを知らないから堂々巡りのパターンに嵌ります。

指標やチャートの方向性を何でも金利や情勢で考える凝り固まったファンダメンタルの方が多いですね。そういう傾向の方はドル円・クロス円が下がることをいつまでも理解できなかったり。



そうなれば文系の方の覚える能力が超えることも出てきます。私みたいなテクニカル開発側が何年も掛けて構築してきた抽出された技術を良いところだけ素直にサッと暗記してトレードに活かせばいいんです。



ラテラルシンキングは、

既成事実や既成概念の固定された考え方に囚われず、独自のアイデアや独創的な結論を導き出すための思考方法。様々な視点から自由に発想し常識を壊して革新的な発想をするなど。


ロジカルシンキングは、

物事を体系的に整理して道筋を立て、矛盾なく考える思考方法。様々な視点から分析をして解決策を検討するなど。


既成手法で上手くいかない人の決定的な弱点は、私が思うのは精度の問題をクリアしていないからです。損失許容範囲も関係しますが、1つは方向が合っていても取れないところでエントリーしていることです。こういう癖の人は何の手法を探しても同じになります。

ラテラルシンキング的思考でテクニカルを革新的に変えて発見するのはそこをクリアしてからです。



空間把握能力など、地図を読んだり、パズルが得意とか、ゲームが得意など、実はテクニカルってそういうのも表れたりします。

ゲームばかりして怒られてた人…私もそういう時ありましたが、デザインの仕事や発想はテクニカル攻略に活かせてる実感がありますね。


よく言われる、テクニカルでのエントリー根拠や、その結論に至った理由などの言語化。

これは大事です。


なぜ取れなかった理由もテクニカルですし、勿論取れた理由もテクニカルで、その理由が具体的に言葉にできて、明確になるほど的確な根拠が抽出されます。繰り返して同じ方法でトレードで勝てる…に繋がっていくものです。


発想がないもの、想像・創造できないもの、自分が知らない上級テクニカルは実現させれないので、「思考」でテクニカルは向上させれないと思っていたら、その攻略の糸口はずっと見つかりません。


色んな記事を書いてますが、気付けた人はそうじゃない人より相場に合ったテクニカルを早く覚えれると思いますよ。

頭が固いとか、柔軟な発想ができないとか、チャートはファンダメンタルだって固定観念や、数年の別の思い込みやトレードの癖が付いてきた人は、早く取り除く思考を持たないと厄介です。


→取り除く
→戦略・計画を立てる
→分析・手法、ジャンル(流派)を絞る
→勉強・習得していく
→実践に活かせるトレーニング
→修正・補強・改善
→研究・抽出(シンプルにしていく)
→繰り返して未来検証と実践訓練

分析法開発しない場合の習得までの普通の流れです。

正しく相場に合うことを覚えていけたら完成した時に大きいですが、入口から違ったものなら…

トレードで出てくる疑問や不思議は全部テクニカルで解決するので、もっと色々考えてみてください。

自由な発想・革新的な発想、閃きはテクニカルに必要です。



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