★ 迷路に突入し始める三年目
迷路に突入し始める三年目
FXを始めて2年が過ぎたちょうど三年生になる頃までには、チャート分析の本髄を知ってることが理想です。
FXは正解がない道で、その限りなく正解に近づかない道は証拠金を失うことにもなるので、何度も言ってることも含めて不特定多数が読むブログ上は厳しめに書いてます。
その2年の間にも、皆さん相当な時間を掛けて勉強してきたと思います。
しかし、努力だけでは評価してもらえないのが子供の世界とは違う大人の世界ですね…。結果が全てで手応えすらなければそれはやっていないと言われてしまいます。
イチロー
自分が全く予想しない球が来たときに、どう対応するか
それが大事です
試合では打ちたい球は来ない
好きな球を待っていたのでは終わってしまいます
リオネル・メッシ
努力すれば報われる?
そうじゃないだろ
報われるまで努力するんだ
FXに置き換えると、得意な相場を待つことも大事、でも待ってるだけでもダメで、どのようなイレギュラーな時にも判断出来る「対応力」が必要。努力が努力だと思わないくらい好きなことをやれば結果は付いてくる。
と私は考えてます。
FXは、「知識=暗記」でトレードするものじゃなく、そこに答えを探すから失敗に繋がります。
必要なスキルはどの相場でも読めて、自分が出来ることと出来ない事を見抜ける「考える力=対応力」で、そのような目線を持てるテクニカル分析でなければ行き詰まることになります。
FXは年数が解決するという考えは捨ててください。
私のところに来てくれた初心者の方は、レクチャーしてもう2、3ヶ月で私と変わらない1エントリー100〜200pips取れるほどになっています。
勿論、この先も甘い判断やミスで損失を出すことはあるでしょう。でも成功体験って早くから何度も体感すると、ダメな時の感覚も養ってくるのでより成果を得れる方向になりやすくなります。
FXで一定の成果あるテクニカルで勝ってる人が最終で10〜20%とした場合、「狭き門」ですが、例えば手法の部屋があったとしましょう。
各々に好きにその部屋の鍵を探して入り、勉強し友達と楽しく話したりもするでしょう。
探した人はその部屋の奥に階段があることに気付き、上に登れたらFXで成功するための本があると案内板がありました。
一歩づつ階段を上がろうとしますが、踏み損ねると階段が崩れて奈落に落ちるという階段。また這い上がってきて少し上に登れてもまた落ちるを繰り返します。
ある人は…隣にある隠し部屋の階段で上がっています。その上には秘伝書がありました。
要領が良い人って、最初の部屋に入る前から隠し部屋の鍵まで用意して話を聞いてます。落ちてる人からしたらそんなものはズルい・汚いと言いますが、これが現実です。
難関国家資格などは合格率3〜7%で、FXで勝ち組に入る方が割合は多いんですよ?
私はブログで色々書いてますが、出来ない人を責めてるわけじゃなくて、変なものを見てる年数とその間に失うものが勿体ないと言ってるだけです。
ちょっとしたキッカケで暗中模索から光が見えるのに見るものが悪いって影響で暗闇に入れられてるんですから。
楽器の様にやればやるほど前進するなら良いですが、FXは本当に分からない迷路に入ってしまうのでトレードレベルって判断し難いものです。
無料で通用するFXのトレード技術があると信じてる方、それを持って来てください。そう思わされてるだけでチャートの何も見れていないことを説明します。
FXを始めて1〜2年の間に、色んな検証をしてる中で気付くべき大事な論点に出会ってるか、ここが大きな分岐点です。
資金管理や損切りが上手くなる、チャートパターンを覚える、MACDやRCIでプラス益など、誰もが見てきたとても小さな発見です。最初の部屋で聞けば分かる範囲ですね。
テクニカルにはもっともっと深くて大事な欠けてはならない論点があります。単純なものですが思考が固まってるともう10年以上見えないかもしれないゾーンに行きやすい最初の2年です。
①暗中模索の年数
②見つけられてから訓練してものにする年数
あまり勉強する時間がなかったから、どうやって勉強していくか知らないから、深く勉強せずにトレードしかしていないから、本ぐらいしか読んでいない、など色々言う方がいても、やり方を工夫する事も思考を正す事も勉強の方向性やその時間を作ることも含めて、やると決めて始めた言い訳出来ない時間があった2年、中途半端にしてる事も深められてない分析なども全てFXに関わる運命と割り切って考えてください。意識がEAに行く人もいますね。
物事は分かり始めるとどんどんのめり込むほど楽しくなるから上達します。素直にそれがなかったのは事実と認めるか言い訳するかでも変わります。
チャート分析は皆んな難しいと思ってるところからのスタートで、本当にチャート分析に手応えを掴めば明らかにこれでご飯が食べれると分かる閃きが来ます。ちょっと勝てるものとは違いますよ。
それが2年の間にないということは、5年してもそのまま過ごす事になる危険性が上がりますし、殆どがそうなってますね。何年でこうなるという予定を立てて今どこなのかって道筋はありますか。そういうのがなければ人って将来言い訳に変わりますよ。
FXはギャンブルだって言ってる人も沢山見ましたが、ギャンブルって公営ギャンブルで認められてるものだけで、それ以外なら賭場開いてる事になって違法です。FXは金融派生商品でギャンブルにしてるのは紛れもなく本人です。攻略出来なかったからって人をギャンブラーと呼ぶのは筋違いですし、仮にFXも商売もギャンブルでも良いですよね。お金は稼いだ者が言うことが正解なので。
皆さん自分だけは特別だと思い攻略方法を探しますが、独学2年で専業になれる大きな手応えを得たって人は本当に稀です。
自分で首を絞めている自己解決が無理なタイプが多いです。大事なのは無理だから諦めることじゃなく受け入れてどうするかの見極めの方です。
0円で始めて自分の腕1つで数億の会社を作れる自信がなければFXも同様に数億のトレーダーになるって無理なものは無理なんです。
あなたも億トレーダーって甘い事を言って誘ってる人は嘘を並べてるの分かりますよね?金額を出せば人が集まる味を覚えて段々と盛っていってる人です。
私は正反対のことを言ってます。厳しいものだって。金額ではなくpipsを取る腕が必要だと。
だから同じするならきちんと堅実に身になることをやろうって言ってるんですよ。
魅力的なローソクは見え方が違う
損切りになってしまう人と利確出来る人は、表示させているインジケータの違いもありますが、同じチャートであっても見え方が違い、エントリーをする時に映ってるローソクも違うように見えています。
例えば、MTF分析が大事と言っても、異なる時間足を見て、全く違うように見ていたり、読み方が定まっていない分析の場合は目的なく何を探す事もなく足を見るので、エントリーするための都合で時間足を探します。
さらに、方向性に希望を入れるのでエントリー場所やタイミングも誤る傾向にあります。
では、何が大事になってくるかといえば…
今見ているチャートは通貨ペア参加者全員が見てるもので同じです。損を出すか利益になるかの差は、今を挟む前後の時間で何をするかです。
どういう過程で今のチャートのそのレートにローソクが来てるか、そしてどこに向かうか、その判断レベルで差が出ます。
今そのレートでエントリーするか、すべきかは読めてるかどうかが左右しますよね?
利益を取る人はスルーする時に損切りをしやすい人には魅力的に見えてるんですね。
前後の時間が関係するなら前後の時間足は大事ですよね。
チャートは全ての時間で意味を持って動き、繋がっているからパズルのように組み合わせてローソクを読む解析能力が不可欠です。
分かるでしょうか?方法を暗記してチャートに持ち込み自分都合で解釈して解読しようとする癖がある人が攻略で通用しない謎が。賢い人が決まって陥りやすい点です。
チャート分析は予想するなと言いますが、予測出来なければ待つことも出来ずリスクを下げて的確なエントリーはできませんし、先が分かるからイレギュラーに対応して技術を磨けるんです。最初から鍛える分野が違うんですよ。
少なからずMTF分析を大事にしなければ分析は始まりません。
投資や投機は誰が何と言おうと、文章で綺麗事を並べても「自分で先を読み、先に注文を出す・行動を起こす」から利益を取れます。値幅を取った結果が全て語ってます。