★★★ トレーダーの設計とイメージの重要性
★★★ トレーダーの設計とイメージの重要性
何かを目指す時の「イメージ」は上達・進歩する上で大切なものです。
これでその人の上達が決まるもの。
ぐらいに思って良いものと思います。
FXをしてる人(始める人も)の多くは、これぐらい儲かればって、何をしても金額でFXをイメージしてることが多いですね。中には100万円のトレードと1万円利益のトレードなど、利益額でトレードの判断基準を持ってる人もいるんじゃないのかなと思います。こうした意識でFXを見ていると上手くなれません。
FXにギャンブルイメージを持ったり怖いものだと思う人は拒絶する上に、悪い方の意見ばかり受け入れるので上達することは難しいでしょう。悪い意見を聞くのに確実に進んでる日本の貧困化は危機感がない状態です。
早く上達していきたい場合は、FXを金額から見るイメージは捨てないといけません。お金は技術が進歩してから付いてくるもので、何よりも先にトレード技術です。
何記事かそういった関連のことを書いており、どこまでお読み頂けてるか分かりませんが、このイメージについて、皆さんがどういう認識をされてるかも分かりませんが、イメージが大事と言われても「イメージ」のイメージが分からないと話が進みませんね。
✅かのタートルズの研修(素人からトレーダー育成)も、テクニカルや資金管理、トレードシステムに関するもので、ファンダメンタルやその他の勉強は行ってませんね。優れたトレードシステム(分析や手法)と実行力が大切だと説明がされてます。
解散後は生徒の中には継続した成功者(ジェリー・パーカー氏)がいますが、トレーダーで成功するにはトレードシステムの忠実性とトレード事業への起業家精神がなければ…ということを言っています。安定思考ではなく変革を求め、リスクを負ってでも挑戦するリスクテイカーであることが大切です。
「手法を教われば誰でもトレードできるようになる」と言っていますね。
ですが、
手法・実効=テクニック
両方が必要で、まとめて手法と言ってることです。
イメージとは…図形や情景、想像、思い描くもの、感覚など、そういった時に使う言葉ですね。
何か例えがないかなと考えましたが適当なものがなく。。
そうですね…
例えば音楽をしていたことがある方は、音の高さについてどういった印象やイメージを持ってますか。
ピアノをしていた方は鍵盤が左右に広がっており、音が高くなるにつれて右に移動してますね。ギターをしていた方はフレットでホール側に行くほど高音を出せますね。
全然何もしたことがない人はカラオケなどで歌う時などを思い出してください。
音が段々と高くなっていくと、歌ってる時に苦しくなってきたりしますよね?
楽器では簡単に音は出ますが、歌う時は多くの人が持ってる音の高低イメージは「五線譜」を思い描いてることが多いと思います。
音符が下に書いていたら低い音。高いところに書いていたら高い音。という風にこうやって「高い音を出すものだというイメージ」を持っています。
日本人が歌う時はほとんどの人が、こうやって音の高さを当てに行く感覚で捉えます。
声を絞り出したり、口のどこかに当てたり、何か力任せな、お腹に力を入れて力む声でカラオケを乗り切ったりと。これはPOPSの歌手でもです。
海外にはそういう概念自体がない人も多いんですよ。音の高低は場所を変えるのではなく強さで捉えるように。
ここで音の高低のイメージが全く違いますよね…
高いところで歌うというのは、高い声を出してるのではなく、リズムに乗って強く話してるだけって感覚です。
💡海外アーティストの歌を聞いてみてください、日本人アーティストのように喉が苦しい高い声で歌っていないはずです。これが世界との実力差で技術から全く違う点です。
FXから話が外れてますが、FXでもこういうイメージが異なってくると、正しく覚えないことは沢山あります。トレーダーとは…という部分や勉強していく内容まで全ての想像するイメージや認識が違うと成功から遠ざかります。
それだけイメージで先に修正していく作業って思ってるより大事なんですよ。
FX手法とはこういうものだ。
というイメージが個々に違ってると、覚えるものまで違ってきます。
トレードスタイル、現在の現実的な利益の取り方でできていることなどを含めて、それぞれ個々に「トレードイメージ」は全く違います。
現在トレードが難しいと思ってる人は、「少しづつ利確することがFX」とイメージを持ってますね。
だから負けやすい人は本を読んでも自分にはできないと思ってしまって、できる範囲の思考で都合よく違う解釈を起こしやすくなります。
私は分かりませんが、空手などをやってきた方なら、初段の人が持ってる形のイメージと、もう少し上段の人が持ってる形のイメージが違うように、そのステージでのイメージはこれからスタートする人とでは全然違うものがありますよね。
訓練・修行してきたから違うものがあるはずです。
FXのトレードって、こうやって利益を取っていくんだと初心者の人が持ってるFXイメージが、勝っていける方向性のものでなかったら?
その人は何年もに渡って苦労する道が待っていることになります。現在もその渦中にいる人は多いのではないかと思います。ここでいう初心者は10年やっていても気付いていない人を含みます。
メジャーリーガーで活躍してるピッチャーが、日本のプロ野球選手にアドバイスする時も、実演で教えたりしないで言葉だけで伝えていたりしますよね。電話やメールなどでアドバイスするなら尚更。
初心者に教えるみたいにやってみせるわけではなく、言葉でイメージとして教えます。教わる方もそれで分かるんですよね。分からないことはイメージが合ってるか聞き直しながら修正して正しく認識していきます。
同じように、本に書いている手法も、言葉だけで説明してますが、本の場合は著者に聞かない限り、読者のイメージを修正することはできません。だから初心者ほど動画のようなものを見たくなるんです。
上達してくるほど言葉やイメージだけでヒントを得れるんですが、いずれにしてもイメージできなければ違う想像で受け取ることもありますので、できるだけ対話がないと習得が難しくなります。
私がいう「入口から違う」ものの一つがこのイメージです。皆んなが考えてるよりももっと重要なものなんですよ。
「テクニカル」はこうだ。ってイメージもその個々の想像や感覚がありますが、身に付けていくべきマーケットの認識や感覚が違うと
前記事の「★★★ 【重要】上達が遅れる原因:前提が違うと方向性が違うものになる」
こういうことになります。
空手のようにクラスでいえば、FX5級で考えるテクニカル、2級から見るテクニカル、初段を超えて5段が見えるテクニカル、8段のテクニカルの達人まで。
テクニカルと言っても全然解釈が変わってきます。当然そうだろうと思うことですが、FXの場合はあまり区別されておらず、まだ◯級の人が想像するテクニカルは5段のテクニカルも同じだと思ってる人が多いと思います。全然違うものなのにそこで勝てない勝てないと思い込むんです。
逆に、専業に人は、既にテクニカルは出来上がっていると思い、さらに上の段位のようなテクニカルを知らない人もいます。特に小さく利確していくトレードでトータル(相殺)で損益を見て勝っているというタイプのトレーダーです。
「チャートはローソクで表示されていて、そんな奥深いものがあるはずがない」、「皆んな見てるものは同じだ」って思う人もいるでしょう。レンジやトレンドになるところは先に分からないことが普通だと思ったり。
スポーツや格闘技、経営など何かされてきた人は何事にも奥の深さがあることは知ってますね。FXトレーダーは技術職なので技術のレベルやランク、奥深さがあって普通のことです。
分からない方は、3級のテクニカルの人がトレードってこういう手法でするんだよ。と解いたものを読んで、これでFXトレードの基礎的なイメージが定着してきます。
5段の人が、それは違うと言っても既に入ってるイメージが異なるために聞く耳を持たないかもしれません。イメージが違う人はこうして見るべき正解の方を見れていないんです。明らかに5段より3級の人の方が多いですよね。だから多数意見が正しいと思い込むわけです。
このように、できていない時ほど頑固になるケースが多く、有段者の言ってることを理解できないような状態をFXで作ってるケースが多いんです。もうほとんどと言って良いほど多くの人が上達を自ら妨げることをしてしまいます。
✅どう考えてもテクニカルを持っていない人より持っている人の方が利益は多く入りますので、上達していくには何より素直さが大事で、早く上手くなりたいなら多数派意見いうものほど疑わないといけません。
✅勝っていない人ほど、勝っていける方法(より正解に近い)を知らないわけですから、覚えるべきテクニカルも分からないですよね。分からないのに自分がしたいことを優先し勝っていけるものまでスルーします。
目的が「利益を得たいのか」「トレードだけをしたいのか」。ここが明確ではないことが多いですね。
トレードがしたいだけなら好きにするだけですが、将来的に利益を拡大させていきたい人は学ぶものが決まってます。ゲーム手法ではなくトレーダーの仕事です。
きちんと覚えられない結果、手法が悪いから勝てないんだという、錯覚や解釈違いを引き起こします。それ以前に深められるところをやろうとしていない、所謂初心者テクニカルのステージで、上にではなく左右に移動するだけなり、こうやっていつまでも初心者用トレードでループします。
これは元々のトレーダー像・イメージが違うために覚えるべき基礎やプロセスを間違ってるからです。
イメージから修正して正してトレーニングできれば、1トレード30pipsが最高の方が200、300pipsを取れるトレードも可能になるんですが、
そのトレーニングもそもそも、やり方や手法を変えたら良いからトレーニングって必要?って考えてる人もいますね。
ドラゴンボールの悟空のカメハメ波も、覚えたら同じではありませんね。今の戦闘力で出す威力と、修行した何年後かの戦闘力で放つものは違いますよね?
FXを一攫千金のように考えてるギャンブルトレーダーは努力を嫌い、明日からでも直ぐに変われる「勝ち方スイッチ」を探しますね。
技を変えれば良いという問題ではなく、戦闘力を上げるためにトレーニングが必要です。覚えたら今直ぐできるという人はできるようにならないのは当然で、
技術力、決断力、再現性、継続力、判断力、適応力、何をとっても方法だけを覚えて向上するものではないことを理解しないからレベルが上がらないんです。
大中小のレンジ、乗り上げ、下げ止まりレンジ、大中小のトレンド、トレンド発生ポイント、トレンド終盤の動き、など一つのテクニカルを通じていくつもの相場をトレーニングしてきてなければ、何も積み上げがありませんよね。
相場や通貨ペアを沢山見てきても、テクニカルをコロコロ変えていたら見てきてる深さが全然ないんです。トレード方法に忠実になるために揺らがない「技術の芯」のようなものが必要です。
過去の検証などは無意味で、FXは実弾の緊張感の中での未来チャートの形成を今見れるかの実戦を交えたチャートへの適応トレーニングしか意味がありません。
トレーニングだから、損切りは誰でもあるなど、保険を考えたり甘えた分析ではダメだってことです。パイロットの飛行訓練でパラシュートがあるし操縦ミスで墜落は誰だってあり得るって考えないはずです。だからSLを入れることの安心でトレードするんじゃなく損切りしないトレードをしないといけないって言ってる理由です。そうやっていかないと上手くならないんです。
✦ どのような利益を取っていけるトレーダーになりたいかって【目的】
✦ その目的に向かってトレーニングする必要性【認識と解釈】
✦ どんな手法なら叶えられて実戦で通用するか【手段・手法】
覚えることは、目的があるから道が出てきます。
手法だけ覚えたら、あとはチャートを見てやっていけば利益になるかな?って違うわけです。
多くはエントリー段階のポイントしか手法で探りませんよね。
フィボナッチで見てこういったところからエントリーしたら利益を取れるかな…って。
その後は適当なプラス益になれば利確できますが、そうしたトレードで損切りを多発させ、結果トータルで「勝てない」って風に陥るのは目に見えています。
離陸空港はあるけど着陸空港なく飛び立つ飛行機なんです。
こうした行き当たりばったりなトレードでは、やがてスキャルピングと言いつつチキン利確しかできないトレーダーになります。これはトレーダーではなくFXで丁半をしてるだけのものです。
厳しいことなんですが…
イメージが違うもので定着してしまってると、上達していくレベルは決まってしまいます。
だから色々とブログ記事で気付いてもらうことを書いていますが、そうは思わないという方もいる、その思わないところにFXってもっと勝っていける方法が眠ってますので、根本から違うことを受け止めない人は上手くなりようがありません。
結果的にいえば見当違いなことをしてることは意外と多いんですよ。それが表面的にこうするんだと誰かのFXイメージで構築されてるところでFXをイメージしてるから抜け出せないことが多いんです。
マトリックスの映画のような感じです。
現実的に…チキン利確してる方や、1トレード30pipsぐらいしか取れない人が、いくら工夫しても情報で勉強しても月トータルpipsが激的にupすることは稀です。続けていけばチキン利確トレードから1トレードで大きく取り毎回利益で終わるトレードができるようになるってことも殆ど不可能なことです。自然と上手くなることには無理があるからFXって難しいんです。
目的が定まってイメージから変えていき、色々ある方法から唯一のものを覚えていく道に入る、上達プロセスがFXは他の分野のものとは違うからです。どんなものでも業界でも5〜10年も経てばそれなりに相当なレベルまで行きますよね?FXや投資は覚えていく性質が違うことを知らないとそうはいかない世界です。
✅FXって謎解きだと言ってるのがその理由です。謎を解いてチャートの謎も解いて、それに沿ったトレード戦略で利益を取っていけるテクニカルや基準化したものを覚えない限りできないことがあるからです。
いや、FXできてるよ、利益も取れるし毎月少しでもプラス益…っていうものが、当初目指していたその人のトレーダーイメージ通りの勝ち方かどうかです。数十pipsで利確したり日によってはマイナスで終わり、月トータルで相殺して少しプラス益で終わるようなものを目指していたならそれは本人的には正解ですが、ここでいう勝ってる人の正解ではありません。
他のトレーダーは、こうやってするんだと色々チャートで説明し手法を語ってますが、私はこのブログではそういうことをしていないし、皆んなが言っていないイメージや前提の話をしていますね。
上達には欠かせないイメージを作りながらテクニカルを入れないといけないからです。それに、できていない時にチャートだけで先行すると勝手なテクニカルの解釈でイメージや癖を作ってしまうからです。
前述の野球の話のように対話を繰り返しながら進めていかないと本当の手法・ノウハウは覚えられません。一方通行の本・動画では絶対にできない理由です。毎日見てできるものなら日本人は動画を見ただけでもっと英語を話せるようになってますね。
FXを始めて何年後かに、「勝てる人・負ける人」に振り分けられるんじゃなく、最初からどっちの道に行けるかは1、2年で決まってきます。途中で気付いた人はやり直さないとってことになりますね。
それだけ「イメージ」「前提」って超重要なことなんですよ。
上記のタートルズや音楽のところをもう一度読み返してください。
そういうことがそのままFXで辿ってる方が多いです。イメージが違うということは最初から目指してるところが全く違います。
単にトータルで勝ってるというのと、FXの成功者のトレードは根底から違います。
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