❖ 本当の思考やテクニカルは出てこない。自分を追い込めないと…
❖ 本当の思考やテクニカルは出てこない。自分を追い込めないと…
自分を追い込む…
これは大袈裟なもの過ぎると精神の深い闇に堕ちるので、そこまでのことではありません。自然と状況で追い込まれることもあるので限度があるものとしてください。しかし、逆境や試練は成長するためになくなることはありません。
*研究生以外の方は心の片隅に置いてもらうと良いことです。研究生は既にトレード法を知ってるので追い込まなくても良い状態です。
人はぬるま湯に浸かってる状態では本能的に能動的な思考を持てずに大きな閃きや覚醒をしない可能性があります。
生存本能や競争本能、闘争心やアドレナリン分泌など、詳しいことは分かりませんが。
人は、いくら考えに考え抜いてるつもりでも、平常時には脳を働かせようとしないから良い案が出てこない、そういうことはありますね。
例えば…
大学の講義や、何かの教室など、覚えないといけない何かがあって、急に先生に話を振られたり、突然指名されてマイクを渡されて答えないといけない時や、舞台でスピーチをしないといけないことになり考える時間がない時など…
こうした突然の出来事や、突発的な時、人は皆んなの前だから恥をかきたくない一心や、窮地から逃れる時に瞬時に話すことをまとめて考えますね。言い訳でも何でも良いんですが考えるという脳の動き方のものです。
普段なら何かする時は思考はのんびりで、友人や同僚と話していて「こんなことできて儲かれば良いなって」それほど思考を凝らして考えないものですが、咄嗟の危機迫る時や自分が不利な状況になる時、また身の危険を悟る時は、追い込まれたり追い込んだりで、精神状態が冷静であればどんな人でも頭をフル回転させて普段の何倍ものスピードで考えます。
これはFXをやっていく中でも、それ以外の分野のものであっても同じで、現在の生活に支障がないような安全圏で考える時は、
⚫︎FXって特にしなくても生活できている
⚫︎こんな手法ってどうだろう、利益増えるかな勝てるかな
⚫︎投資ってやってみたいけど何か怖いな程度の
言ってみればこういう時の考えは悠長に考えてどうでもいい答えや発想しか出てきません。
色々思いや想像があるだけで、真剣に考えてはいないんです。身の危険がないから後回しな思考ですね。
真剣だと思うのは本人だけで、やろうとしていてもずっと先の漠然とした発想のものですね。いくらトレードで勝てなくて手法漁りしても、自身にとっての本当の危機的状況でない時は打開策は見えません。頭の片隅にも、ネット上のどこかにあるという他人任せな思考で頼りにしてるからです。
成功していく人は直ぐに行動を起こすほど、ここで考えています。明日話を聞くために先にある程度質問できる状態にしようと今勉強します。
普通はするかしないか迷う考える期間がありますが、行動的な方はやると決めたらどうやるかをもうその時に考えます。
漠然とした考え…それでは逆に、
[生活にダイレクトに響き、死に直結する影響が出るほどFXを考えないといけなかったらどうでしょう]
勝てるかな?負けるかな?
そんな呑気な勝ち負けを考えれる余裕、遊びのトレードのような状態、ゲームを覚えるぐらいの感覚や考え方ではこの先どうやっても生きていけないですね。家から通勤できる距離に就職できる会社もなく、仕事もなく、手元には数日分のいくらかの食事代しかない状況で考えてみてください。残されてるのはFXしかない状況です。
普通にFXを覚えて、数pipsや数十pips取った取られたのトレードをしていたら当然に生活できませんね……ここで、そういうトレードを考えていたら将来的にも伸びないと分かりますね。
死に物狂いで頭を働かせて、毎日何時間もチャートの本質を探ろうとし、他の人が何を見て世界のトレーダーは何を見れているか、独学でやっていても絶対に気付かないこととは何か、そんなことまで思考や技術を探りますよね。
やらないと現実的に食料は底を尽き、来月は生活できないわけですから。無人島に置き去りにされて、どうやって生きるか考える時のように…手持ちのナイフ1本がFXって状況です。
もうそれしかない状況…ゼロサムやマイナスサムや、投機やリスクだのはどうでもいい話になりますね。どうでもいいことを言えてるうちは心地いいところでFXを考えてる甘さがある人です。
今専業ではないから考えられないのではなく、常にプロの意識で考えないから見えないこともあるんです。
人は安全なところで、安泰な時は革新的な発想は出てこないもので、本当に自分を追い込まないと真剣に考えない生き物です。状況が人を活性化し環境が実力を育てます。
口だけで本気とか、行動が伴わない時の思考というのは浅い考えだけでやろうとします。
だから何度も、多数派がしてることで本当に良いのか、自分に甘い考えで良いのかをブログで書いています。落ちてるものを食べて喜ぶ人には何を言っても同じですので、センスがある人に向けて言ってます。
本当にFXで上達したい意思や気持ち、モチベーションに直結することで、研究生の中には生活をかけて覚えたい人もおり、そういう方はやはり覚えが早いのは私も実感しています。
学生時代、親御さんが学費を出して学校に通える間はあまり勉強に身が入らないけど、社会人になって自分で学費を捻出(自己投資)して望んでいた専門学校に入ったら真剣になるのと少し似てますが、そこにさらに生活まで影響する何かがあれば真剣や本気などの言葉以上に、生きるために脳は通常の領域を脱してもっと覚醒します。何歳だろうと覚えるスピードは格段にupします。
勉強する、手法を探す、検証していかないと…
まだそんなことを言える甘えや余裕がある中では「自己投資・自己犠牲」していないので、人は生きていく上で重要なものは探せないのかもしれません。そこで1%の革新的な何かなど見つかるわけがありません。
損切りやリスク…FXや投資は怖いなど…
そんな資金の何%や全部を失う程度の怖さじゃなく…
贅沢できないのは当たり前で、今満足に食べれないなど、お腹を空かせて生きていくのに絶望感しかない本当の怖さの中で覚醒した思考で身に付いたものは本当に一生物になります。
無理にそんな状況を作ることもないですが、一生のテクニカルやテクニックなど何か生きる術を身に付けたい場合は、ある程度自分を追い込み自分の身を削ってすることをお薦めします。
それが本当の自己投資です。
独学だとか、自分で何もかもできる自惚れで通用すると思ってることが甘い場合もあります。FXはそんな甘さが通じるものではないことは皆さん知ってますね。しかし本当に本能で分かってるかは疑問です。
未経験なら一人で専業になれる可能性だけは100%ありますが、2年も経てば起死回生できる可能性は20〜10%ぐらいまで減ってます。全く方法を知らないところから本道を知りそれを身に付けるには確率の小さな成功をいくつもやっていかないと無理だからです。
2年もあれば相当な時間的余裕があり、自分で勝てるようになれる運や能力の持ち主なら既に何か形にします。テクニカルでどうしても分からないところがあって「いつかクリアする」と思う人は「明日中に何とかする」それぐらいにやらないと今から2年でも変われませんし、来週も来月も何も変わらず同じです。
自分を追い込む覚悟があって私のコンサルティングに来てくれる方もいますので、私はお正月しか本当に休みがなく毎日ほぼ即答で応えることをしています。誰よりも上手くなりたくやっている方は市場がクローズの土日も関係ないですから。
たまにはFXを忘れてリフレッシュして欲しいですが、熱意ある方は色んなことに気付くので居ても立っても居られないようです。
うちの研究生は独学の人とは違う温度差でFXを見続けています。
今は生活に支障なく、FXできれば良いなぐらいの感覚でトレードをしたり、勝てない、負けてしまう、良い手法ないかなってゲームに勝つように考えてる「実際に勝ち方が分からない人」も、本当に自分を追い込めた時、人はどこかで変われると思います。
やってきたことが間違いと思えてその全てを損切りできるか…しないといけない時にできない人は変われません。本格的にやっていく人は初心者の時の考え方やトレード法は間違った思考で構築してきてるので、どこかで全部捨てます。伸びない行き止まりに無理に上塗りしていくだけになってしまうからです。
喉から手が出るほど手に入れたい技術
FXに限らず必死にその世界で生きるプロは、身をもって体感し欲し、メンタルやリスク(小傷)など小さく甘いことを言ってられない、「生活をかけてるから絶対にやらなければならない」「何がなんでも手に入れないといけない」その時間との戦いも含めて恐怖感の中で思考を覚醒させたり、是が非でも習得するために動きます。
大事なことを考える時は、心地良いぬるま湯に浸かって考えないことが大切です。
自己流や我流、独学でやるんだって言えてるうちは時間的にも精神的にもまだまだ余裕があって、一生困らない方法論が手の届く範囲に簡単に落ちていると希望を持ってる段階のぬるま湯です。何年かかるか分からないけど頑張ると言ってる人は具体的に進んでるものがないので何年かかっても期待薄です。
スパルタ的なことではなく百歩譲って甘いです。例えばレーサーでも弁護士でも医者でも、高度な何かを得ないとできない職業を想像してみてください。どこに独学者がいますか?中には近い人はいるでしょうが限りなく少ないですね。
できるならやってみればいいですが、誰もが難しいと感じてる業界でしかも自分の力だけでできると思うなら、高度な技術や知識、何年も勉強して積み上げてきた専門職の方はそれほど大したものではないと言ってる人になります。
なれるまでの専門知識一式がネットで載ってるか見てみてください。専門機関や学校があるから載ってるわけがありませんね。
会社であれば、どこに儲かる企業を作るノウハウ一式が載ってるか探してみてください。無い物はない。その事実を分からない人は世間の勉強からです。
部分的なものはあっても、見る目が養われていない時は掴んではいけない方を取り、正解をスルーします。ダイヤの原石は見つかりやすく輝いてませんよね。
世界中でどれだけの人がFXを攻略するために、将来のために寝る時間を削って日夜研究してるか、そしてそれでも尚未だ成し得ていないものや人の数があるか、その一方では攻略してる人がいる少数の世界。宝探しするよりは確率は何倍もありますし、スポーツ選手になるよりは簡単なんですが、それでも厳しさはありますね。
自分よりもっと知能がある人でもそうやってるんです。私よりもっと賢い人はいくらでもいますが、FXにかけてはいくら有名大卒の博識なアナリストやトレーダーよりももっとシンプルにpipsを獲れる方法を知ってる自信はあります。何をどれだけ知ってるかの数ではなく、専門にしてる思考や技術の深さの問題です。
FXは、勿論FXの技術を覚えることは先でやっていきますが、FXを始めるまでの人生経験が投資・投機には大事な思考を作る基礎と考えます。苦悩や人生経験がなければ現実を書いてるこうした文章は精神論で片付けられます。
夢を追いかけることは大事ですが、本当に夢を夢見てるうちは手に入らないもので、かといって叶えられそうな自分が挫けないものならその夢は小さすぎます。
人がそんなことは無理だと笑うぐらいのものでないと理想として持つには小さく、多数が納得する程度のものは現実と照らし合わせた常識の範囲なので普通過ぎるんです。学者や開発者の理論や構想なども出始めは皆んな笑って馬鹿にしてた人はいるでしょう。こういうことからも分かる通り、一般的な発想の無難なスキルや手法は皆んなが納得しやすい平凡な方法論であって、何も特別なものではないから多数派に属するものだと分かりますね。穴を突ける画期的・革新的なものではないってことです。
FXの世界をよく見てください。どの国でも70%は最低限勝っていない人です。資産を築ける人は1%以下のさらに1/100かもしれません。1万人に1人です。それなら現実を見て30%に入ることを目指しますか。
その勝ち方を目指すから普通過ぎるんです。オリンピックで活躍するスポーツ選手は数%でもなく米粒ぐらいの確率です。上位30%を目指してたら直ぐに戦力外で引退してるでしょう。
何かで何者かになれる時は、異常なまでの集中力やのめり込みがあり、普通の人では真似できない努力をしてると思います。また好きなことだから異常なストイックさは本人的に努力と思っていないでしょう。
ゆっくりやっていけばいつかできるようになるでしょう、で勉強できる時が一番希望もあって幸せな時です。まだそこまでやっていないから、先で絶望に変わるところまで行っておらず、希望を持ててるだけの時もあります。方法論で絶望の淵に行く方がそっちの甘えの希望を捨てれますので、行くところまで行く方が逆にシンプルです。
私は、子供の時から相当甘い考えだと父親に言われてきました。他所様からはしっかりしているで通ってましたが…
精神的に傷つけられ鍛えられ、十代で会社の代表にされ、今となっては少々のことでは動じないのはそのおかげもあります。
突発的な状況、自分で追い込むか追い込まれるかは別にして、人は頭に死が過った時の逆境や試練を乗り越えた時に大きな転機があるのかもしれないですね。
ゆっくり勉強できる環境があることは恵まれていますし、その環境を作ってもらえてる人は家族に感謝してください。そして、絶望的な状況から這い上がれる人はもっとやってることにも気付いて欲しいと思います。
この記事は私の実体験の話でもあります。