★★★ 実現可能利益の考察 - トレーダーのテクニカルレベルの数値化
★★★ 実現可能利益の考察 - トレーダーのテクニカルレベルの数値化
FXトレードを考えていく中で、よく目にするのはリスクリワードやバルサラの破産確率、などのリスク計算です。
ロット計算は実効レバレッジ計算で、自身のトレードの危険度や、収益目的で考えていく効率を図るもので、自身の適正ロット割合を知ることは実効レバレッジ計算の手間を省いてポジションサイズ調整しやすい面がありますね。
ROIなどの計算は、投資額に対して得れるリターン、即ち収益額割合を見て投資対象や商品・通貨ペア選択の正しさなど、検討材料を考えるためのものです。
と、ここまでは一般的に考えられる、FXを行う上で誰でも計算してるようなリスクに関するものですが、リスクの計算だけで「自身の実力のゲイン」計算をしてる方は殆どいません。
それは勝てるか負けるかの瀬戸際のトレードが多く、安定した勝ち方が分からないからですね。
どんなにリスク計算に高度な知識を盛り込もうと、「安全が欲しいならロットを下げれば済む問題」です。
それでは儲からない?
その通りです。
安全ばかり気にして、サバイバルの市場で自分を高める努力をしていないトレーダーに強者になれる素質はありません。
投資・投機は高リスク性商品ですので、積立投資ではなく自分の実力で「取りに行く=稼ぐ」ことをしてる行為ですね。
言い換えれば相場を読むトレーダーや投資家は「勝負師」でなければなりません。
こんな言い方をすれば博打なのかと誤解する方もいますが全然違い、トレーダーは頭脳の勝負師です。
マーケットは誰でも平等にチャンスはあります。その中で技術、洞察力、決断力、で掴むのが利益です。計算すれば安全ではなく、それなら不用意に手を出さないことの方が安全ですね。
やるからには負けない強さ、それが読める目です。
ビジネスでも商品仕入れに資金は必要です。
手持ち資金・資産(軍資金)を守りながら、可能な限りコストを削減し収益を上げることを考える中で、未実現の利益で売れないリスクも考えないといけませんね。
反対に、必ず売っていける自信や戦略で確信がなければ、リサーチ不足や計画倒れ、ただお金を商品と交換した過ぎません。経理上はどちらも資産です。
ビジネスや商売では収益がなくても、事務所や従業員がいれば営業費は毎月かかります。
稼ぎ続けなければ直ぐにマイナスになっていくリスクがありますね。その点でトレーダーはトレードしなければ減っていく固定費はネット回線ぐらいのものです。新規の顧客開拓や営業の経費も必要なく直接収益に結び付くのがトレーディングですね。
こうしてリスクは何をしても付いて回ります。
トレーダーの収益もリスクから逃げれるものではなく、リスクやプレッシャーを常に受けた状態で、何ができて、一番効率的に利益に結び付くか、それがトレーダーが考える仕事です。
その心配から早く逃れれる方法は自分を支える技術のみ。間違ってもFXは妄想や机上の計算ではありません。
では…
✅リスクを過度に心配して計算を煩く言うほど、反対の実現可能利益の計算はしてるでしょうか?
自分の実力はどれだけで、営業マンや経営者のように、トレーダーとして何を実現させれる力を持っているか。
そこを考えずにロットを決めるから大きく損失が出ます。
✅言い換えると、いくら資金管理に長けていようと、トレーダー戦闘力が低ければ安全実効レバレッジでトレードしても減らす方が大きくなります。
マーケットで生き残れない方法論しか持ってなければ、一時的に利益を得れても生き残れない。
では資金計算は何のために?
となりますね。
そうです。トレード技術を鍛えることをしていない人のトレードは、エントリーする度にリスクが高い状態で、計算では測れないのが生のトレードです。
資金管理・資産管理は資産を作れた人がするものですので、これからどんどん増やしていく人は攻めの思考で強くならないと守れませんね。
積極的に勝っていける術、消極的姿勢の、どちらに強さを感じるでしょう。
勉強できていない初心者は簡単に勝っていけるほどFXは甘くないという答えがこれです。
だからリスクを過剰に恐れて計算で何とかしようと考えたり、違うテクニカルを覚えるというパターンになります。それは技術がない人ほど計算するという結果に辿り着くものだからです。
資金を取り返せる余裕やテクニカルがなければ実際に負けた負けっぱなしという負のループに入ります。
抜け出すには、抜け出るだけの方法論を持つしかありません。
それがトレーダー戦闘力であり、トレードを支える技術(テクニカル)です。
💡収入が毎月決まってる方が無駄遣いをしない節約計算が「資金管理」計算。
💡収入を上げていける可能性があるトレーダーや経営者は「実現可能利益」計算。
こうして分かれます。
トレードでロットを決めるのは、トレードで取っていける方法が確立しているかで変わりますよね。
今、どうやっても勝てない人がロットを上げて良いわけがなく、ロットを上げれるのは上手くなってからという誰でも簡単に分かる実力差があるので、
結論的に、資金管理だけで勝っていけるわけがなく、勝つためには必ず獲得できるトレード術が必要不可欠になるのは全トレーダーの前提条件です。
✅では、FXは資金管理計算が大事と言ってる人は、自分のトレーダー稼得能力は計算に入っているかという疑問が出ないのは何故でしょう。
工場などは生産能力や、稼働率を考えますよね。技術よりも計算重視の人にトレーダーの稼得能力を言えば黙ります。どうやって勝てるかは知らないからです。
バルサラの破産確率は資金に対してこれだけロットを下げれば大丈夫、リスクリワードレシオは損切り極力少なくしましょう。
だけで済む問題です。
自分のレベルに応じて安全にロットを絞り、確実に利益を獲れるトレード技術を進歩させることに全集中するだけです。
今までいくら負けてようと、これからの未来に有効な技術を持てば取り返していけます。それがFXです。
こういうことは何度も書いてますが、前述の経営者のように、収益側を上げれる人は節約しなくても、基本的には無駄遣いせず、稼得を増やすことをすれば資産が増えます。増える方は、また次に違うもので儲けれる生きた循環サイクルに入ることもできます。
トレーダーも同様に、技術や収益を上げる方法が無い人ほど、小さく小さくFXを考えます。
ロットを絞って安全をキープさせながら、利益側を上げていく方法って…当たり前ですが…
トレンドに順張りで乗る方法しかないんですよ。
それができないから、違う方法や、王道ではない回りくどい思考を持ちます。中にはFXで怯えて必要以上にFXが怖いと思いながらトレードしてる人もいるでしょう。
トレーダーならトレード一本で勝負!
ルールは2つ
①絶対に勝算あるところしかトレードしないこと
②①を守ること
極めて単純なものなんですが、できない思考の人が複雑な思考で王道から外れて物事の本質を濁します。
①を守るためにはテクニカル分析の種類が正しいことが前提で相当な分析トレーニングを積まないとできません。
真正面からトレード技術を向上させれる方法が何よりも優先で最短です。
収入が少なければ、上がることをする。それしかないですよね。
野生の肉食動物が親から子に教えるのは狩の仕方です。狩りに失敗する時の体力の温存の仕方ではありませんね。食べていく上で必要な食べれるものの見分け方と狙ったものを確実に仕留める方法です。
横道に逸れた情報が多いから、私は仕留め方を重点的にレクチャーしているってだけのことです。
✅トレーダーの実力レベルの数値化はトータル獲得pipsです。
資金残高に関係なく、体調不良でも、毎日トレードしようと、月に数回のトレード頻度であっても、無関係に表れるトータル獲得pips。
平均1ロット(10万通貨)で月に合計3000pips獲ってるなら、
3000pips×100,000/100=300万円
*決済通貨が(円)の場合
と簡単に出てくる数字です。
毎日トレードして月に+200pipsだと、損切りが多いと分かり、1トレードが5pips利確だと言ってもそれで回数エントリーしていたらやはり勝率は低いと出ます。
1000pipsだとそれを継続して1500pipsにというレベルが出てきますね。
安全ロットでの平均ロットですので、高レバレッジで利益額だけ上げても稼得能力のpipsは増えません。pipsが少なく利益額を獲っていればハイレバでいつか吐き出します。
逆に、残高に対して平均ロットが小さいのに利益額があれば、それは稼得能力のトータルpipsが多い人と分かり、チャートで危ないことをしていない堅実で上手い人と数値で分かりますね。
月で損失を出していたら、△500pipsという風にマイナスpipsが出ます。
概ね獲れてくるトータルpipsは平均的に数字で出てくるので、このように、資金管理計算をいうならトレーダー力を言うのが先です。獲れる力に合わせて計算してロットを決めていく必要があるからです。
もっと言うと、少々ロットが大きく、実効レバレッジが高くても、トレードで獲れる力(テクニカルで読む力)があれば、上手くない人の資金管理で安全を謳う方法よりも安全なトレードで利益も出ます。
勝つトレード方法がない人の実効3倍よりも、獲れる方法を知る人の実効30倍の方が安全なトレードになります。安全・堅実は数字ではなくトレーダー力です。
長年してる場合は、初心者より上手くトレードできないと年数分の成長や経験は言えませんよね。だから歴年数などは何の証明にもなりません。