★ FXには色々ある基準…
★ FXには色々ある基準
*基準は目線や考え方と置き換えてお読みください。
FX初心者や勝てない人に多い基準
【時間基準】
チャートを読む練習をしていても、根底に持っている基本的な感覚が時間を中心した考え方です。
それぞれに生活習慣や、仕事があるので仕方ないんですが、チャートで利益を獲る行為は、トレーダー本人の好きな時間に合わせてくれません。
勝って資金を増やしていきたい場合は、自分がトレードしたい時に利益が獲れるって考えを捨てましょう。トレードが上手くなれば好きな時に勝てると思うのもNGです。
【利益基準】
FXは収益を獲る、収益を上げて最終的に手元に残る純利益を上げるためにしていることではありますが、トレードを「利益額」優先にすると、どうしても無理なロット上げになってきます。
その方が、トレード時間を短縮させれますし、pipsを取らなくても「目的の金額」を得れるからですね。
この考えでいくと、実力に合わない数量を超えて、逆に損失を増やすことにも繋がり、損益を相殺すると長い目では大きな純利益になりにくくなります。
短期間で収益を上げることを急げば、成功すれば手にするものも多いですが、実力外で行ったトレード収益は後に大きな損失を出します。それは基準が利益額思考なので相場が見方していた時だけの利益だからです。
勝っていける人に多い基準
これは実際にできている人しか分からないことも含みます。
【相場基準】
時間基準ではなく相場基準の考え方や目線が必要です。
私達は1日24時間で生活をしてますが、チャートは24時間で何でも形成していません。東京市場〜NY市場まで毎日決まってオープン・クローズで進行してますが、その時間的なものと相場を作るペースは一致してません。
トレンド自体やその中で起こる節目も、24時間ではありませんね。
勝つ人は多数が行う時間基準から相場基準に感覚をシフトできた人です。これはインジケーターの設定でも同じで、よく言われている営業日数的なものでは為替相場は読み取れないことを知っています。
【利幅基準】
相場・チャート自体を基準として読める人は、トレードスタイルを限定せずに利益を積み上げていきます。
FXは、誰でも損切りが絶対にありますが、初心者が思っている損切りを出しながらプラス益が少し上回って勝ちという感覚は勝ってる人は持ってません。
トレードが上手い方は、「勝てる時」だけトレードします。1回で獲れる利幅は分析力や分野、その人のスタイルにもよりますが、積み上げできる人は資金を減らす損切りは初心者が思う以上に少なく、トレードする時はプラス決済が圧倒的に多くなります。
なぜなら、分析できるということは、「負けるところ」では最初からトレードしないので。
テクニカルが出来上がってる人は、自己都合でトレードせず、利幅を取れて積み上げれるから資金が増えるスピードが早まります。これは極力余計なトレードをしないことを意味します。
【専門性】
言葉って難しいですよね。
私はトレーダーが基本で、トレードをしながら、「波動分析・展開分析・移動平均線」を専門に毎日研究している研究家です。
研究なので仮説を立てて未来チャートで実証も行います。
常に過去の自分を超えるためにトレード技術を上げることを目的とし、専門性を高めて研究するのは、さらにトレーディングを円滑に行って利益を追及しているからです。
【専門家】
専門家の場合、ファンダメンタルで為替動向を述べている方や、情勢に詳しく意見を発信してる場合がありますが、このような方達は「トレーダー」ではない場合も多いですね。専門家と言っていてトレーダーとは言っていない意味合いが大きいです。
収益はこのような関連の発言や、コラムニスト的な依頼によって記事作成が中心です。
どれだけ詳しく経済から為替相場を結び付けて述べれても、トレーダーとしての技術がない人が多いのが特徴で、収益源がトレードではないからです。
自分がトレーダーとして専門にやっていきたいのか、いずれはファンダメンタルアナリストとして仕事を依頼される人を目指すか。
同じ為替・FXの関連情報を見る時にも、これはトレードに必要ないという情報の取捨選択ができなければリアルトレードの目線で支障をきたし余計な遠回りをします。
多くの方はトレーダーを目指してるので、餅屋は餅屋で、トレードに必要なことだけを入れる方が良いですね。
個人的にはトレード利益追及で、為替情報や業者のオーダーブック、コラム類、指標数値などは全然見ないし参考にもしません。
数値で相場の行方が決まっていない、別の動きがあることをテクニカル専門トレーダーは知っています。