★★★ FXに於けるルールの必要性

 




★★★ FXに於けるルールの必要性


先ず…結論から言うとトレードにルールはそんなに必要ありません。


トレードルールは絶対必要で守るべきだと色んなところで言っていますが、生きていくために必要な社会のルール、交通ルール、法律など、不特定多数が共有する場所での秩序を守るために必要な最低限のルールとは違い、FXチャート上だけの縛るルールなどは無い方が可能性を見出せます。

やってはいけないことを作るより、やらないと勿体無いことに気付く方が先決です。



テクニカルが分からず失敗する時、ルールを守らなかったから負けたと自分を納得させたいだけで、結局は分析できていなかった失敗ですよね?


では、取引ルールを決めてトレードしていたらどれだけ利益を残せるんでしょう?プラスもマイナスもそんなに変わらないと思いますよ。

ドカンの場合は、ルールを破ったからではなく、エントリーから間違えてるか、根拠が崩れた時に決断していないからドカンをします。いくらいつもより損失が大きくても切らないといけない時は潔く切らないと…全損するよりもましです。ルールがあっても決断力が無ければ結局は自ら決めたルールを破ります。



失敗はルールなどあってもなくても同じで、今のテクニカルレベルで「こうなればエントリー」「こうなれば利確」「これだけ含み損なら損切り」と思ってるだけのただの決め事です。

そもそもリスクリワード1:3など…損切り1に対して利益3の割合…チャートのどこでも同じなわけがないですよね?

スキャルで取るべき箇所、デイトレokな場所、色々ありますので、損切り何pipsで利益が伸びれば何pipsって先に決めておくことじゃなく、チャートの進行と共にその波やボラティリティで選択することです。

ついでに言えば。スキャル、デイトレ、スイングって別に決めなくても、取る人はどれもやりますよ。分けて考える人がチャートを知らないだけです。


80pips予定でエントリー出来る場所でも状況次第で50pips取れたら御の字って利確は全然成功ですよね。戻られたら0なんですから取りっぱぐれないだけで良いとしないと。

リスクリワードなどは、ローソクの先が分からない人がよく言ってることだったりします。分かる場所なら1:15もあり得るのがトレードです。利益取れそうなら3倍pipsって、恐る恐る利確するリワードは当てずっぽうの何物でもありません。

このような当てる・当たることを願うトレードが問題で、テクニカルから遠いトレードがルールを必要とさせ、テクニカルがしっかりすればルールは不要になります。ルールが必要なのは未熟だからですね。




初心者時代に多いのは、FXで絶対損はしたくないと思ってる固定観念で切れない損切りです。やってるのは利益も損失もあるFXだということを忘れてはいけません。損(失敗)を認めない姿勢そのものがさらなる失敗原因を作ります。

失敗や下手を認めない、テクニカルが未熟だと認めない、直ぐに取り返せる自信もない、そんなテクニカルレベルでトレードしてる現状を自分が一番よく知ってるのに損失だけは嫌。現状のテクニカルレベル(戦闘力)で勝っていこうとしても、備わってないことが出来る訳がないですよね。


損失を出さないようにトレードルールが必要なら、失敗トレードしてしまったらその原因追及が分かるまで好きな食べ物や飲み物を断つペナルティを与えるルールを作る方が自分のためになります。


では逆に、本やネットで覚えた、エントリー根拠は自分の中でどれだけ強力なものか考えてみてください。100pipsを狙って何本も取れてるなら一定レベルで出来る何かがありますが、20pipsでトレードを回してるぐらいだと根拠と思ってることに大きな自信は無いと思います。

20、30pipsのスキャルは偶然で取れるpipsだからです。ルールがトレードを左右してるんじゃなく、トレードの成功やトータルで残せるかはテクニカルの自信やレベルだと分かりますね。



勝ってる人は厳格にルールがあり、絶対に守って機械的なトレードしてるから、負けてもメンタルを立て直して利益に繋げてる……ってよくある妄想です。


勝つ方法を知ってる、また勝ってる人というのは、チャートの動きで取れない場所まで知っており、取れるところでは逆行の少ないタイミングでエントリー出来る術を持つから、「ルールなどの取り決めはなく」ただ、狙えるポイントでトレードしてるに過ぎません。

プロボクサーが、相手がこう来たら右ストレートって頭でやってないですよね?反射的に対応しないと…


FXのテクニカルも机上でするものではなく、身に付けれた段階というのは、考えなくても反射的に出来てることを言います。

ルールは、できていない人が作るものであり、頭の中でやってることなんです。出来ていないからルールを決めて守るという自制やコントロールを言ってるもので、




勝つ人ほど細かいことは考えずに、ルールと言えば…1つづつ狙って確実に取ること。取れそうにないややこしい所では見送り。だけです。

損するかもしれない可能性の%は誰でも持っていますが、取れる方法を1つでも完璧に持ってる人にはそういう恐れの部分は少なく、リスクリワードも何も考えなくても取れて普通なんです。



◯◯は失敗する。

◯◯をしなければドカンをする。

ってルールを決めることが当然かのように言われて、それが正しいと思い込んでも、元々取れるテクニカルがなければ何をどうやっても、どこでエントリーしようと取れないものは取れない結果です。チャートはそのように動くから。チャートの動きを知るテクニカルがなければ負けることの方が自然です。


エントリーから順行であっても間違ってるように思わせる動きを見て不安で切ってしまうことも出てきますね。打つタイミングがいつもそういう時って、これはトレードの癖で、ルールの問題ではなく全部テクニカルの問題。

全ての理由がそこに行き着くのに、ルールを破ったから負けたという慰めやマニュアルが欲しいだけのマイルール。


テクニカル的に原因を言えないと次も同じことを繰り返しますよね?

失敗するところを魅力に見えてエントリーしてるというトレードレベルの時に起こした失敗なので、ルールが原因じゃなく分析やテクニックが原因です。メンタルを鍛えるなども考えるだけ無駄な時間で、メンタルがやられないトレードが出来るテクニカルを身に付ければ解決します。



何のシグナル(兆候)を見て察知し、自分の技術の引き出しでチャートを読むかの「分析力」が「トレード戦闘力」です。

トレードは…その時の守るか守れないかのルールではなく、どこまで行っても事前の戦略・分析・見極めが結果になります。

テクニカルは重要ではないと言って勉強しない人がいますし、根拠なく見た目のチャートでトレードして損も利益も取ってプラマイで考える確率のギャンブルトレードを好む人もいます。また、FXはテクニカルより経験、メンタルだと言う人もいますが…



同じ家を見て設計者側の判断と販売者側の判断では勉強や積んできた経験が違い視点が異なるように、同じチャートでもトレーダーの視点はやってきた分析種で積んできた経験で異なります。

いくら10年、20年FXしても先を読むテクニカルをやってきていない経験では読めないんです。だからFXは経験がものを言うのとは違い、何を見る・何を知れるかの洞察力・観察力が左右します。

メンタル面も同様にそれだけで上手くなるなら精神的に強い人はトレーダーとして向いてると言ってるようなものなので、厳しい家庭環境で育った方やスポーツ界、裏社会の人は素質があると言うことになります。



意図的にチャートから利益を取る人がやってることは紛れもなくテクニカルの向上です。それも万人が気付かないことに気付いた洞察力がある人が有利です。


私はファンダメンタルはやっていないので、テクニカルだけでトレードしていますし、それだけ出来ればどんな相場が来ても何も困らないってことです。


細かいルールやリスクリワード計算なんかは、設定類と同じで、考えたとしても少しで良いもので、スポーツでも同じですが、明らかに「戦闘力=圧倒的に勝つ力」が全てです。


野球で言えば、守りが下手なチームで点数を取られても、相手チームより圧倒的に打撃が強くメンバー全員が点数を取れるなら試合で勝ちます。プラスが上回れば良いんです。しかしどんなに守りが上手くても点を取れないチームは負けます。


勝率30%でも勝っていけるという…70%の負け率を直す気がない、80、90%の負けにもなる危険性を含んだ慰めテクニカルレベルなど要らないんですよ。そこに30%を維持するためのルール…


上手い人は、簡単なところでトレードし、トレードが上手ければ中途半端なところではしなくなってくるものですが、何故70%も損切りしてるのに今勉強してる人が不思議がらないんでしょう?勝率は30%あれば良いんだと納得してる場合じゃなく…


勝率に拘る必要はありませんが、どんなスタイルでも勝率55〜60%なければトータルで負けてくるのがFXの常です。30%でもFXは勝てるなど、目指すべき先の目標が低いテクニカルなどは、勉強する人には不要な慰めの理屈です。

ルールを決めて守って30%を60%にしたい!って発想が小さい目標です。

正しくテクニカル分析を覚えれば、上級者のように当たり前に「取れないところでエントリーしない」見極めが出来るので、勝率を上げる話ではなくてそんなに損切りしなくなるのが上達です。

成功トレードは計算ではなくて計画なんですよ。チャート進行の先を知れないから計画を立てれずにその場しのぎの思いつきテクニカルになります。



テクニカル以上に、ルールや計算でFXを語る人にそもそもの深い論理はないと私は思っています。テクニカルが無いから最もらしく言える計算やファンダメンタルという別の発想になり、決まり事にしたいのだと思います。


誰が決めたルールでトレードしてるのか、そのルールはどんな分析が出来るレベルの中で決めたことなのかよく考えることが大切です。


ルールに厳格で難しい決まりごとを守り、プラマイして週に50pipsなら、堅いこと言わずにテクニカルを鍛えることだけやって損切りなく週に300pips取る人の方が良いですよね?

一言でテクニカルや手法と言っても、その人それぞれでテクニカルの意味や詳細の内容やレベルは色々です。

法律に置き換えて考えてみてください。暴走・破ろうとする人が法律を意識しますが、普通に清く正しい人は法律を意識することは少ないでしょう。

正しくトレードする人にはルールは不要です。危ないトレードはしなければ良いだけです。チャートを正しく分析出来ないと思うなら見れるように勉強するだけですね。





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