★★★ 情熱 - passion - 鉄は熱いうちに…

 




熱情

私はベートーヴェンのピアノソナタ「熱情」が好きで、忘れている時の熱い気持ちや何か落ち込んだ時に奮い立たせるために時々聞いています。



【FXへの情熱】

FXは、始める前は自分も大きく稼げると思ってスタートすると思います。


こうやれば上達する…

と思いながら色々な手法を探し、その中からこれだというものを覚えてチャートと照らし合わせながら毎日トレードして深めていく…。


そうしてるうちに壁が出てきて超えれたと思っても、数日後には前より悪化したり、他の方法を検索したり…

そうこうしてるうちに大きく負けたり、どうやっても思うように行かなくて、当初の熱意が冷めていきます。

FXで勝ってる人はいないんじゃないかって、妄想が入ってきたり。



好きなものでなければ伸びない

上記のように思うようにいかなくなっても、「当初の情熱のまま」今も攻略の道を進めてますか?


鉄は熱いうちに打て

strike while the iron is hot



という言葉がありますね。

「熱意があるうちに行動せよ」という意味のことわざです。

・若いうちに鍛えよ
・機会を逸すると成功しにくくなる

鉄は熱いときは打って形を変えられますが、冷めてしまうと固くなり、打っても形は変わりません。物事の適切なタイミングを逃してしまうと、うまくいくものもうまくいかなくなるという意味で、考え方が柔軟で覚える意欲があるうちに、知識やスキルを吸収し、しっかりと鍛錬しておくほうがよいという意味ですね。


新しいことへの取り組みは-10歳から-20歳すれば良いので、年齢のことは特に考えなくてもいいと思いますが、私は情熱がある これからって時にこそ、スキルをupさせれる絶好の機会・期間と考えます。

現実的に、「トレードでどうやっても勝てない」と何度も思って意気消沈してる時に、良い方法など思いつかないし、持ってない技術で急に好転なんかしませんよね。


大きく損を出し、FXの怖さを思い知らされ、どうやってもプロのように勝てない……そこからがどう攻略するか、そこからが本当のスタートです。



石の上にも三年

何事も続けなければ上手くなりませんが、3年で少し分かるようになればいいのか、ある程度完成させようと思えば2年のうちに一生出来る分析法の枠組みは出来ている必要があります。


FXは、方法論が分かっても、チャートが構成される時間と、待たなければいけない時間、そこで実行出来るまで落とし込む時間がありますので、思った通りに実践に起こせる論法やテクニックというのは直ぐ出来るものじゃありません。しかし皆んな直ぐに結果を急ぎます。


だから私は、最初の2年が大事と思っています。

FXが好きなうちにテクニカルの覚醒(底上げ)をする必要があります。

やり方を知ってそこから自分のものにするのが一番難しいところ。根気と努力量が問われるのはやるべき方法が見つかった先からですよ。

手法が定まってない時はまだスタートではないんです。



FXトレーニングの方向性が定まるまでの先入観・固定観念

FXは、上がるか下がるかの1/2の確率だから、自分で勉強を続ければ「いつか勝てるようになる」と思ってる方が多いと思います。


1/2だったらそんなに損切りすることもないし、もっと勝ててるはずです。FXを始めた人の8割が負けるなども言われてないことですね。

エントリーボタンは1/2ですが、どこでもエントリー出来るが故に結果は無数です。その1/2には時間論が含まれてませんね。


直ぐに出来るようになる、方法だけ教えてもらったら勝てるようになる…という考え自体が幻を見てますよ。


手法を知ってもトレーニングが必要で、出来るようになるまで熟成期間が必要なのに、その手法をまだ探してる段階や検証段階では先は物凄く長い道のり。方向が定まってから熟練させていくにはさらに相当な時間を要します。そうやって5、6年してもまだ検証してるでしょう。

それでは不十分だと数年後に判明したら、また同じように時間を掛ける…こうしてるうちにもう無理だという決断に迫られるんです。それが途中過程でも勝ててるなら続けられますが、損失しかなければ続けにくいものです。


FXを始めた当初に覚えた手法の善し悪しや、その時の熱量で覚えた経験を引きずって出来ない事が増えていきます。

FX自体やトレードの「イメージ」が先入観で作られ、固定観念で決め付けるケースは意外と多く、それを壊さないと上達しない事が出てきます。


どういうことか説明すると、日本はネット情報、動画等も含めて、勝てるトレード手法というものの多くがスキャルピング関連のものです。スキャルが間違いと言いませんが、覚える人によっては間違いになるものだとも言えます。


短いpipsを取っていく方法なのか、短いpipsしか取れない方法を覚えるのか。この結果は違いますね。

最初に、FXは色々インジケータを入れて分析はこうする、という行き当たりばったりなテクニカルでFXを覚えたらそれがFXだという常識で後にも引きずります。

FXのテクニカルとはこういうものだという上限も下限も先入観で枠組みを決めてしまってることがあるんです。


完全にもう勝てないと決断できた時でも、こういう読み方のイメージはなかなか修正されませんし、それがトレーダーの運命かのように決まってしまうぐらい根深いものとなってしまいます。


自然と蓄積されていくイメージで固定観念となり、それが足枷となりますが、FXでpipsを取りやすい方法がもっと別にあると言っても、人は固定観念があれば聞き入れません。

もっと簡単な方法があっても、信じてるものを壊す勇気がなければ、負けるテクニカルレベルの人は変革せずこの先も伸びる事がないんです。


「チャートの先が読めるわけがない」という人の手法からFXを始めれば、私が言ってることは信用ならないでしょう。

でも、「自分のトレード幅で読めないものに投資・投機すること自体が間違い」という、当たり前の読み方から外れてるのはどっちでしょう?

私は、当たり前のことを言ってるだけなんですよね。上がると分かるからロング、下がると分かるからショート。そのpips幅も到達点も読めたらトレードがしやすくなります。

それも出来ない手法って初心者と変わらない事を言ってるのに何を見る分析なのかって、考えれば分かることを考えないからチャートを読めるものから遠いことに突き進みます。


変なものでFXを覚えればそれで決まってしまう、イメージや癖を抜くことや新たに入れていく作業は、だから大変と言ってるんです。





spirit!

鉄は熱いうちに…熱意がある時の打ち方次第で変わります。

どの分野を極める時でも、趣味とそれで食べる人の意識や思考は違い、環境や覚悟は違いますよね。


本気だと言っても覚悟が違う、やってる事が元から違うとしたら、楽に勝ててないテクニカルで負けてる理由に納得がいきますよね。


勉強を続けたら誰でもプロになれるんじゃなく、プロになるための気持ちとテクニカルでトレーニングをしないとプロになれません。
チャートを読む分析の種類、その専門は分かれています。



このBlogは一度読んで分かるようには書いていませんので、日を開けて何回か読んでみてください。発想や論点から自分のトレードの見直しが出来る人がトレード上手くなります。

初心者みたいに大きく負けることはないけど増えもしないというトレードで既に2年が経過し、これと言える分析法とテクニックが定まってない方は、一度相談して頂ければと思います。




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