★客観的・主観的・過去・未来

 





客観的・主観的

言葉の意味では…

<客観的>第三者の目線で物事を見たり考えたりするさま。

<主観的>自分だけしか通用しない独りよがりなさま。個々の人間の心理的性質に依存してるさま。



✅チャート分析は客観的事実に基づくテクニカル及び手法等を使って解析や分析を行う必要があります。


皆さんは、どれだけ主観的な思考、心理的な要素を排除して分析が出来ていますか?


ここから「上がるのではないか」「下がる?」などは、確信がなく自己都合の要素が入った主観、または主観に近い心理状態の時もありますね。


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よく見るのが、上位足でチャートを分析し、
下位足でトレードするというもの。

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悪いこと、間違いではないですよ。

上位足の高値、安値だからラインを引く、そのラインは「多くの人に意識されてる」。。。

上がっていれば安値同士でトレンドラインを引く。という考え方。

これは主観的です。

そもそも多くの人って誰でしょう?



FXは差金決済で、現物・信用取引とは違います。

相場、チャートを動かしてる取引が何かを考えれば、皆んなが意識するラインや、多くが損切りを出したなどという発想にはなりません。ということは意識されてるラインとは違いますね。


そのラインも、高安値なので事実に基づいてることには違いがありませんが、上位足の安値から上がっているという事実で、トレンドラインは上がるローソクを見やすくしただけのラインであり、ここに「戦略的な特別な根拠」がありません。根拠があるラインならタッチしたらロングを入れれば良いだけです。


誰かがトレンドラインはこう引く、チャネルはここで引く、意識されてるレートで引けば水平線は機能する。といったものを真似してるだけでは当然に機能しません。自分で客観的にそれが必要だと深く理解しないと飾りになるからです。


意識されてる安値で水平線を引いて、レートが下がってきて反発またはブレイクする…この読み方が主観的な「予想」になってますね。

ローソクはそのラインがあってもなくても通過する予定だったら、引く意味がありませんし、そこで抵抗があるというのもローソク自体が一方方向に進むものではないので、下位足の動きで逆線が出る時もあります。ボラティリティが低い時は反発してるように見えるというだけです。

フィボナッチも同様に起点と終点の引き方で黄金比ラインが変わる主観です。均整の取れたラインを自ら引くなら均整が取れる移動平均線にする方が自然を表現してくれる…私はこっちを優先しています。


主観的なものを使用するのは分析力が上がった時に出来るようになります。ラインはそういうもので初心者が思うラインやフィボナッチよりも上級者の方が有効に引けるもの。初心者でも引けてしまうものを信用してトレードしても強い根拠がなく当然に負けます。


トレードは如何に難しいことをやってのけるか、どれだけ難しい波に乗れるかを競うものじゃなく、如何に手間を省ける分析で簡単にシンプルに大きくpipsを取るかですよね?




上位足分析が定かではない上に、MTF分析の意味を知らずに各時間足を見る、トレードは下位足でって、上位足のラインの前提が崩れればこれは全部主観でしていることになります。


「そうなることが多いと言うからそうする」ということじゃなく、なぜそうなるかを知らないのに自信を持ってエントリーできますか?





客観的な分析とは


主観的な分析は、

①自分がそう思った

②今エントリーしたら取れそう

③論理がないライン

④誰かの見解=ファンダメンタル

などが代表的です。オシレーター類はそれぞれの計算式があり、一見主観的ではないですが、作成者の主観の計算で、自分の設定ならこれも主観になります。



客観的な分析にするには、間違えようもないもので行います。

①誰が見てもそうなってるというものを使う。

②必ずこうなるという確度が高い時にエントリーする。厳密的にはその前。

③大衆心理=意識されているというデータがない主観的なラインではなく、ローソクそのものの動きから導き出したポジションメイクに有効に機能するライン(目安)。

④自分がどう思うか・どんな利益が欲しいか・誰かの評論ではなく、チャートが自然と動く流れに合わせられるテクニカル。その自然な動きを妨げない素直な思考と技術の習慣。


私が移動平均線を使うのは、余計な計算もなく単純に期間の終値の平均を表すシンプルな線だからです。ローソク足自体もインジケータですね。

もっと大事なのはインジケータではなく、チャートの動きそのものを客観的に分析すること。インジケータで見れることを分析の中心にしていないことがテクニカルを格上げさせれた要因です。




過去・未来

過去チャートで検証する方が多いですが、私は過去チャートで勉強した事がありません。

⚫︎過去〜現在のチャート
⚫︎現在〜未来のチャート

私は、新しい検証や知りたい事、エントリーに役立つ事は未来(先端)で読み取れるかに全てを注いできました。

だから自分がどう思うかのトレードではなく、チャートの動きの法則・原理で「殆どそうなる」というものを分かってトレード出来ています。

チャートの先端からの、予想ではなく予測、その予測を超えてローソク足の向かう先を割り出す分析です。


私のトレード及び分析技術は…

手法があってチャートに当て嵌めて読む考えではなく、チャートで客観的に見抜いた法則のみを分析法として開発したものです。

「予測通りチャートは動いた」という結果が数年分あるから「現にpipsが取れる」「先は読める」と言ってますポジションを見せてる通りですね。


洞察力は大切だというのはそのためで、誰もが気付かないことが分かるのは、探究心・研究心を持って過去チャートではなく未来チャートで全てやってきた成果です。

個人的には、トレーダーは過去よりも未来チャートで勉強すべきだと思ってます。それが分かりたい、分かろうとしてるなら。




検証…

なぜFXでは検証が大事と言われるんでしょう?

期待値を数値化するためだとか、手法通りにチャートが動くか、有意性、過去の振り返りなど色々と言いますが、そのデータがあってもなくても勝つものは勝つし負けるものは負けます。


数年分も過去検証して使えると判断できた数値で一体どれだけ先端で勝ってるのか私は疑問です。

そういう方でも先端で上に行くのか下に行くのか判断出来ないのは見てきてます。なぜならそういうトレーニングをしていないからです。

手法が正しく機能するかの検証…先人が試して機能してるから伝わってるんです。それを自分で確かめるって無駄な時間ですね。

することは検証じゃなく、それを使うと決めたら使いこなせるトレーニングですよね?

使えるまで訓練や深掘りしてないのにダメだったって判断は、どの分析法や手法でも「結果は同じになる人」という可能性が高いので、足らない「精度を高めるアイデア」を鍛えることです。

要は「自分のものにするほど深掘り」していないことに原因があることが多く、検証といっても確認で終わってるケースがあります。



こうなればエントリーする。それで何勝何敗で数年分のデータを集めて手法の有意性を確認する…これはチャートの原理が分かっていない人の発想ですよ。

数日前のロングと今日のロングは性質が違うと言ってるのはそういうことで、分かっていたら何勝何敗かを計測するエントリーを打たないんです。

言ってることが分かるかな…と思いますが、トレンドの性質が異なることを把握してる人は、乗る波と乗らない波を発生前に把握してるので、当てに行かないということです。

だから、検証が必要という時点で、分析法が不確かで信用できていないために、本当に信用できるまで思い切ってトレード出来ずに負けやすい状況を自ら作り出してます。


「深掘りするほど勉強していないから恐る恐るトレード」してるんです。こういうのを繰り返す人は癖となり、浅い手法同士を掛け合わせてより複雑にトレードルールを作り自滅します。



ここは勝負師の性格もあって分かれるところ、成長が遅れるところでもあります。私が教える初心者でも大きく利益を出せるのは分析法を心底信用して身に付け、絶好のタイミングで思い切って入れていくからです。

負けやすいというのは検証、客観的・主観的の枠を超えた、「全ての迷い」も関係します。

だから早いうちに正す、余計な知識を入れる前に方向性を決める、今分かってるレベルを客観的に判断出来る人に聞いて把握すること、足らない実践力は何かを知りその差を埋めること、こういった進捗や現状把握も養成課程では必要になります。

独学の場合はそれを客観的に自分で判断できるかどうかです。


確かな方法かを試行・検証する時間があるなら、確かな方法でトレーニングを始めれる人の方が上達が早く人の数倍熟れるのは当然ですね。





ヒントは必ずチャートにある

私はデータを取ってるのは1つだけです。週末に数分で終わることだけ。

そして、私は検証データを取らず、ただ先を読むことだけをやってきました。

チャートは、「次にどうなる」「どこへ向かおうとしてる」「逆に振ってから順行する」というようなシグナルを発してます。

皆さんはそれを読み取るトレーニングをしてきてますか?何の勉強をするか路線・専門が違えば当然やってないのでそういう方向性での能力は開花しません。

FXをしてる多くの人は、信じてるものが勝ってる人と違うから負ける人が多いんですよね…



では、明日から自分もそういう目でチャートを探ろう…って言っても無理だと思います。

チャートにはヒントがあると言いましたが、有名大学卒の人が皆んな攻略出来てるなら、皆んな仕事しなくなりますので、どう考えても分からない難解なパズルを解くようなものだからFXは難しいって言われています。

難しい部分は原理を追求するところですが。それが分かってもポジション取りのレベル(実践)に落とし込むにはまた難解なパズルを解く開発作業があります。


だからFXは、皆んな方法論を探っていく模索期間があり、分からないから出来上がった◯◯手法を真似しますね。

学校や資格の勉強方法で立ち向かうと失敗するFX特有の罠がありますが、何度も言うように皆んなが見てるものが正しいという発想自体を壊さないと一向に分かるようにならない世界です。

本当に何度も書いてますが、勉強を積み上げてプロのようなことができる時が来るんじゃなく、初心者からでも数年経たずに勝っていけるようになる人は「最初からシンプルに王道を覚える」から早いんです。




勘トレード

いかにも上がりそうなローソク。多くの人は下がってきた中で移動平均線も上がって大きな陽線ならまた押し目かとロングを入れると思いますが、それが全部ヒゲに代わり陰線となるケース。

お分かり頂けるかと思いますが、これは過去チャートでは陰線で、陽線だった事実やリアルタイムな惑わされる動きは読み取れないんです。

リアルタイムで騙される動きが体感出来ない過去チャートの点でその原因を追求出来ないですね。

ローソクの方向、それに伴う移動平均線の方向を後で曲げてくる強さが波動です。見た目のローソクに騙されない正方向というものを知るための波動分析です。



客観的で第三者目線で考えるとは、ただの他人目線ではないですよね。誰でも良いわけではなく、FXで長けた人の目線を持つことが大事で、プロならそこでトレードするかも含めてチャートの動きに踊らされない分析力を持たないといけないということです。

上記のケースでは、紛れもなくショートで来てる中での陽線でレートが上がってるからロングではなく上がったレートを利用できる幅を取れるショートエントリーのチャンスだったわけです。こういうポイントを読めれば色々取れる場面は出てきますが、特にドル円をやってる人はロングに慣れすぎて買いを入れとけば間違いがないという安易なトレードをしてる人が多いですね。これは客観・主観ではなく勘トレードです。

※勘=山勘の方です。



勘トレードではない分析とは…

勘といってもトレーダーの第六感の方であれば良いですね。

勘ではなく本当に根拠を持ってチャートを見れてる人は、数日前から取ってるロングと今日のロングは同じロングではないという違いが分かってる人だけです。

日も違うし通貨やレートも違うしそうだろう、っていう意味ではありませんよ。これが分かってる人は「本当の順張り」に行き着き、スキャルやデイトレの楽な利益の取り方となる同じロングの入れ方も変わってきます。



主観や客観は、最後はどっちでも良いレベルになるのが正解なのかもしれません。

まだ分析法が確立していない間は客観的なものを大事にしないといけませんが、出来上がってくると自分がそう思うことが既に客観的思考で見てきたチャート分析の結果と一致することになりますので。


客観的に見るのが難しい場合、「そう思う」というものがチャートの動きと完全に一致してくる方法論が客観視出来る分析と言えば早いですね。


一般的に言われてることや、テクニカルの「知識」「常識」は誰が作ったもので、あなたが思ってる常識は、客観視出来るチャート分析かどうか。ってことを考える必要があります。

過去チャートで検証するというのも、どこで刷り込まれた常識なのか…です。それが必要か不要かはそれぞれですが、私はチャートパターンも面倒で覚えてません。もっと違うもので分析してるので支障がなかった、いいえ、客観的に見れるテクニカルのために「一般的なものを排除して」ローソクの動きから分かる未来チャートの予測・展開を重視したんです。

どんな分野でも、覚えるところから方向性や専門のスタートが違いますよね。FXは8割負けるんだとすると、多くの人がこのスキャルとかテクニックって同じことを言ってたら疑わないといけません。本当にそれで正しいなら8割が勝って少数派の2割が負けてます。

一言でFXといっても専門分野が異なる…ことを最初に分からないといけません。



少年野球の選手や高校野球の選手も、子供がいつも見てるのはプロですよね。全国から才能がある選手が同じ監督・指導者の元で練習して、プロになる人と差が出る。これはなぜか。

勿論、センスや持って生まれた身体能力の差はありますが、全国で才能ある人が集まった中でさらに上にいく時の差の話しです。

全部その人の考え方・性格・信じてるものの違いがあります。個々に磨き上げるものが違ってるから結果に差が出ます。


FXでも同じです。

◯◯手法をチャートに持ち込むと主観。チャートから持ち出したものは客観的事実です。

損切りするのは性格もあって、損切りしやすいところで入れてしまう癖や目線もあります。エントリータイミングの問題で損切りになってるなら分析に問題があり、分析が正しくないと考えないと鍛えられないのにYouTubeで見て正しいはずだと思い込んでいたら一向に直りませんよね。

チャートを客観的に見れることは必要ですが、YouTubeや巷の情報を客観的に見ないと元から総崩れになるという内容はいつもブログで書いてますよね。


勝ってるトレーダーが…何でその手法をYouTubeとSNSで宣伝したがるんでしょう。私は具体的な方法論は不特定多数が見る外部に一切漏らしません。

FX攻略の過程で別のものを信じてやまない頑固な人に、即席の分析法の一部を教えると全く違う解釈をするからです。本や動画を見て分かったつもりになる人は、解釈自体が勝つ人とは違うところにあったりします。





私の中では無い考え

何を考えていても、どういうトレードをしても、どんな手法を使っても自由ですよ。

あくまでも私はそう考えないというものです。


⚫︎チャートは全てファンダメンタルで動いている

⚫︎通貨ペアは相関・逆相関で図れる。

⚫︎上がった、下がった、を全て日銀や金利の問題で考える

⚫︎MACDが優れたオシレーター

⚫︎チャートの数日先は誰も読めない

⚫︎ランダム理論

⚫︎聖杯はない

⚫︎ダウ理論やエリオット波動理論だけやっていれば勝てる

⚫︎パターン分析に当て嵌めるトレード

⚫︎MTF分析は不要

⚫︎レンジブレイクの方向は分からない


まだまだありますが、こういうものは否定できるテクニカルの根拠は持ってます。分からない人が分からないと答えを出してる言い回しなのが分かりますね。


FXにも何の技術・手法を信じて進むかの流派的なものはありますよ。



タイトルに★が付いてるものは一、二度読んでも分からないFXの論点がいくつも入ってます。








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