★★ 何を見れば好転するのか。器を作るもの。

 




勝っていける方法は…


もう兎に角考えることです。

考えるだけでFX上手くなって勝てるようにならない!と思ってる人ほど考えてませんよ。

だから「勝てる方法・型」の答えばかりを求めてます。



チャート分析やテクニックの具体的な方法論を模索する必要はありますが、分からない時はそれが分からないんですよね。

何が正しくて、何を続ければ良いんだろう、何を見れば良いんだろうって、トレードに必要な最低限度のテクニカルでも良いから是が非でも1つこれだと言えるものを手に入れたいと思ってる段階にある人は多いと思います。



だから…答えや打破するヒントが無いかってネットに求める。


だから間違うんです。同じように求めてる人が80%。既に誰でも見てるし、その上で一向に好転していない現状を認めずさらに探してるって時間の無駄でしかありません。



人が成功するのは全て思考、考えが合ってくるから達成に向かえるんです。

チャート分析だから、技術だから、何かこれという方法を知らないと上手くならないと思いがちですが、それも確かなんですが、正しい中身を入れるには先に正しい器が必要です。


もっと簡単に言うと、FXが分からなくなってる人の想像するFXに対するイメージや成功の道と、FXで利益を上げてる人の思考や理想道は、全然違うってことです。

しかし、負けやすい方ほど頑固で出来上がった思考を曲げない・素直に聞き入れない・都合が良いことだけ信じるという共通の特徴があります。


FXはギャンブルだって言うのは、ギターを買って練習に耐えれず諦めた状態と同じで、その人には10万円のギターも600万のギターも、弾けない人にはただのガラクタです。

出来ないって結論を出すのは今日でも出来ますが、出来るようになるには継続しかありませんよね。

野球選手になれるのは限られた人だけだからやめておけ、FXで勝っていけるのは1%だからするなって、こういうことを言ってるのは完全燃焼するぐらい努力もせずに諦めた人や、勉強・練習のそもそもの思考が間違ってた人です。


皆んな努力が足らないって、人のことなら言えますが、努力をするステージの前段階で、FXをやってる人は「今すぐ」を求めます。

そんなに直ぐに大金を手に出来るなら皆んな仕事辞めてますよね。


損切りも判断が早い、エントリーも考えず飛びつく、利確も焦って直ぐに決済する、勉強が正しいかも知らないのに諦めも早い。

お金を稼ぐって、簡単なことなら皆んなもっと裕福になれます。その最も難しいことをなぜそんな勉強も訓練もしていない人が直ぐに出来るようになるのか…


勝てる方法は、知ったらゴールではなく、知ったところからがFXトレーダーになれるかのスタートですよ。勝つまともな方法を知らないなら独学で何年も研究する覚悟が必要ですし、発見してもそこから使える様にするまで1〜2年の技法昇華作業と検証が待ってます。

手法が定まっていない、これでいいのか分からない段階であれば向こう2年はまだ勝てる様にはならないと思ってください。やり方が分かって目線を定めてからが訓練なので。

初期投資をケチると成功しないビジネスの鉄則通り、その道を選ぶなら数十万円の損失(費用)と年数は覚悟して挑まないと何者にもなれません。

直ぐには何も出来ないのに未熟なほど直ぐ出来ると思ってしまうのはその業界を知らないからです。



色んな勝ち方があり、負ける時はだいたいよく似た理由があると言われているFXですが…

例えば暴走する思考の人に車の操作方法を教えても危ない運転で事故を起こす可能性が高いことは皆んな分かりますよね?

同じことをするとしても考え方や傾向を正さないと、人は間違った方向に行き、公道を上手く走る人とは異なった行動をとります。

さらに、常識は人それぞれで、基準は個々の解釈次第で差が出て来ますよね。一般的に常識だと思ってることが通用しない人もいます。

でもこれは公道を走るという、公共の場でのルールの話しで、このような場合は誰も事故したくないから特に意識しなくても普通の注意で変な事もしないでしょう。


FXのチャートの場合は、もっと色んな状況・パターンがあり、どこでも注文を出せます。

見ている人の思考の違いで同じものには見えない事も多く、エントリーポイントも魅力を感じる箇所も人の性格によって様々です。


前置きが長くなりましたが、「FXに於ける正しい」ってなんだろうって考えることと、チャートの公道を事故なくトレードしていくためにはトレーダーの思考って本当に大事な事なんですよ。


例えば、上手い人は「取れるところだけをする」、「待つことが大事」、「シンプルにすること」など言いますよね?

しかし、分からない人には体感したことがないものは入りませんし、分からないものです。

それで、分からないから探す…


探すのは外ではなく内なるものです。

チャートのローソクはある一定の動きをしてるのに、ランダムだなんだって言われて、結局分からないから動いてる見やすい下位足でトレードしている、またスキャルピングで稼いでる人が多いから自分もそれをしたいなど、どこかで見た情報を真に受けてたら思うようにトレード出来るようにならないです。

どこまでやっても勘トレードの域を出ないものです。

YouTuberトレーダー、セミナートレーダーなど色々いますし、ビジネスでもセミナー専門コンサルタントもいますよね。為替に詳しい風の金融ジャーナリストもいますがトレーダーで成功してるのとは別物です。

もっとよく見ないといけませんよ。




勝ちには偶然の勝ちはあるけど負けには必然的な理由があります。


どうやっても資金が減って負けるから方法を知りたいという人の大半は自ら負けに行ってます。

具体的に言うと、スキャルが良いってどこの誰が言ってるのか知りませんが、大きく勝ってる人はチャートの取れるところでエントリー〜利確するのでスキャルやデイトレ、スイングでも何でもやってます。

1日に何個もエントリーする人もいれば、海外には数回で数億取る人もいますよね。そんなに細かにトレードしていないし、待つ時は数週間でも待って大きく取るのもスタイルです。


チャートを読めていたらpipsを稼げるところでスキャルで短く利確する必要はなく、ポジションキープすればどんどん含み益が増えますよね。なぜスキャル専門になるんでしょう。それは長く取れるところを読めてないからです。

長く取れるところを見れる分析でないから、不安で利確しておく心理になり、戻るレートや逆行かを見れないから不安で損切りをし、いつもその目線だから負けた時の損失を取り返せる余裕もなくなり、プラス益といっても成功体験が小さく自信も持てなくなり、負けが続くと負の連鎖に落ちます。


ローソクはそんなにあっちこっち行ってるものじゃなく、チャートを動かしてるのは世界でも有名な銀行やファンドの力です。個人投資家がいくら数百万人集まっても動きませんので、テクニカルはプロ好みのものを覚える必要性があるんです。


では、そんなプロは1、5分足でトレードしてるかって、見てもないでしょう。スキャルピングは1、5分足を見てトレードするって固定観念だから負けます。ちゃんと負ける理由があるんです。

だから15分足を見てる、上位足分析もしてると言っても、基本がその読み方の上でのMTF分析なので、そもそもの基準が既に違います。ここにもヒントがありますが響く人とそうでない人の差は出てきます。

考えるだけで分かることもあり、沢山改善出来ることもありますが、突き詰めて考えないから突破口まで見つけられないし、今日も利益取れるかなって平気で入っていきます。


3.300のレートの時に、3.600のレートに来てからショートすれば良いのに、今この瞬間に取れると思って急ぐエントリーは、どんな分析法&テクニックがあっても、根本的な思考とせっかちで失敗を招くトレードになります。


特に長く取れなくても良いなら、ローソク1本でも捨てるローソクと取るローソクの見極めが出来るだけで勝っていけるトレードが出来ます。

要は、中途半端な時にするトレードには負ける確率を上げる落とし穴があることを知るべきです。




分かるでしょうか。暴走してる人は分析技術の前に、考え方を変えて器を作らないと、もっと上の分析が入らない状態だということを。

インジケータやオシレーターの使い方を覚えたり説明してる手法を知っても、チャート分析をしてるんじゃなくローソクの動きを表してるインジケータを見てるだけです。

こういうものを数年やり続けてまぐれで利益になっても続けられません。それを信じてることが正しいという思考、それでは分析になっていないと気付くのも思考です。


具体的に何をすれば良いか…

外から持って来た情報メガネでチャートを見ようとするんじゃなく、チャートを見続けて分かることのみ分析論に組み込んでいきます。

ただチャートを見るなら誰でも数ヶ月やってきてますが、このチャートを見る時の「目的」が思考の差で異なるんです。



上手くいっていない人のトレードしてる時間は勉強してる時間じゃなく、利益を目論んだ自己都合でチャートを見てる時間だから勉強時間に入れたらダメですよ。


何を分かりたくてチャートのどこを見れば理解出来るかの目的ある目線から本質を見抜くのが洞察力です。


FXは、単に◯◯の方法を知れば勝っていける、という勝てるスイッチ探しみたいな浅いものじゃなく、インジケータの使い方に終始するだけでもなく、あの複雑なチャートを読める分析に行き着くにはそれ相応の器を先に思考で作り、同じ流儀でやり抜かないと、何年費やしても好転しないものです。



…って伝わるのかな思いますが、FXはどうやっても知れないから間違うっていうのであれば、全部捨ててゼロベースにし、何をやればチャートの先端で判断出来る分析が出来るか、トレードを止めてチャートを見て深く考えてみてください。

その集中力と継続から出てきた発見が思考を正して器が見つかります。このように研究する枠組み(器)やテーマがなければ目的や目標は立てれず、計画なくして自然とプロになれたってことはあり得ません。

偶然に勝っていけて億が手に入ったっていうほど投資は簡単なものではないことぐらい皆さんご存知なはずで、仮説があるから発見があり、発見は難題の解決なのでチャートから読み取れるものを大切にしないとチャート分析技術自体は向上しないってことです。


チャートをテクニカルで分かるようになるには…

①基本ベースの理論・②分析法・③細かなテクニックが必要で、全て一連の技能です。

インジケータは②と③の間の視覚化しやすいもので、それだけではテクニカル分析は不十分だからちょっとしたイレギュラーな相場で負け倒します。


文章では難しいですが、実際にすることは、ただ利益を取れるところを先に読めるかってだけのことです。

短く取って合計60.0pipsにするか、100.0pipsを狙って安全に60.0pips取っておくのか、同じ結果でもそういうスタイルや効率は後で影響してきますし、狙うポイントや分析自体が違います。


考え方が正しくなれば、今まで何で失敗していたか不思議になるぐらいトントン拍子に上達するかもしれませんよ。

ここでの正しい考え方って、無駄なことや見当違いなことを避けるって意味です。


※私のテクニカル分析は、武術に例えれば何かの型を覚えてからアレンジしたものではなく、実戦の数から生み出した戦略的トレードの総合的分析理論です。






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