ハイレバ??実効レバレッジ

 




ハイレバ??実効レバレッジ

上限レバレッジは国内では25倍、海外のグローバルブランドでは概ね400〜2000倍(状況で変動も有り)ですね。

こんな倍率を見て、1万円で2,000万円の取引が出来るって借金すごい増えるって発想をしたら初心者です。

上限レバレッジは必要証拠金を決める倍率で、1Lot(10万通貨)に必要な分母の数字です。

現在レート150円の時、

①100,000/25倍→150×4,000
②100,000/2,000倍→150×50

どっちが大きい数字になりますか?

①ですよね?同じ利益を得るために国内口座はそれだけお金を必要とするって事です。これが口座に用意された上限レバレッジです。


実効レバレッジは、証拠金と現在保有中のポジションの損益を加減算して、注文Lotの割合で決まります。

簡単に言うと、証拠金1万円に対して1,000通貨の0.01Lotは実効レバレッジ14、15です。

国内でも1,000通貨で実効レバレッジは同じですよ。

※取引する事が多いクロス円など


✅レバレッジ計算

レバレッジ=現在レート×通貨数量/有効証拠金


仮にユーロ円が1ユーロ=150円としましょう。

1万円当たりを出しますと…

150円×1,000通貨/10,000=レバレッジ15


国内も海外もこの実効レバレッジは同じです。「証拠金」に対しての「通貨数量」なので、海外はレバレッジが高いって口座レバレッジは関係ありません。



ごく普通な実効レバレッジ…

海外口座では上限レバレッジが高いので必要証拠金が少なく済み、通常は上記のように1万円当たり0.01〜0.03Lotで実効レバレッジが15〜45倍となります。

証拠金50万なら0.5といった数字です。


グローバルブランドの口座の話しではなく、他国では日本同様に規制や法律がありますが、上限レバレッジ50の規制でやってることもあるので、日本はその半分ですね。

実効レバレッジ15ってそれほど高い数値ではありません。


国内では25倍のレバレッジが上限なので、業者等の有識者会議で低く決めてますが、顧客に儲けられると業者のリスクが上がるからです。レバレッジは高い方が証拠金が安いんですから必要証拠金を上げて打てなくし、儲けさせなければ負ける方が多くなるのでこうしてるんです。


トレーダーの頭の中ではこの上限25倍の枠の中でロットを打ってますが、レバレッジ20だと枠の余りが少なくハイレバだって感覚になると思います。

でも普通ですよね?証拠金維持率を見ると低くなるので危ない気になりますが、海外だと証拠金100万で1Lot(10万通貨)を2ポジションなんて普通で実効レバレッジ30なんですから、本当に誰でもやってるLot割合です。




トレードレベル

国内では安全レバレッジが5〜15平均という考え方ですが、この安全なロットでやってても、海外の50倍までのLotでやってても、負ける人はどっちの割合も変わりません。


77%や80%は資産が増えず負けているって日本や海外も同じような事が言われてます。


大差なく同じように勝つ人は勝ち、負ける人もいるとするなら国内の安全だと言われてる実効レバレッジって意味がありませんね。

寧ろ低レバレッジで証拠金を減らしてるのは固定スプレッドが狭すぎるので数を叩く人が多いんだと思います。トレードレベルにも問題がある人が多いということです。

海外口座の方はその辺りに注意してるので、スプレッドが広い壁を乗り越えてトレードする癖があり、国内でトレードしてた人よりは少し上手いと言えます。海外口座にした方が勝ってる人もいますね。


同じ証拠金やトレードレベルの条件下では、国内実効レバレッジ5〜15倍、海外15〜45倍が普通だという感覚だとすれば、海外口座の方は国内口座の人の3〜9倍の利益差が出ます。

同じトレードレベルでですよ?国内は税金が安いって、海外は国内の2.5倍高く付いたとしても、数倍稼げばどっちが利益残せるかってことになります。だから好みが分かれるんですね。



FXはLot×pips

FXの利益は証拠金が多い方が利益も大きくなり、Lot数量×pips幅、即ちトレードレベル次第で利益に大きく影響します。

ごく当たり前のこと言ってますよ。。


それで、難易度のお話ですが、

「利益を上げて行こう」「楽なpipsにしよう」と考えるとLot上げて短いpipsのトレードになりますね。

pips幅が狭い方が簡単に取れるので難易度は勿論下がりますが、反面、失敗しても大きな損切りになるデメリット×回数叩くと大きなドカンレベルで証拠金を失います。小pipsで利益を上げようとした逆も食らいますので。

Lotを張ってこういうトレードは確かに数pipsで数万円づつ取れて楽なスキャルですが、トレードレベルで言えば波を捉える技能は低下します。ローソク1本トレードなので、技術よりもギャンブル寄りのスキャルになります。


だから私は、pipsを抜く方を薦めてます。

それはなぜかもう分かりますよね?

Lotを危なくない実効レバレッジにしてpipsを抜く技術を上げる方が、失敗する時の損失を上記より抑えられて、伸ばせるところではLot上げ効果分をpipsで取るからです。

pips幅を取る考えでは利確まで時間は掛かりますが、それが出来る波を読む分析で上達すると、Lotを上げてpips幅も取れるのでスキャルの人が損切りしてる間にも含み益がどんどん増えるのを見物出来ますね。



要は、決済までの時間が短いと早く利益にする事が出来ますが、回数は叩くほど不利なので必ず損切り率も同時に上がります。で利確も短い上に次のエントリーも入れたくなる衝動でまた損切りに当たります。

利確するってことは、トレンドでは次はもうさっきより不利レートになるんです。いつまでも同じ方向ではないのでポジションメイクの手間が増えますよね。

余裕pipsの取り方を覚えれば、損切りに遭っても取り返しに心の余裕が出てきます。


FXはLot×pipsですが、この比重をpips寄りの考えを持つ方がリスク管理しながら利益を増やせるって事です。

私はこれでスキャル思考から何でもやる考えにチェンジして分析レベルを上げました。








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