FXのROI

 



投資対効果や費用対効果

投資は物の価値の取引で得る長期の利益、投機は価格に対する売買で得る短期の利益ですが、お金でお金を増やすものは投資の枠内です。


一言で投資といっても、金融商品が代表的なイメージですが、企業に就職して数十年勤め上げる事も人生の多くの時間をその企業に投資してますし、将来なりたいもののために数年の時間を費やして勉強してこれも人生の大事な時間やお金を投資しています。


投資はしないという考えでも、それは金融商品の取引をしないというだけで、皆んな学生の時から将来に向けて自分に投資してます。


投資で得た利益から投資した元本を引いた経常利益がROIです。

投資対効果で得られた率のことで、例えばFXで10万円入金して30万円に増えたら、

10÷30×100%=300%

になります。



FXを真剣に取り組んでる皆さんは、2%ルールなどの情報を見た事があると思いますが、FXで勝っていける人でも負ける人でも、1日平均で1〜2%の利益や損失で打ち切る方が良いという考えもありますね。


平均2%利益を取れたら月20日間では40%なので、ROIも40%です。

①1,000万円を2,000万円にしたらROIは200%

②10万円を50万円にしたらROI500%

金額は①の方が増えてますが、投資対効果で言えばFXの技術では②の方が勝っているかもしれませんね。


投資対効果は、投資に費やした資金・費用に対して結果的に得られた報酬・収益の割合を見るもので…


例えば…私立の大学に入って将来的に数十万円を手にするために頑張って受験勉強しますか?

考える将来の収入はもっと大きいはずで、そのために勉強しますよね。


しかし、実際の投資になれば、物凄く小さな事を考えてる方が多いです。

数十万や数万円得るためにFXしてるんでしょうか?


それなら物販したりバイトしてる方が儲かりますよね。

先ずは勝っていける事が先で、1万円を2万円に出来なければ100万円を200万円にも出来ないから、負けてロスカットされないように練習する事が大事という考えは分かります。負けやすいところから抜け出したいのが先決という気持ち。


実際に現実がそうであればそこでの考えが重要ですが、負け続けると消極的になる癖が付き、如何に安全にリスクなく増える商品はないかと、商品選びに集中するようになります。

投資に限らず言えますが、どの分野を極めるかも決められない優柔不断、自分の腕を磨かない、一切損失は認めず損しても勝てばいいって考えられない気が小さいようではビジネスや投資全般に儲ける事から遠い思考です。


月に5%複利、年10%複利…と考えるのは弱気なトレードです。だからって無謀に攻めるのとは違いますよ。

いくらリスク性が高いFXでも、きちんとやれば資金に対して日1〜2%の利益や週5〜20%は不可能ではないんです。EAと比較する必要はなく裁量は1〜2ヶ月100%の場合もあります。


FXで成功したい、勝ちたい、というレベルは個々によって違い様々ですが、会社員の年収を超える収益をFXに求めるなら、その年収を貰えるために費やした年数を時間短縮してFXの技能を習得しないといけないので、数倍の努力が必要になります。

時間を省略して早く上手くなりたいって考えは、あなたがその会社で築いた地位と年収を、新人が1年で超えるというぐらいの事を望んでるので、何倍やれますかって話になってきますよね。



働いて稼ぐより難しい、資金を減らす方が多いと言われるFXで、会社員以上の収入にするには、それ相応の犠牲と投資対効果の種(技術)が必要なのは言うまでもありません。

数十万だけ得れたら良いと考えても数万円が精一杯の技術しか習得出来ないのが世の中です。



FXの勉強が難しいのは

①大学に入る勉強方法では通用しないから多くの人が本当のトレーニングが出来ていない。

②自己投資しない。手法の模索に時間が掛かりすぎ、何が正しいかの検証するための時間を取れないうちに実践で失敗する。

③お金でお金を稼ぎ、努力次第で一般の会社員以上に裕福にもなれる方法が、簡単にネットに落ちていると思っている甘さ。

④将来的な規模の小ささ、気の弱さ。


こういう理由です。

法人の会社を2社潰して、借金数千万を背負い、3社目で成功といった苦労をしてる社長もいます。

そんな人の思考は教えてくれますが、成功ノウハウや成功手順はネットには載せません。そういうものがあると思ってるのが目を覚ましていないFX初心者です。


投資対効果や費用対効果を考えて投資の技術やノウハウを得る思考を持つ時に、同じレベルに到達する過程が10年なのか1年なのか、この時間の使い方は成功する人と失敗する傾向にある人とでは、時間論を含めた投資効率の思考が全然交わらないぐらい異なります。


FXで勝ってる人が多い層は自営業者や企業役員というデータもあるので、投資対効果や利益率のROI、時間論を考えれる思考がある方が有利で、会社員の年収の数倍の利益にならないと面白くないと考える人が、一体どのような勉強をしてるか考えることは、今負けてる人も考えないと投資の世界では大成しない思考になります。


私も今思えば、初心者の時の数ヶ月はFXの事を知りもしないのに凝り固まった思考で頑固でした。FXで勝ってきたら考えが変わってくるんじゃなく、今分からなくてもその方向の思考に変えていかないと成功する方向には行けないものなんです。


簡単にいうと、目標を小さくすることはなく、出世も事業もFXも自分のトレーニングに掛けた時間・お金・労力の差がダイレクトに数年後の将来の収益に比例するので、FXを簡単に考えてるほどしっぺ返しだけを貰い、自己投資してレベルを上げれた人はその何十倍もの利益を取れる、そうなってくるものです。


技能=お金(自己投資)×労力(苦労)/時間(年数)

時間を短縮すればお金と労力に割り振られる代わりに儲けるまで早くなる可能性があります。

お金が0なら計算は0になるか労力(苦労)と時間が膨大に掛かりますし、時間の分母が増えれば非効率になってしまいます。

労力を嫌がれば何も得られない結果になりますね。

どれもバランスよくしないと答え(技能)が大きくならないですし、一定の時間を皆んなが使ってるなら、利益効率に差が出るのはお金と労力の差になります。


※この記事では分析やテクニックの内容は考慮していない一般的な勉強や投資対効果についてです。

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