みんなで入れたらトレンド??

 





こういう事を考えてる人は多いのかなと思います。

皆んながSNSで見て同じ方向でエントリーしたら自分も利益になるから、影響力ある人を追いかけて方向を真似する。




ならないですよ!!??



先ず、個人はFX業者と契約してトレードを行っていますが、国内FXはスプレッド固定の店頭FXが多く、業者と顧客の相対取引となっています。顧客の注文は時間帯関係なく殆どどんな注文でも一旦引き受け、自分が「買い」なら「売り」の相手と自動で相殺されていきます。

インターバンクに流れず業者内で処理される内部マリー取引だからどんな注文でも通ります。高い確率で顧客が負けているから殆ど業者の儲けです。


勝つ顧客、負ける顧客を振り分けて、勝つ顧客や数量が多い顧客はリスクヘッジのために契約のLPにカバー取引を行います。

外部カバー取引は顧客と同じ方向で注文を流すので、顧客が勝つトレードは業者も利益になり、出金に対応出来るというわけです。

では、負けやすい顧客のものまで全部カバー取引に出してたら?業者も全部負けるから出しませんよね?だから相殺のマリー(呑む)になります。


FXは儲けれるものじゃないという発想とは違いますよ。そういうシステムでも、正しくチャートを読めばどの業者でトレードしても利益を出せます。利益を出されて嫌がるのは業者側ですね。




みんなで同じ方向にトレードしても何の意味もありません。

チャートが動いてるのは、銀行間取引など機関投資家や大口を抱えてるファンドなどの影響です。

最低で1億ドル単位でトレードしてるので、個人のデータがインターバンクに流れても1000Lotで1500万使ってもローソクを動かせるほど影響がないんです。



大衆心理を読むと言って、SNSでみんなの意見を見ても無意味なことをしています。

銀行ではなくても大口顧客を抱えるヘッジファンドはテクニカル分析で、個人投資家の先を読み、指値やエントリーしてる箇所、逆指値が集中するところをわざと狩って、損切りさせてドテンでトレンドを作ろうと仕掛けてきます。


というよりもプロや上級ほど上位足でトレードしてるので、個人トレーダーが下位足で逆に入れたり、小さなローソクの動きで上下に揺られて勝手に負けてるといった感じです。

政府の為替介入は何も日本だけではなく、海外でも連銀が行ってますし、銀行とやり取りして大きく儲けてる事もあります。


大衆心理とは、SNSで皆んなの動向を見る事じゃなく、世界的に見て大口の動きを読むことにあります。日本人の書き込みなどと違いますよ?


大口や機関投資家はどこでもトレードしてるわけじゃなくて、大きく狙えるところを分析してるので、各分足のレンジ箇所は個人が思いつきでトレードしてるから大口が入らずレンジが起こりやすくなります。

特に世界の参加者が多い主要通貨ペアは、見る人の時間軸が違うため上下で入れてるのでレンジが出来たり揺らされやすくなりますね。



大衆心理を読むのは、こうした皆んなが途中で入る箇所を知り、レンジで上下どちらにも振り回すポジションを取らない思考です。

レンジに入る前にエントリー出来れば、高みの見物で含み益をずっと見ながらチャートを静観出来ますし、レンジ後であればサッと利確するといった事も出来ますね。


中途半端に人の真似事トレードするのが一番負けるということです。

そんなことしてないですか?


寧ろ、SNSの皆んなより先に決断出来るだけの分析法で、根拠を見出して確実に方向と位置の割り出しが出来れば、皆んながガチャガチャ入るところは余裕を持って利益になってるという風な、プロと同じトレードをすべき、またそうなるべきで理想とするものが違うと思いませんか?







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