根本的に違うこと

 






上達しない人の思考


皆さんはどちらでしょう❓

(A)FXは、特定のテクニカル(技術)を持つと意図的に利益を取れる。

(B)FXは、最終的には運(勘)だ。



分かりきったことですが、勘なわけがないですね。

大口の投資家の資金を預かって運用益を出すファンド等のプロトレーダーが勘でやってたら顧客が全員逃げます。

勘でやってると何年も続けれるわけがないですね❓

プロがいるものは安定できる方法があるってことです。宝くじみたいな抽選方式で当て続けるプロはいませんよね…




では次に、ある難関国家資格受験するため、

(A)下位資格から業界の知識を付けて勉強し、専門学校で勉強をスタート。

(B)独学で勉強したいと思い参考書をいくつも購入しスタート。



AさんとBさんはどっちも不合格。

難関国家資格は合格率一桁なので90%以上は不合格です。落とすための試験だから学校のテストとは違いますね。

諦めない場合、2年目はどっちが有利でしょう❓



当然Aさんです。

再度総復習し直し、論点が抜けてないか覚え直し、レベルが全然違う難問の過去問を時間内に解けるスピードを徹底的に鍛えれば合格圏内です。

Bさんは…

本番の試験問題は全く歯が立たずだったから、その後に専門学校に入り、どれだけ甘く見ていたかを知る。Aさんより広くは知ってるかもしれないけど、深さがなく使えないものに時間かけて独学してきた可能性がある。




専門学校に行っても同じものを習って90%が落ちるんですよね。

学校内で上位の成績でも、本番の試験問題を如何に点数配点が高いところを取れるかの見極めや技術が必要です。ただ一通りテキストを覚えれば合格するのではなく、合格するための要点を知らないと。

未知数の試験問題作成者の難問(解けなくて良い)を除いては専門学校の授業で合格レベルに達するものは手に入ります。

講師は、合格後に現役で活躍してる方が教えてるものですが、数年経っても合格出来ない人は何が違うんでしょう。

例えば、加点式ではなく減点式の記述問題と知らなければ、闇雲な回答をしてしまいますよね。



話をFXに戻すと、Bさんのように甘く見て自分で何でも出来ると思ってると「井の中の蛙」になります。

仮に同じテキストで勉強しても、解釈が違えば同じテクニカルに仕上がりませんね❓そこを正して行くのが独学と違う点です。

7年して合格すれば正解かもしれませんが、一人で6年してきたことは学校では半年で覚えれるかもしれません。この時間は大きな差です。

FXは遠回りしても最後に方法を知れば同じと思ってるかもしれませんが、邪魔する概念が多いとトレードの目線を見誤ることが増えます。

正しい分析と余計なことをしない両方を上達させないといけないから、遠回りをしてるほど捨てなければいけないものを抱えてトレードすることになります。続ければ…その先に…ってその方向性が違うから思ってる先はないんです。


FXは試験範囲が決まっていない、無差別級の色んなジャンルのテクニカルで参入しているプロの相場です。ただの実需の為替変動だったらナゼ予め引いてる移動平均線でローソクが止まる現象が度々起きるんでしょう。銀行で外貨交換する人が一件一件調節して上手く買い止めてる…そんなわけがなく…



冒頭のAとBで言えば、

(A)FXを続けたいから技術を高めたい

(B)ローソクを当てにいきたい。


これぐらい違いがあります。

Bさんの様に、上に行くか・下に行くか当てに行くトレードがFXだと思ってる場合、「技術の意味」も到底理解せず、「勘で何とかなる論法」が好きで目で追うことが日常になります。

技術だと言ってる人自体が理解出来ていないので、習うことやトレーニングも理解してるわけもなく、教えてもらっても勝てなかったらと言います。

この様な「知ること」と「できること」の違いを理解していないのに、勝てる様になるのかって言う人は…90%が成就しない世界なのに自分の努力を計算に入れずに答えを求めてます。

近い将来「勝てるトレーダー」になりたい場合は先ずはその方法を知って勉強してから勝っていくだけです。自分では勉強方法が分からない結果、10%に入る方法を知るために専門学校に行くんですよね。



だから私は本気じゃない人は教えないスタンスです。多くの時間を無駄にしますので。

方法を知ったら出来るというならボクシングのリングに上がってみたらいいんです。プロの一打で思い知らされると思います。素人でそこそこ出来ても、それで食べてるプロはレベルが違います。体重が乗って腰で打つものの違いを体で理解していないので。

※私も知りませんがスポーツ経験あればそういうことだと思います。



専門学校の一巡の勉強と同じで、内容を知った後に自分でどれだけトレーニングして、リアルチャートで分からない部分を相談しながら高めていくかの物事の上達の順序が分からない人は、FXはしない方が賢明です。

どんなことでも下積み時代があり、出来なければ10年しても初心者なのに、方法だけ知っていきなり勝ちトレーダーになりたいって、どういう思考なのかと思いますよね?

FXは難関国家資格の合格者でも攻略出来ないぐらいの難関テクニカルなんですよ❓

FX関連の手法や知識を付けることと、利益を取れる方法は別なので。




チャートは大きく分けて3つ。

少し分割して40〜60個ぐらいのパターンがあります。チャートパターンではないですし、上昇・下降・レンジの3つを言ってるんじゃないですよ?

相場の似た様なパターンで、同じ分析・テクニックで1〜1.5年やらないと結果は出ません。1個が…15分ローソクで300〜400本ぐらいの時間と思ってください。その中で経験1つです。


実際に体験して乗り越えて突き詰めて行く期間があるのに、2、3ヶ月聞いただけでは分かる様になるわけがありませんし、結論を急いで勝ちトレーダーになれないって思う方がおかしいことで、一人で何も気付かずやっていたら大事な論点を追って経験を積むことはできません。


通貨のチャート形成の時間がどれだけ人間の感覚と差異があるか…

※1、5分足でスキャル出来る人は上手いんじゃなく、小さいpipsしか取れないトレーダーです。本当にチャートを読めるなら相場に合わせてタイミングを掴んで大きいpipsが取れる。



方法論を持たずに数年経過し、尚もこれといった物がなければ何年後に出来るようになると計算できますか?

さらに、ダウ理論だけではダメ、エリオットだけでもダメ、ラインを上手く引けても各種インジケータやオシレーターの使い方を深く知ったところで勝てるようにはならない。という場合、何でFXに立ち向かえるか…

90%不合格、90%は負ける世界…



単純に、本当にチャートと合ってることをしていれば勝ってますよね。


勝てない、思うほど利益がないってことは、

「合ってると思うことが間違い」

「人の裏を行っていない(大衆と同じ方法)」

「無いと思ってるものは実は有る(勝ってる人でも知らない数段上のもの)」

「読み解くには別のものが必要」


トレードで外す前に思考でもう外してる可能性が高いんです。


勝ってる人は分析にじっくり時間を掛けます。いえ…分析は1、2分で済むけどじっくり待つ時間ですね。そのベースの上にテクニックを乗せるから簡単に・いつも同じことを繰り返して・再現性を持って根拠あるエントリーができますが、負ける人は根本的な原理を1つも理解せずに表面的な手法ばかり追いかけます。いくら勉強してきたと言っても本髄を分かってないから、頑張る気持ちが強くても「違う手法」で太刀打ち出来ないんです。


チャートには時間・区間・位置で読み解く波の絶対方向があるんですよ。それを知らない人がいくらインジケータを使ってもダマシに遭い、運で取れる日と損切りが多い日に命運が分かれます。

自力で見つけれる人は0.1%いるかいないか、見つけても実践レベルで使える様に出来るか…それぐらいのものです。

この人は、アレが分かってる人だ、この人は勝ってると言っても分かってなさそうでローソク単体でスキャルで抜いてる感じかなと、テクニカルの言ってる内容でしてるトレードが大体検討が付いてきます。


勘トレード脳だと分からないことでも、トレーニングで前に進めてる人はその手法はどの部分を取ろうとしてるものかテクニカルレベルで分かってきますし、それでは負けるというのも分かる様になります。

私が魚釣りはこうだと思うって言っても、その道で長く上手い人は直ぐに魚釣り初心者と見抜きますよね…それと同じです。

大物を釣れば魚拓を録るように、トレーダーの魚拓はポジションです。ポジション日記の代わりが見返して分かる画像だったり。



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