勝者は敗者。勝つ人が知るメカニズム

 




勝つ人は必ず知っている

あなたはナゼ負けるかのメカニズムをご存知ですか?

知らない人は、今までこうやれば勝てるというものばかりを追いかける傾向にあります。


本当に勝てる人は、利益を取れる方法と同時に、どうやれば負けてしまうという理屈も深く知っています。

そのトレーダーが負けてしまった経験によるものもありますが、相場の動き上で物理的にそうならないというものがあり、これを知ってるかどうかは非常に大きいウェイトになります。


負けから勝ち方を覚えるケースもありますし、しかしその逆の勝ちから負けるメカニズムを知ることは少ないでしょう。勝てば深く理由を振り返らないからですね。

だからある一定期間は、勝つためには負けて負けて打ちのめされなければ強くなれません。大切なのはその失敗から何を発見するかです。




何も研究せず勉強せず、感じない考えない頭を打たないタイプで、ただ証拠金が減ってしまったことだけを悔やんでいたらいつまでもトレードは伸びませんよ。

負ける…ということは利益を取れなかったってことですね。トータルで負けるっていうのは勝率も必然的に悪いってことです。リワードが良ければ証拠金は増えると言っても、辛うじてプラス益になってるだけで負け回数が多い根本的な改善はされていません。

プラス益だから勝ちではなく、技術では負けてる状態です。



例えば

①△50から取り返して+10で終わるよりも、

②1回で+30で終わる方が効率がいいですね。


ずっとそれでやっていけるか考えて、疲れる・しんどい分析・煩雑ってものは正しくなく間違いです。


利益を取れる方法だけを先に覚えるよりも、同時に負けのメカニズムを覚えないとやってはいけないことを何度も繰り返すのが人です。


その負ける理屈を深く教えてる人はいますか?

いない場合、これから自分で失敗してデータを蓄積していきますか?


これがFXの難しいところで、負ける人は多いけど、その理由までは深く知らないんです。だから何年も、勝てる方法のみ追いかけて一向に成長がみられないといったことになります。



FXは、

価格(レート)×時間

ですが、利益になるか損失になるかは


方向性×位置×レートタイミング×時間

で、条件が揃うところでなければしっかり利益は取れません。これを考える必要があります。


単純に、

「①利益」「②揺らされ」「③損失」

の3つになります。

この②の部分でエントリーしてる場合が多く、どっちに行くか分かっていない場合や、どこまで進むか知らない、どうなるかも分からないから往復ビンタ、いつも逆行、FXはギャンブル・運、という人がいつもトレードしてるところです。

②はほぼ③なので、素直にエントリー後に含み損なくサッと利益を取れるところって狭いんです。



16:00〜24:00までの一部分のチャートです。

40pipsの幅がありますが、この時間帯だからってトレードしてると、この中で絶対利益が欲しいと思ってやってるってことです。

ロングで綺麗に取ろうと思っても、揺らされて損切りしたり、絶対ロングって固定していたらショートにやられたり、ショートでも15分間で取れなかったらまた上がろうとしてきます。

利益も数pipsといった感じで、こういうトレードをしてる人がFXは運だと決め付けますが、テクニカルが分かれば先ず入れないところですね。

分かってるなら右側のロングまでじっと待ちます。


だから…もう何をどう言っても勝つテクニカルしかないんですよ。

利益を取る方法=テクニカル分析。もしも何も持たずにやってるならどうやって次に同じことを再現するんでしょう。決まった戦術があるから次もその次のトレードも同じように狙えます。




負ける人や初心者は兎に角努力なく勝てる方法を知りたがりますが、今のチャートは今しかないパターンのチャートです。似たチャートはいくつも出てきますが、取れる方法を知っても自分で判断出来る技術がなければ、利益を取っていけるトレーダーとはレベルが全然違いますね。

1ヶ月から1年のいくつものチャートの構造が入れ替わる経験と共に、それを正攻法の目線で見る分析トレーニングでしか培われないものがあります。目線をそのテクニカルに固定して1年やり続けることで鍛えられるって意味です。




YouTubeでこういう方法を知った…やってみたけど利益取れない…って、こういう人は物事を上達させるベースの思考が欠落しています。10年してもFX攻略は無理です。覚えたいものが技術仕事ではなくギャンブル論法なんです。



話を戻し。負けるというのは、偶然ローソクが逆に行ったのではなく、エントリーポジションから業者が操作して損させてるのでもなく、SL狩りしたりファンドが一般投資家を好んで狩ってるわけでも何でもありません。

そう信じてる人は根深く染み込んだ妄想があるので発想は自由ですが、


自分で選り好みして負けやすいところでトレードしてる目線で、同じパターンに陥ってるだけです。ただ…性格的な問題もあり、正パターンを知ってもその要素を排除する努力をしない限りその正しい方法も本当に正しいか気付かず、また元のパターンに戻ります。


自分を知らずに外的要因を負ける理由にしたり、勝てない原因をFXそのものに向けたり、他責思考はFXに限らず仕事でもビジネスでも結果は常に同じで、何をやっても将来に影響します。




勝者は敗者

日本の個人トレーダーは井の中の蛙です。

どういうことかと言うと…

誰かが言ったことを直ぐに鵜呑みにしますし、特に悪い方や楽な方を信じ、多数派で選びます。


ダウ理論やエリオットは、手法ではなくロジックで考え方なんです。だからダウ理論で勝てるのではなく、「ダウ理論の考えで編み出した手法の方で勝てる」が正確な文章です。

エリオットを勉強しても勝てないとか。そんな意見を聞けば勉強しなくて良いんだと決め付けたり。


為替トレーダーのトップは当たり前にエリオットの考えも持っていますよ。勿論ダウ理論も知ってます。しかしそれだけではダメなことも知ってます。

今の相場に対応出来る全ての論法を叶えるテクニカルはない…と決め付ければもうその人はテクニカルの向上はないでしょう。


無いとか、あり得ない、などは知らない人や負けてる人の言葉ですよ?

なぜダメな方を鵜呑みにするんでしょう。

料理を習いたいけど包丁は指を切るから触らない方がいい、と言われればもう美味しい料理を作る夢は諦めるのと同じです。


普通の人であれば、そう言った言葉は、

FXでは多くの人が負けてるなら腹いせにネットでFXは悪だと書き込みますね?

勝ってる人は一部でネットに書く人はもっと一部です。

どっちの人口が圧倒的に多いですか?

普通はここを考えます。



手法関連も同様に多くの情報があろうとも、簡単に出てくる探せるものはどっちでしょう?

お分かりですね?

FXで勝ってる人が情報を出し惜しみすればするほど、1人が正しいことを伝えても、負けてる多数が言う一般テクニカルが正しいと受け取られるんです。

そして今日もまたそれらで勉強し続ける人が負けていきます。数年経つと抜くのに苦労する頑固なトレードが出来上がります。


このように、FXトレードでの勝者はネットでは敗者になります。

分からない人は本質を見抜けず、分かりやすい初心者向けテクニカルや、如何にもなチャート画面・スキャルに吸い付いてますよね。


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