★★★ プロ根性…
★★★ プロ根性…
プロとアマチュアの違いはどれだけ厳しい目を持てるかです。
初心者の頃はトレードの右も左も分からない時から適当にエントリーして覚えていきますが、テクニカル分析が分かるようになればなるほど安易に手を出さなくなりますよね。
逆に慎重になりすぎる場合もあるから、シンプルにしていく、向上させながら不要なものを省く研究が続くわけです。
人は同じことを日常的に繰り返すと、どこかで「端折る」「楽する」「怠ける・怠る」部分が出てきます。
その楽をした時に、それで大丈夫だったらしんどいことは省けると思ってしまいますが、続けてたら大きなミスに繋がるケースがありますね。
端折るのとシンプルにするのとは異なるってことです。
見る目を養い余計なトレードは減って来ないといけないんですが、分析は省くと失敗に繋がります。
エントリーしてしまえば修正出来ないので、全てエントリー前にしておくことだから。
プロというのは、それで食べてる人のことですが、金銭面を除いてもプロかどうかは工程を端折らず抜かり無く一定のレベルを維持し、同じことを繰り返せる技術やテクニックをいつでも発揮出来るかの水準にあります。
テクニカルは不要と言う方は時々いますが、テクニカル＝技術的なので、職人が技術を言わなくなったら何も具体的な論法は持ってないし再現性はありませんね。
習得が難しいものですし、できないからって不要っとは違います。FXはこういう摩訶不思議な考え方が乱立します。
やっぱり基本に忠実というか、研究生もレクチャーしたポイントだけを徹底してる人はそれだけで取れてますので、ベース理論を中心としたフォーメーション分析でトレンドを狙えるポイントだけをただひたすら見るという基本を飽きずに出来るかが大事…その延長がプロなんだと思います。
FXの場合は、株式と違って情報やデータよりも完全にテクニカル＝技術です。誰がなんて言おうと誰がどう感じどう思っていても、利益を積み上げれるだけの技術があるかないかで左右するのが投機です。
世界最古のチャート分析手法と知られる、江戸時代に生まれた本間宗久氏の酒田五法は、投資の先駆けの米相場の投機から編み出した技術です。
私はコンサルティングでファンダメンタル要素を教えることはなく、自身もやってませんので、レクチャーはテクニカル分析技術(ノウハウ)のみです。それでも数ヶ月でチャートを読み、予測可能なテクニカルを覚えて利益を取れるようになってるんです。
FXは、数日でスイッチ切り替えのようなテクニカルや手法はありません。そういう売りで言ってる人はインスタントテクニックと思って間違いないですが、トレーダーとしての必要なスキル(目)は数ヶ月で定着してくるのは確かなことです。
ご本人がどれだけ繰り返しチャート研究するか、意識レベルや向上心で前後しますが、覚えが悪いと言ってる人であっても遅くても1年もやれば大きく変わってきます。
勝って行けるようになるか…FXはそんな他責の考えでは甘い！
勝ちたいなら是が非でも覚える気持ちがあるか無いかです。気持ち的には自分がプロとしてトレードすると決めたらその日からプロです。それぐらいの意識がなければ甘えが出ます。
お金が欲しいからFXを覚えるという動機で始めても、お金のことは抜きにしてどれだけ好きで深く入る覚悟があるかで手にする大きさが変わってきます。
FX続けてたら上手くなってくるだろうって人は上手くならないもので、手に入れたい具体的な将来設計なく進歩など望めるはずがありませんよね。学校に言ってたら誰でも成績良くなる…なってないですよね？
難しい世界で、人の数倍努力が必要というものでも、数倍やってる人の何倍もしないと儲けてる1〜5%には入れないのが常識です。
本を読めば入口には立てます。動画を見れば中身は大体分かるでしょう。でもそのレベルまでです。
プロレベルになるまで、一定のプロレベルを超えるプロになるには、普通のことを覚えて満足してても無理なのは分かりますよね…
何年やれば専業になれるか、どれだけ勉強したら会社員の年収を超えれるか、FXをやれば副業代わりになる、給料以外にちょっとお小遣いがあれば良い…そういうお金に執着してるうちは初心者の域を出ず、損してでも戦略と技術を持たないと目的のものは得られないのが仕事です。
Wトップやレンジブレイクを覚えれば勝てる…そんなことを覚えてもちょっとしたイレギュラーでやられます。
その形を知っても、なぜその相場でWトップの形になるのか、なぜそこでレンジが出来てるか、そのレンジが抜ける方向を先に分かってるか、トレンドになる入口をタイミングだけ見てるか、謂わゆる根拠と呼ぶ部分でも、浅い手法では見れないテクニカルとその発生源まで読める引き出しが多い人は強いですね。
今はまだ初心者だから分からなくて当然、続けてたら分かる…
ではなくて、それで食べていけるようになる人は、プロになるための気持ちで最初から取り掛かります。
一人でやっていたら2、3年は何の進展もなくFXしてただろうってレベルが一般的とした場合、私がレクチャーしてたら本人の自覚なくてもそういう独学の人よりも深いレベルでチャートを読めるようになります。初心者だったのに数ヶ月したら私と普通にテクニカルでチャートの話しが出来てるんです。
身につくとは、習慣性のものでそのベースを底上げしていくものだからこそ時間が掛かります。時間が掛かるから、上達してるかどうかは短時間で劇的には分かりません。が、テクニカルは分かることが増えてるはずです。
本当にチャートが読めれば手出し出来ない多さが分かるようになり、本当に狙うべきポイントの差が分かるようになっていれば、それはかなり進歩しています。
本当にチャートが分からない段階の人は、今のチャートが取りにくい難しい相場だという判断も出来ません。
こういう成長や進歩、進化って、今やってることは数ヶ月か数年後に現れます。
直ぐにこれじゃないと思う人ほど自分の努力量を無視して結論を急ぐので何をやっても自分で完成させれず、恐らく人に誇れる取り柄や特技は少ないと思います。
そこで踏ん張る人、将来的に点と点が結びついてある時ブレイクするテクニカルや目線をコツコツと積み上げれる、そんな入口や過程にいる人は…選ばれる側に行けると思います。
それが最初からあるかないかの「プロ根性」です。
具体的にいうと…
FXの大枠の捉え方が、
⚫︎続ければ誰でもいつかは上手くなる
⚫︎チャートが上がるか下がるかは1／2
⚫︎リスクリワードや確率論で考える
⚫︎決まった方法、マニュアルで勝っていけると思っている
⚫︎勝てる方法さえ分かれば何とかなる
⚫︎FX＝お金目的
という当てに行くギャンブルや、必殺技を持てばお金持ちになれるゲームのようなものを覚える思考の人は成長が見込めません。特に20代でも前半までの人はゲーム感覚が強く(多く)、恐らくFXの本質を理解出来ない年齢という印象を受けます。
勝っていける人や成功する伸びる人は、
⚫︎急がず継続を苦に思わず楽しむ
⚫︎お金では買えないものを大事にする
⚫︎利益よりも先ず技術
⚫︎本を読むより自分で考える。他責ではなく自責
このように、同じ事柄をする過程でも身になる方向に考えて動きます。出来ない理由を言う時間があればどのようにすれば出来るようになるかを深く考えて決断をします。
慎重という名の弱気、安全という勝負事の逃げ、変革を怖がる臆病、大胆と無謀の違い、こういったことの解釈の違いはFXや投資の世界では失敗することが増えるかもしれません。
今テクニカルを覚えてる段階で、利益や損失がレンジ状態で増えも減りもしていない場合…
①チャートの原理を勉強して、トレーニングしている
②深い理論を知らずにトレンドラインやWトップなどの表面上の手法に終始してるか
で、そのテクニカルや損益レンジのブレイク後はトレーダーレベルに差が出てきます。
FXを直ぐにやめる人や、続けられない人は、集中力や継続性がないのかもしれません。が続けたいことが出てきたら恐らくやめずにトレーニングすると思います。奥深くまで入ってないから成果が現れるまで待てずに入口や途中でやめたくなるのかなと…
正しく前に進んでるなら伸びる前ほど考えることが増えます。時間差で好機が来るんですよ。
どうしたら勝てるのかを探す人が多い中で、
⚫︎なぜ利益を取れたのか
⚫︎なぜ損切りになったのか
この2つを徹底的に理屈で理解、吸収していく理論を持ってるか持っていないかで、全然変わるものです。
どうしたら勝てるようになるのかっていうのは目先の利益思考ですよ？
お金基準で考えてる段階の時は損失をいち早く回収したいので取り返しも難しいでしょう。バケツに穴が開いてるのに必死に掬っても洩れるばかりです。
毎日少しづつでも増えるか、資金の1％でも増えてるか、やらずに０で終わってるか…大半はトレードして微量に減らします。
利益を継続して取れない、狙って勝てない取れない、見極めて利確できない、チャートから得るものがない、答え合わせの理由を発見できない、聞ける人もいない
このように無いものばかりの場合は不利な条件しかありませんし、現在上達していける道にはいないってことになります。だから突然湧いてくるような勝ち方に神頼みしてるかもしれませんが。
冒頭に戻ってもう一度読んで見てください。
思考が間違ってるかFXに合わないものを持ってるだけでかなりロスしてることって多いんですよ。
チャート攻略の勉強に正解は無いという正解を知らない人の信者になってると見えるものも見えなくなります。
FXは学校や資格の勉強と覚える方法が根本的に違うから正解がないと信じ込まされてるだけで。無いのではなく、その辺には無いだけです。
最初の頃に覚えたものは簡単に抜けないので、FXのセンスを問う以前の段階で脱落する人が多いのは、ビギナー時代の憂鬱な区間や分からない世界をネット情報で騙されてるからです。初心者や彷徨う人が好きなのは入門用テクニカル、根拠が薄い飾ったジャンクテクニックです。
負けることを慰める都合が良い言葉で納得してる場合じゃなく、例え独学で大金失っても、やると決めたことに突き進む人しか発展しない世界で、お金のことを忘れるぐらい技術にどっぷり嵌まれたら後で結果は付いてきます。
FXは、年数が増える毎に段々と難しいことを覚えて上手くなっていったり、分かることが増えて攻略していけるというよりも、最初にプロレベルのことを覚えて自分のものにしていくトレーニングの方が仕上がりが良く、早く正解に行けるというちょっと変わった工程や順序になります。
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