★ 勝つためにトレーダーのメンタル強化やコントロールは必要か??
★ 勝つためにトレーダーのメンタル強化やコントロールは必要か??
FXで勝っていくためにはメンタルコントロールが必要不可欠と言われてることが一般的です。
結論からいえば、メンタルが強い・弱いでトレード成績は左右しません。
え?って思いますよね?
普通はメンタルが大事って聞くけど!って…
ネットに書かれてることをよく見てください。
トレードで失敗する原因を一括りにしてメンタルが大事って言っていても、そのメンタルが崩れる原因はこう書かれてます。
⚫︎根拠が乏しいトレードをしている
などと書いていますね。これが原因です。
メンタルとは精神的なって意味で心の健康です。
精神的に強ければ何かできて、弱ければできない?
では強ければトレードはどんどん上達するんでしょうか?
それなら、今までギャンブルもしない仕事一筋で、精神的不安を抱えず心拍が上がるようなことをしてこなった方がFXを始めたら不利で、身体に悪くても好きに生きてギャンブル経験も豊富、海外で言えばマフィアのような方は肝が据わって勝負事に強くFXは皆んな上手い!ってことになりますが、技術は別の話しですよね?
トレードを支えるものが何かが一番重要です。
メンタル強化や鍛えたかったら、辛い仕事や過酷な仕事を選んで数年してきたら良いと思います。
生きてきた環境や耐え抜いた修羅場、少々のことではめげないメンタル、だからってトレードが上手くなるのは別です。
誰でも、完成テクニカルを持って、調子良く勝って利益を取っていたら
⚫︎方法に困らない
⚫︎ちょっと実効レバレッジ上げても勝てる
⚫︎根拠あるトレードしてるから不安にならない
結果、何も精神的に揺さぶられるものがない
…となりますね?
だから、負けてる時や方法を持っていない時の悩みの「メンタルが弱い」と思うのは、
トレーディング戦闘力が低く戦場で戦えない
時に不安からくるものです。
メンタルが弱いと思う、大金を負けて失った喪失感は一時的なものです。一番嘆いている理由は、それを取り返せる実力を持たないことへの悲壮感・絶望感です。
自分より強いものに挑む時、難しい課題に挑む時、攻撃・損失を受ける時、自分の力では解決できない時、など自分に余裕がない時にメンタルを気にします。トレードに余裕がない状態だからです。
女性の勝ちトレーダーは皆んな男性より強靭なメンタル?そんなことないですよね…
中には男性より強い人もいると思いますが、弱い人もいますね。でもトレードしていく中では技術以上にそんなことは関係ないことだからです。
精神的にも疲れてる。。
例えば仕事を覚える時はその業務等を全て知らないから毎日気持ち的に疲れますが、殆どの仕事を覚えると疲れるのは体だけだったりしますね。
人付き合いやノルマをこなすのが大変だといつまでも精神的に疲れて弱まってきますが、トレードでもできないことで損失を出して何とか証拠金を復活させたい時は自分にノルマを課せてるからです。
負けて損失を出して凹むというのは早く戻したいからと、やらなかったらよかったという後悔、自分の責任でも全部自分の実力が悪いと認めたくない感情、そういうことでメンタル的に疲弊した時にメンタルが強ければ…と思うだけです。
損切り多発で証拠金が減ってメンタルがズタズタでも、苛立ちから冷静さを失ってようと、トレードが上手い人は如何に早く取れるところがあるかをいくつかの通貨や商品から読んででも取り返します。それは普段からエントリーはテクニカルで見る癖がついていてエントリーは待つことを当たり前にしてるからです。
チャートの時間の問題で今日は無理だったけど、明日取り返せると思える人は絶望はしませんよね?
絶望感が出るのは失った資金を取り返せる自信やテクニカルがない人ほど大きくなります。
分析をして戦略を決めて、実行に移し、取れる時に取っていく。
✅自分の実力だけでトレードができてる人は技術を持ってるので、核心のトレードができています。失敗してもまた取れる自信もありますね。
FXでメンタルが弱いと思うなら、それは見合わないロットかテクニカルが弱いってことです。
メンタルが弱いから、チキン利確していくとか、含み損をあまり見なくて良いように損切りも機械的に早く切るとか…これは一方から見れば自分が傷つきたくないから攻めれるトレードやテクニカルの上達から反れてるトレードです。
極力リスクを負いたくないから短いトレードでエントリー回数を上げるのは逆にリスクを高めてるのにそれは言わない。ここで矛盾が起きてます。
稼得能力が低いこと自体がリスクなんです。
簡単にいうと、収入に合わせて考えるべきなのに毎月支払いを多くして大丈夫と思ってる家計と同じ状態です。
リアルに仕事を増やすとか収入を増やすのは難しいことですが、ここで言ってるのはトレードです。
一定してどうしても負ける(支払いがある)なら、稼ぎ側(収入)を多くすれば損切り費用が出てくるのに稼ぎも小さい、それでは圧迫しますよね…
じゃぁ何でチャートで取れるチャンスあるのに短く利確していくのかって疑問になって当たり前です。
それはチャートでもっと取れるところだとテクニカルで読めていないのが理由です。そのエントリーレートが数十pips、数百pips伸びると分からない人はスキャルで数pips利確します。
だからリスクリワードや期待値、このような計算でトレードを考えます。RRはトレード結果から見直すものでトレードに使うものではないですよ。
その計算でトレードを当てに行ってるのと、テクニカルで確実に取る技術はイコールではありません。
スキャルの人が入れたポジション……良いレートで入れてるポジションがあるのに勿体無いってスインガーは見れても、数pipsで利確してるのはチャートを見れてないスキャルパーだからです。
コツコツドカンといいますが、これはコツコツと短pipsでも利益を積み上げて、損失を出す時は大きいタイプのことを言いますね。
確信を持ったテクニカルがある人は、コツコツ分析し、時を待ち、仕掛けてドカンと利益にします。
トレードしていく中でメンタルを強くするには、精神鍛錬ではなく、どんなチャートが来ても恐れなくて良いトレーダーになることが大事です。
負けて負けて立ち上がるメンタルの強さがあってもまた負けます。それなら負けないようにする方法しかないですね。だからメンタル強化やコントロールって意味がないことを言ってるんです。
テクニカルで説明できない人は、「私はなぜここで負けたんですか?」と聞かれたら「それはメンタルが弱いから」と答えます。
何の解決にもなりませんね。