★★★ 成長する人が見るもの。辿るプロセス。
なぜFXは簡単に勝てないか…
FXは価格で短期的に利益にする投機で、通貨の変動(ボラティリティ)幅は株などに比べて小さいからレバレッジが高めに設定されています。
レバレッジがあるので、それだけ損失も出やすく、逆に利益も出やすい仕組みです。
故に、株式投資の長期スパンで考えるよりも早く大きく利益に出来る分だけ複雑で難易度が高いものであり、FXができれば他のチャートのものは出来るテクニックが身につく基本でもあります。
計画的なトレード
トレードでいくつかの損切り(損失)を出していたら、取り返す術や自信のある計画が無ければ、失っていく一方です。
トレード計画は、簡単なもので良いんですが、短期・中期・長期の目線の大体のエントリー目安を付けておく方が、次回のトレードで損失を取り返しやすくなりますし、習慣付けるとポイントが明確になってきやすくもっと大きく利益を取れるようにもなってきます。
短期ではスキャルですが、その目線で見る場合でも闇雲なエントリーは避けて、ローソクの状態を待って狙わなければ含み損地獄になりますよ。
長期は大きく狙えるポイントですね。そのタイミングは先のことなので、その間は短期・中期のポジションの目安を付けておきます。
この様に、今日、今チャートを開いて直ぐに乗っかるトレードを避けて、分析、また分析という徹底した習慣で癖を付けると、証拠金を大事に扱い、減らしてしまう余計なトレードを避ける癖も付いてきます。
トレードは細かくしない…
これは以前にも書いてることですが、「トレード回数は極力少なく」、「pipsを大きく」が勝っていけるトレードです。
結果論では利益になれば何でもokですし、含み損になっても回避して終われれば良いんですが、狙うpipsが最初から小さい方は要注意です。
例えば…商品を作って販売する場合、
価格が安いものは沢山販売しないと一定の金額以上の利益になりませんよね。
単純に原価が50%で上代が200円なら、1つ売れて100円です。100万円まで10,000個の販売です。1万人が購入するものなら1万回頭を下げるサービスです。
逆に、上代が20万円のPCやiPhoneだったら、原価50%だったとしても1台で10万円利益なので約10台で100万円の利益です。
1回の販売行為で利益が違う事をする方が圧倒的に楽になります。商品開発は難しいですが、FXは同じことをするだけですので、最初から目指す先、覚えることを広げておく方が可能性が出てきますね。
FXはLot×pipsなので、細かくやって少ないpipsの薄利で損切りに遭う危険率を高めるよりも、同じ機会(チャンス)の時に勝負出来るLotと大きいpipsが狙える方が、残る利益は自然と大きくなってきます。
相場は毎日一定にキレイに取れるチャートを形成してくれませんし、自分がトレード出来るタイミングで見た時に、上手くタイミングが合う相場とは限りませんよね。
そこで無理にエントリーしていくと損切り確率を上げる→自分で負けに行ってるんです。
狙って利益を取ること
エントリーしたら取れるところ、入りやすいところは人それぞれ違いますが、勝つトレードやプラス益になるところは、同じ通貨で同じ時間なら大体同じです。
トレードは勝てば何でもokですが、エントリーしたらたまたまプラスになった、まぐれというのはいつまでも成長しないトレードです。
絶対に利益になるポイントだ、という成功確率を上げるために分析が必要ですし、その絶対回数が経験です。
トレードした全てが経験と言えるなら、野球少年は皆んなプロになれます。
まぐれの回数やエントリー数は、仮に証拠金が増えてもチャートから預かっただけの返す利益になりますよ。
どれだけチャートの先を読めて、思った通りにローソクが動き、計画的に狙い通りに利益に出来たかの、質の高さを拘ってください。
FXで大事な勉強の性格
①直ぐに諦める。集中力が続かない。
②自分で考え、最後まで諦めない。
③分からない事は直ぐ人に聞きにいく。
という、普通に分けれる性格ですが、パッと見では②が良いですよね。
①は何をするにしても覚えにくいと思いますし、③は他力本願で誰でもダメでしょうって言えると思います。
しかし…これって学校の勉強や資格取得する時に必要とされる当たり前のことであって、FXでは少し変わってきます。
学校の勉強は点数があって模範解答が設定されていることに挑む勉強です。如何に暗記出来るか、基本と応用が出来るかを問うものです。
でもFXは…「正解は決まってません」
模範解答がない勉強というのは、正しいかも分からない事をするため、自分の道も定まらず学校の勉強のように範囲もないものへの挑戦になります。
じゃぁ『今やってる事がFXで勝っていくために、どれだけの進捗度なのか』って分からず、少しプラス益やマイナスを強いられるトレードで判断するしかないですが、それもたまたまの運がありハッキリと正しいトレードだという確定要素がありませんね。
今週は利益が増えたといっても、翌週も同じことが出来るか、それを2、3ヶ月で数十%利益が増えたかなど、トレードの精度が良くなると何ヶ月しても同じことが出来る再現性を手に入れてますが、急に調子を崩したり翌月には以前の負け癖に戻っていたら、それはまだ未熟だと判断できます。
そこで、
②自分で考え、最後まで諦めない。
③分からない事は直ぐ人に聞きにいく。
FXの場合は、間の2.5番ぐらいでないと時間を無駄にすることになります。
上達で大切なことは自分で出来たかの意地じゃなく素直さです。
FXを始めた人も、もう数年やってる人も、自分で考えて勉強し、そのインプット材料で色んなものを見て勉強した上で必死にトレードしての結果が「勝てていない」としたら、それ以上続けても大金を失う可能性が上がってる状態です。
手法を覚えることと分析レベルを上げる事は違い、ラインやパターン、インジケータやオシレーター指標、ファンダメンタルを駆使しようとも、チャートが読める分析レベルを上げている事とは別だという事を多くの方は分かっていません。
逆に分析さえ出来ればあとは比較的簡単になり、タイミングの問題をクリアすればトレード技術が向上してきます。
分析理論+手法+テクニックの総合力をトレーニングで鍛える過程で、テクニカル分析の中のテクニックの部分を勉強しているだけでは、手法を知っても分析が分かっていないという意味が分かりますよね?
格闘技では武器の勉強をして武術のトレーニングをしていない状態です。それでは実戦で負けますよね…
自分で強くなるといっても、簡単に通用するわけもなく、見真似では出来ていないのがFXです。
その道で食べてるプロがしてるレベルを、どれだけ甘く見ているか…
差が分かれば足らない部分を詰めていく事は出来ますが、一般的に多くの人は書籍やYouTubeに答えが載ってると思ってますよね。
一部の人しか勝っていけない割合だから、皆んながやってる勉強や思いつくこと自体が既に普通過ぎるんです。少数の思考や技術が無ければならないのに多数派をやってどうやって少数に入る?という当然の思考が先に必要です。
伸びる人の前提の考え方
FXに限らずビジネスでも同じことが言えますが、何かの分野で成功するために、1つの事業でもトレーダーとしての成長であっても、道順や辿るプロセスはそう大きく違うものではありません。
FXはそれぞれの方法で成功してる人がいるといっても、成功してる人がやってること、やってきたことには一定の共通点や共通項がありますので、特別な才能や人に助けられる引き上げ運が無い場合は自力で這い上がるしかありません。
利益は一時的なもので良いなら方法は様々で運の要素もありますが、継続的に収入を上げるには実力やスキルがなければ何年も収益が安定しません。
そのためには着実に必要なスキルを上げることが先決です。
企業の場合は、商品の研究開発費や広告費等のそのプロジェクトに投資する費用が必要です。サービスによる事業にしても人材育成にはコストが掛かりますね。
お店一軒出すにも、立地調査や集客のためのデータ集め、飲食店では料理が美味しい事は前提で修行して腕を磨いてきた人でも、経営や集客のテクニックを知らなければ売上には繋がりません。
やりながら覚えていくしかないことも多いですが、完璧に出来るようになってから始めるって人は成功する前に歳だけ取りますよ。
FXの場合は、こうした方法論は模索しながらなので、余計に時間が掛かりますし、その遠回りの最中に大きく損失を出します。
修行出来る環境があっても一流になるには努力が必要です。FXはその努力できる過程(プロセス)さえ分からない状態で、手探りでトレードして覚えようとしてるんです。道を分かって進む人より何倍も難しいことをしてるからプロのようにいかない…これは当然のことです。
理屈的に成功プロセスから外れていれば当然の損失ですし、それで数年経ってもトレーダーとしての成功確率は上がりません。周りの現実を見た方が早いですね。
人が成長する時は、大人ですから、
①研究開発費
自分や商品・サービスを成長させる自己投資の資金・費用。
②資金
FXでは証拠金(種銭)、事業で使う費用、諸経費等。
③努力
基本の継続力。
最低限準備するものです。
FXしたいという人は、気持ち的には努力する、努力出来ると思って始めますが、「本気でお金が欲しい」という動機の方が多く、少しの期間で結果を求めて上手くいかないからって心が折れてます。
人の数十倍の利益を得ることも、少しお小遣いを増やすこともやってる事は同じトレードです。
自己投資に1万円で書籍を購入して勉強したと言っても、それが億になるなら誰でも会社員を辞めてFXで食べてますね。
考え方が甘いと数年無駄なことをして終わってしまいます。抜け出る運命の人は違う事をしてると気付くべきですが、気付かないのもまた運命(さだめ)なんです。
商品開発して1億円の売上を作るために、どれだけの人が苦労して働いてるか考えてください。会社員で仕事を直接見てきて教えてもらってでも、役員になれなければ何者にもなっていない、なれていないんです。
会社員で成功しなければ、自分でやる方が成功する場合もありますが、それも茨の道で、大半は生活費が精一杯で事業資金がありません。
じゃぁどうするかって事でFXを始めても、上記の通り自分の成長に資金を掛けないし、FXで勝っていく専門的な技術が、それだけ安いものだと思ってる事が大きな間違いです。
FXを始めて2、3年経って何も成長しないで終わる人が大半と思うなら、成功する運がある人は1年目で動きます。闇雲にトレードしても上手くならない、稼ぐ人が本当の情報を公開してるわけがないという常識人であれば。
「将来何者かになりたい」ならどこかで真剣に、最初から路頭に迷うんじゃなく、一気にテクニカルを底上げして実力を付けてから悩む方が人生無駄にしないで済みます。
キャッシュフローの考え方です。
資金・お金がないから出来ないことが多いなら、自分で出来ることから資金を増やしつつ、自分の夢のためのスキルupに投資することで実力を上げ、先にお金を回せるシステムを作り上げます。
FXで勝っていけるテクニカルが身に付けば、他からの収入も投資に回せて増え方が大きく拡大します。
最初に思考が悪い、気が小さい、度胸がない、こういうものはFXに限らず何をしても一定水準から突破出来ない天井でいつまでもウロウロすることになりますよ。
FXの分析法の開発はセンスが必要ですが、トレードを覚えるだけならそれほどセンスはなくても出来ます。
やる気だけでは出来ない事も多いけど、1つの方法を継続してトレーニングすればやがて出来てきます。しかし、成長するためのセンスは努力量じゃなく考え方なので、何でも一人で抱え込む人と社交的な人とでは出会うものの良し悪しも異なりますよね。
例えば、野球少年は沢山います。同じチームで同じ指導者の元で練習していても、将来甲子園行ったりプロになったりと実力に差が出てきます。プロにはなれても1軍の勝って行き方はまた違うものがあり。
その途中過程で引退や卒業し遠ざかる人もいますね。でも皆んな野球選手です。
FXの分析法も同じで、どの過程で得たレベルで言ってる事なのかです。…皆んなトレーダーです。
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