★★ 慧眼 EGEN - 成功者に学ぶもの
チャート攻略に必要な力…
これは色々言われる事だと思いますが、投資家は学歴だとか、IQだとか…
IQがあればAQ、CQ、PQも必要だってなってきますし、学歴だというなら毎年大学卒業者の200万人以上の内の1%の数万人ぐらい一流のトレーダーが出てきてたら有りふれた存在になってしまいますね。
学校の勉強方法をそのままFXに活用したり、その捉え方で攻略しようと思えば出来ないでしょう。寧ろ失敗しますし、実技と筆記ぐらい違うのでその方向性ではあの相場観は養えないと考えられます。
研究熱心や、その研究の組み立て方は共通する部分があるかもしれませんが。
トレードに必要な力、必要な能力は、個人的には
「集中力」「観察力」「洞察力」
にあると考えます。
洞察力には「慧眼(えげん)」や「真偽眼」も含まれます。
皆んな同じ時間・通貨ペアでは、ほぼ平等に同じチャートを見る中で、トレーダーは個々の分析技術で判断していくものですので、「人が見れない」「気付かない」「見逃す」ものに多く気付ける人が攻略の穴を見つけ出しトレードに活かします。ここでもう答えを言ってますね。
勝つ人は皆んなが知ってる・共通する知識や、やり方でやっていないんです。誰もが知ってる基礎力の上に勝つ人が到達する技術が乗っかってるのではなく、そもそも論で違う場合どうしますか?
私はずっとそれを言い続けてますよ…
Blogでも何度も書いてる様に、私達が気付いた事ややってる事、研究してきた分析は、「何処かからの手法」ではなく「チャートから発見したもの」と言ってるのも、こうした目線で培ったものだからです。
大袈裟な事じゃなく、物事の本質を見抜いて効率を考えて勉強したり、クリエイティブな製作の仕事でも先を考える発想や思考、物事を分解して組み立てる、といった事をやってきて、好きだったというだけです。
だから、理解出来なかったチャート分析で、メカニズムを知りたいと研究を始めた動機でもありました。
その過程や結果から言える事をBlogで書いてますが、何かの手法を勉強してトレードに活かしたというのはFXを始めて数ヶ月だけで、その方法では失敗しかしませんでした。もう相当に頭を打って深く悩んだ時期は当たり前に経験していますし、一通り以上の失敗トレードもほぼ全て経験済みです。
特段、本を読んで手法を強化、訓練したという経験は皆無です。それでも色々な情報は見てましたが。したことは、新たに分析法を作り上げるためにゼロベースにして、色々な手法の紐解きと発想自体を変える思考に徹しました。
簡単に言えば、皆んな負けてるなら、皆んなが見てるであろうものは使えないという結果論からの自論です。皆んな正しい勉強が出来てるなら間違えようもなく皆んなFXは簡単と言って勝ててますね。じゃぁナゼ勝てていないか…そもそもが違うのではないか…そこが私の原点です。
一般手法、共通認識、FXの常識、そんな考え自体を否定してチャートの観察力を上げたら面白いように解明したものが今の分析法です。
人とは違う発想と観点、集中力には自信がありましたので。
今度は、自分が立てた仮説が本物かの検証です。これに時間が掛かりました。仮説は確かだと気付くのにそう時間は掛かりませんでしたが、自分のテクニカル分析法でトレードしても上手く使いこなせない時期があり、実用的に持って行くテクニックの構築に時間が掛かったんです。当然ですよね…自分が考え出したんですから検証を兼ねて半信半疑での実験です。
機械の設計が出来て実際に作れても、あれも足らないこれも足らないと気付いて、その度にもう一度初めから作り替えていく…そんな作業や感覚です。
そうやって完成したもの、チャートから原理を知り実用的に組み上げた理論とテクニックです。
このように経緯があり、技術には深さがあるから、他の手法の見ようとしてる部分や弱点もが共通項として分かるんです。
何か研究された方は分かると思いますが、やってることの共通認識や、超えるべき壁の存在は同じと思います。
シンプルにすることの難しさ
FXは、分からない…をそのままにしない事が大切です。チャート上で分からない動きは、テクニカル分析で分かるようになります。
もっとここが分かればトレードしやすくなるという理想部分でも、そんなものはないと思う事でもテクニカル分析で可能なんですよ。
分かろうとしない、諦める、悲観的になる、決め付ける、それで皆んな出来ない事が多いだけです。多くの人は時間がない、面倒、どうせ分かるわけがない、そんな方法はない、と決めつける部分を私達は研究したんですよね。
深くチャートを知れるものじゃない手法…それはテクニックであって、分析法じゃないものでチャートを見てるから出来ない。
先ずそこに気付かないと勉強も出来ませんよね。人は自分で気付く・頭を打つ・思い知らされる、そういうタイミングでなければ思考・行動を改めようとせず。ダラダラと時間だけが過ぎます。
それでトレードで負けるって、当然と思いませんか?
やってる事が分析ではなくテクニックの強化だけなんですから、ちょっと含み損が減ったり、ちょっとプラスになったというぐらいのものです。
分析といえるものは、トレード計画を立てれるもので、予測出来るものでなければならないんです。
予測出来ない目は、チャートのどこまで待つのか、どこまで伸びるのか(取れるのか)、どこでエントリーすべきか・止めるべきかも分からず、結局何も分からないのと同じです。
どこで取れるとも知らないなら、その損切りも明確に損切りして良いかも分かってないって事です。
今のローソクで少しpipsを取るというトレードを一生するしかなくなります。それさえも出来ない状態が負け続けるトレードです。
ではどうしたら良いか。
信じてる固定観念や先入観を変えるところからです。違うスイッチを入れながらチャートを見てるから出来ないのなら、分析やテクニック云々の前にスイッチ自体を取り替えないと。
詰めていく器が間違いなら、器から取り替えないと進みませんよね。先が読めない分析テクニックの器でそれが5年後に可能性が広がらないものと知るなら、今の段階で先が読める器に変えて中身を詰めていく方が5年後にはもっと違う未来があります。
集中力…トレードで失敗するなら、もっと集中出来るようにし、
観察力…違う観点も取り入れて
洞察力…チャートが教えてくれるものを見る力を養う
と言われても、ん〜って感じですよね。。
取り敢えず、FXで上手くトレード出来ないって原因は殆どが分析の問題です。そこに思考の邪魔や、情報の邪魔が入り乱れてテクニカルの質や確度が落ちます。
それだけ相場・チャートは複雑に動いてくるからプロでも間違う時があるんですが、プロでも間違う=複雑、だから余計色んな事を知らないといけないという先入観やFXのイメージを作ってるから知識だけを増やして実践に活かせない…って事がありますね。
シンプルに、チャートのちょっと先が読めればいんです。見るべきはチャート自体とローソクの本当の動きです。毎日縦横無尽に好き勝手に動いてるわけじゃなく、それを見破る洞察力が何よりも最短でトレーダーレベルを上げる目と思考に変えていきます。
分析をシンプルにする。トレードをシンプルにするには、一度全てを知ってから不要なものを削ぎ落としていくプロセスが必要です。成功者や先人が伝えてる方法と同じです。
普通はそれをしたら混乱してさらにまとまりがなく複雑化する一方です。核となる分析理論がないからですね。だから枝葉の技術に終止してしまい技能覚醒や抽出が困難でシンプルから遠ざります。
チャート攻略・分析の本筋・核とは何か、予測出来ればトレードが楽になるのではないか、私はその目的やテーマで研究してきた軸は今もブレていません。FXをしてる中でもそれに特化した研究家で、波動理論や移動平均線・ゴールデンラインという独自性のものを駆使してるだけですね。
それが合っていても間違っていても、誰に何と思われようと、その分析でポジション集に載せてるトレードが出来るのが紛れもない事実という事だけです。
何度も言いますが…FXのイメージ、トレードのイメージ、さらにはテクニカルや手法自体のイメージ、FXを始めた時の印象のままやってませんか?
それは、ネットの情報から受ける他人がイメージしたもの、もっと言えばトレーダーでもない人が言っていたかもしれない文言によるイメージでトレードしてしまってるかもしれません。小説の風景やイメージが個々に違うのと同じです。
その概念を取っ払う思考を持ってくださいと何回もブログで言ってますね。私がBlogで手法関係を中途半端に書かないのはそのためです。
今直ぐに先を読めないからって将来もずっとではないし、今すぐに出来ないことと間違いは違いますよね。今分からないからってチャートは先が読めないものだと決め付ければ10年後も分かる時は来ませんが、方法があると思えばその目でチャートを見続けることが出来て人が気付かない論理に行き着く可能性が出てきます。
論理や思考でトレードが変わると思ってない方は何でもチャート画像を追いかけますが、思考が変われば観点が変わり分析が変わります。
人は考えるから行動が変わるので、善路も悪路も考え方次第、利益も損失もその方法を選択した思考やエントリーの精度や損切りになるポイントで入れる事も全部自分の判断によるものです。
前述のそもそも論…全然違う事をやってたら勝てないのは当たり前ですよ。
皆さんも慧眼で物事を見る、本筋をブレずに突き進んでください。突き進むことと頑固は違いますし、あくまでチャートの自然な流れを素直に理解出来て利益に結び付けられる洞察力が大切ですよ。