レバレッジと安全且つ利益を増やせるロット

 




トレードをしてると、安全で損失も少なく利益も増やせる最適なロットっていくらなんだろうって思う事はないですか?


今回はそんな記事にしたいと思います。これはリスクリワードレシオとは違う普通の考え方です。

リスクリワードは損失と利益の対比で、トレード中は、あと数pips耐えてたら戻ったという場合でも損切りし、利確を伸ばしてと思っても早急に決済したという、実際の状況とリスクリワードの考えが上手く合致しないことも多々あります。


そういう事を考えるよりも、極力損失が少なく、利益が出れば証拠金が増えていくバランスが大事…というのが私の考え方です。




【レバレッジ計算式】

現在レート×取引数量(通貨)/有効証拠金=レバレッジ


現在レートが150円として、数量が0.01Lotは1,000通貨。
証拠金10,000円であればレバレッジ15となりますね。

国内FXの場合はレバレッジ25なので、1Lot(1,000通貨)の証拠金はざっと6,000円です。10万円当たり最高で16ロットまでの取引になります。これはレバレッジ24なので様子を見るpipsがなく必然的にロットを下げる必要がありますね。

レバレッジ20にすると13ロットです。レバレッジ10では6〜7ロット。
取引レバレッジが低いと損切りの金額が少なくて、プラテンしても利益は少なくなります(当然)。


海外の場合は同じ10万円でも、レバレッジ500設定の場合は0.1ロットは3,000円で、取引レバレッジは15です。0.2ロットはレバレッジ30ですね。

単純にこの当たりの、証拠金1万当たり0.01〜0.02、いくら多くても0.03までにし、これ以上は飛びやすくなると考えてください。レバレッジで言うと15〜45です。
国内の場合はレバレッジ10〜15辺りです。



基本的に、損切りが多くなればロットを減らすしか方法がありませんし、勝てばロットも調整できるようになってきますが、取引ロットの最高が決まれば、後はそれを1度で打つのか、枚数を分けるかの考え方に移れます。



スキャルは利確pipsが少なくてもロットを上げれば利益が多いのですが、取引レバレッジを無視したハイレバは失敗が増えたらあっという間に証拠金がなくなっていきますし、それこそテクニックがなければ殆どの場合成功は期待できません。


いくら順行でもローソクは必ず上下し、どんなに良いポジションを取れても一時含み損時間はあるもの(チャートには特有の時間がある)と心得ていれば、自ずと一発勝負はリスクがあると分かると思います。

因みに、私の場合は△20pipsまでで損切りします。10pipsでも失敗トレードと認め、仮に戻ってもポイントが甘かったと反省してます。



利確を伸ばしましょう…伸ばさないといけない…のではなく、最初から長く取れる箇所を分析して、長く取るつもりでエントリーしないといけないんです。エントリー後にコントロールできませんので。
要は、損切り額を減らしたい場合は普段の1/2のロットにし、その分pipsを2倍に増やせば安全なトレードが出来ます。これを証拠金に対して常に考えていけば、大きく損をせずに勝てば増えるバランスが出来上がってきます。
スキャルは取引レバレッジを下げたロットでも、少し抜ければ数万円のロットを入れれる人向けで、それ以外の人が真似しても儲からないということが分かりますね。特に初心者はスキャルで殆どが負けます。

pipsを抜くよりもロットを上げて数pipsにする方がトレードは簡単になりますが、その数pipsを積み上げるスキャルで皆んなやられているのが現状です。
pips抜きかロット上げか、どっちをするにしてもpipsを抜ける技術がなければチャートを見抜けずに叩く事になるので、取れる判断=鍛えるのはpipsになります。



勝たないといけないのはいつも同じ。
その上でどうするかの保険や小技は考えてみてください。




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