ちょいワルトレーダー

 




ちょいワルのトレーダー


トレーダーに限らずの話ですが、お金を稼ぎたいって気持ちが人の数倍強い人は「ワル」です。

この場合の「ワル」は不良や悪ではなく、より利口にならないとダメだって意味ですよ?


業種でも、色々仕事があるのにお金を稼ぎたいから不動産をするとか、夜の世界に行くとか、起業したり副業をしたり、普通に働くだけでもしんどいのにそうすることを選択しますよね…

競争相手やライバルがしのぎを削る世界では、真面目にやってるからだけでは生き残れませんので、ちょっとワルでなければ気持ちで負けます。企業も同じで本当に良い商品じゃなくても在庫処分で売ってますね。大きな会社ほど名前や多数派心理を利用してそういうことはあるもので、ある意味ワルです。


そういう意味で、要領が良い強いワルでなければ成立しない、FXもそういう世界です。



何事も真面目に真剣に取り組むのは当たり前ですが、それは技術的な部分です。実際のリアルチャートは騙しにくる動きが殆どで、トレーダーはレンジなのかトレンドなのか見極めて、トレンド中でもどこで乗るかを見極めて利益を上げることが求められるテクニックです。



バカ正直にトレードするのとは言ってる意味が違うのが「ワルのトレーダー」で、騙しにくる動きも知ってその上を行くべきだと私は言っています。


FX自体…稼ぎたいからするんですよね?

汗水流した労働の代わりの対価ではなく、その数十倍は頭を使って捻り出す精神と技術の利益がトレード技術の対価です。楽に稼げるものだと誰も言ってないですね。



それを甘く見て、楽に手に入るものだと思ってる人が所持金吸い取られて終わりってことをしてるだけなんです。

「本気でお金が欲しい」のと「本気で一生の技術を覚えたい」のはやってることも技術も全然レベルが違います。


1万円を10万円にできれば、1,000万円になれば1億になると考えるのが人ですが、どれだけ時間が掛かったかってところで、減らしてる時期が長ければそこに大金を失う技術が隠れていますので1億にならないんです。

10万円の方法と1億の方法はテクニカルが違うんですよ。富裕層が方法に拘って習いたい理由がお分かりになると思います。



普通の人、極一般的な発想では、10万円先に損するなら後に100万円になることでも目先の1万円を取ります。

成功する人は、100万円になぜなるのか理由を知るために10万円は費用として出します。

利益100倍や1000倍で取る人は、目先のお金の損得じゃなく、将来のために今自分が持ってないものが一番悔しいと思うからです。


ただ真面目と言われるのと、その道を極めるための真面目な取り組みとは種類が違うということです。

簡単に目先の1万円を取って喜んでると何も得ていないので、どこかで美味しいものを食べたら終わりで真面目な人が今日の食事代儲けただけなんです。


FXトレーダーは、いくら綺麗にも、汚くてもチャートで利益を取れた者勝ちです。

1回の分析で、10pipsか100pipsか、それもその相場と相談ですしその個人の能力の差でも利益pipsが変わりますね。

同じ1年の勉強でも、その10pipsのために費やすのか、100pips200 pipsを取るトレーダーになりたいかでも同じ時間や労力を掛けるのは違ってきます。

200 pips取れる技術を覚えた人は遊んで10pipsぐらい取りますね。


じゃぁ何でわざわざ短pips狙いのスキャル専門を勉強するんでしょう?

何をしていても好きずきですが、それが良いと思い込んでるからです。私も最初はそうでした。


FXは、毎日短く上下に好きな時にエントリーしたら利益になるのがスキャルだと思ってるんでしょうか?これは超初心者のFXイメージです。

教えてる側も本当に長年分析してきてチャートの動きが読めるなら、1回のトレードでもっと取れる様になってて当たり前なのに数年しててもそれはない。

矛盾に思わない方が不思議なのに、信じ切ってしまっている人はスキャルの技術が一番なんだと、もう覆せない事実になってしまってるんです。

トレードは好みですよ…ここで言ってるのは大は小を兼ねるということで、同じ覚えるなら1つでどんなトレードでも出来ることを覚える方が圧倒的に楽だということです。

真面目に取り組むのは皆んな同じですが、効率を考えないところに利口さが足りなければ生涯利益が変わってくるので、同じFXと言っても質が全然異なるってことをどれだけ知るかです。


バカ正直にスキャルして、損切り回数とかリスクリワード計算でちょっとプラスでトレードしていくよりも、ちょっとサボりながらちょっと分析してスキャルの数倍の利益を数回取ってサッと1ヶ月終わる方が利益は多いです。

欲しいのは利益のはずです。どっちがトレードが上手いって後者ですね。じゃぁ前者の人は目的も果たせず無駄が多いってことになりますね。

いくら計算が得意でも、取れる方法を知るちょいワルトレーダーがスキャルやスイングまでやって一番勝ってるんです。本当にトレードが上手い人というのは分析の基本の専攻ジャンルは持ってるけど、トレードスタイルの利確の長さはチャートに合わせて決めるからスキャルとかデイトレなど決めてないんですよ。ここはこの方向に何pips行って止まり、数十pips取るならここに来てからって読んでエントリーしています。

当てずっぽうのハラハラドキドキの短くしか取れないスキャルとはしてることが全然違います。


どんなに勉強してもチャート分析が分からない人から見れば、方法論を知ってるから皆んなが失敗してるところは触らず、皆んなが見逃してるところで先にエントリーしてるだけでもズルいですね。

野球選手は打順が回ってきたらどんな変化球や速い球でも有無を言わさず打たなければ成績になりますが、トレーダーは打たない選択肢もあって自分の調子が良い時だけする自由がありますね、成績は3割どころか6割あっても普通です。



でも、FXを始めて2〜3年後にどうなってるか、自分で選んでやってきた結果が今なんです。2〜3年FXやってるのに、チャート分析で自分が取るpips幅の未来予測がいつまでも出来ないって…いつまでその方法にしがみ付いてるのか疑問です。

たった20〜30pips取るために回数を叩いて損切りもし、チャートに意味のないラインを引いて平均足やMACD、複雑なチャート画面でスキャルをして、取れるものが僅かで勝った負けたの一喜一憂したくてFXを始めたのか…

これからの人は本当によく考えた方が良いと思いますよ。そんな時に勝つトレーダーは買い物をしてる間にもポジション画面の含み益は勝手に増えていってます。








人気の投稿