★ 先を読むテクニカルの前段階
先を読むテクニカルの前段階
チャートは、次にこうなるって…
これは誰でも読めるようになります。
5分足や15分足でここから下がる・上がる…っていう見て分かる先が読めるではありませんよ?
もっと数日間、数時間で戻る動き、ここまで戻して進む、トレンドはここから数円レベルで出てくるといった読める技術です。テクニカル分析とはそういうことをいいます。
チャートは上がるか下がるか、ローソクが次にどれだけ上がるか分からないから、エントリーしたら瞬間的〜数分で利確してしまう方も多いと思いますが、それはテクニカルで既に間違ってる読み方をしてるか、テクニカル自体が読めるものじゃないかです。
チャート分析が出来るかどうかの前に、多くの人は「勝てる方法」を探そうとしてますね。
どうやれば勝っていけるようになるか、どうすれば負けないポイントでエントリー出来て利確出来るかそればっかり考えてますよね?
勝つための方法の前に、その取れるという方法が分かっても「チャートの先端」で判断出来るスキルがありません。
同時に、「なぜ負ける」の理屈も知らないんです。だから毎日スキャルでちょこちょこやって同じような負けを繰り返します。
先が分かれば勝てるようになると思うその前に、負ける理屈を本当に分かることと、トレードしない制御がきちんと出来るかどうかです。
潮の流れがあって魚が集まってくるのはこのタイミングだってことを言われたら、何も聞かず「今日?どの辺りだろう」「取り敢えず行ってみて網入れてみよう」って漁れるわけないですよね?
そんなトレードをしてるからスカして逆に取られるんです。本当に思考の問題が最初の課題です。
どんなに方法を知っても、毎日やってたら取れるでしょうってトレードをしてしまう性格を、抑えれないと全て台無しです。
チャートを読むってことは、今日はどうやっても無理だというのも読めることです。今日も明日もこれではやらない方が良いとチャートが語ってるんです。
それでも動いてるからって下位足でスキャルピング…やっぱりどっちにやっても負ける…って決まってることなんです。
「先が読めるようになる」前に、先ず土台からですよね?
あと、チャートは買いがどんどん入るからトレンドで上がり、ここら辺で決済する人が多いから止まってくる。この辺りで損切りが溜まってる…
という読み方は正しくはないですよ。
私のコンサルティングを受けてる人は、チャートに予め表示してある、先に引かれている線までローソクが来て、そこからショートになっているって、ローソクが合わせてくることを目の当たりにしてますので、そんな売り買いの攻防劇でチャートを見る概念は吹っ飛んでます。
指標も、全部前から予定されてる動きに合わせて入ってたなんて…という言葉が出てくるほどです。
その日の、その時、その瞬間の気まぐれな売り買いの攻防劇で全てのレート(ローソク)が決まってたら、先なんか読めませんし、どうやってもスイングトレードは偶然の産物になりますね。
銀行のトレーダーが、いくらファンダメンタルで長期の目線を考えていても、タイミングや仕掛けるポイントはテクニカルです。数千億の発注でタイミングを間違えればいくらの損失になるか…
答えは、「読む方法はある」ということ。そしてチャートは気紛れで動いてるわけではなく目的を持って区間移動しています。
前段階でこの考え方でチャートを見ない限り、一段階目で読んで行く「展開分析」のテクニカルから脱落します。現在のチャートの構成自体が別の思考の読み方で信じてるので、そこには上の分析が入らないんです。
明らかに上がっているトレンドで、これに乗りたいと思っていても、入れる時には利確期でいつも微益か、折り返しに遭うトレードを強いられてるという方も少なくないはず。
利益は…ローソクが大きく動く前に分からないとトレンドに乗りにくいんです。だからスキャルになってしまうんですよ。
トレンドができてきたらトレンドライン…綺麗に引けるというのは最低2点は結ぶものがありますね。そこでは半信半疑で様子を見てるうちに少し戻るから乗れない…そう思っていたら見ていない間に進んでる。トレンドラインはさらに伸びて、今度はそのラインからブレイクする、トレンドが終わりと思ってエントリーしてもまたトレンド回帰。
これは最初の2点でトレンドラインを引きやすくなった時にはもう結構進んでるんです。引けるってことは遅いってことです。
利益を取っていくトレードをする・出来るようになるには、「トレンド初期でフォロー出来るテクニカル」と「絶対に負けてしまうところや理屈」を同時にレベルアップしていかないと、完成テクニカルに近付きません。
こんな水平線は間違い
こういう、水平線を引けば良いって動画を見てませんか?
上位足の高値・安値に水平線を引くだけです。
億トレという方のYouTubeを見てこういうラインを引いて説明してましたが、これの何を見て判断出来るテクニカルなんでしょう。。。
1番下の安値をブレイクすれば、その安値ラインは更新します。ではどうなればロングするんでしょう?
ある程度上がればロングエントリーというなら、そこから落ちればどう説明するのか。そこには何も抵抗がなければ説明が付かないですね。
①でショートになってたからそろそろロングで②?
では③と④はどっちでしょう?
それを見るのに下位足の5分足でもラインを引くと語っており、もうテクニカルではないので見るのを止めてしまいましたが…
進む先を見れていないテクニカルで水平線を引いてる…当てずっぽうトレードだと直ぐに分かります。ベースのテクニカルがない上での飾りの水平線でした。
高値ラインを超えないとトレンドにならないと言ってるので、最安値から既に上がってる②の数円レベルのpipsを捨てる分析と言ってるようなものです。
ではご本人はどこでどうやってトレードしてるのか不思議に思う考えです…
こういう水平線は意味をなさない高安値ラインの目印です。大雑把過ぎてテクニカルではありませんのでエントリー根拠は何もないでしょう。。
市場にはプラスになる情報自体が少ないので、如何に栄養にならない情報を入れないかも大切ですよ。しかし初心者はこのような騙し手法が好きなんですよね。